「たま」という船に乗っていた さよなら人類編

「たま」という船に乗っていた さよなら人類編

元「たま」のパーカッション担当、石川浩司の自伝『「たま」という船に乗っていた』のコミカライズ。1981年から1989年の日本が舞台。1989年の「三宅裕司のいかすバンド天国(イカ天)」出演をきっかけに大ブレイクし、ファーストシングルがオリコン初登場1位、売り上げ60万枚を記録した伝説のバンド「たま」の歴史を描く実録漫画。第1巻「さよなら人類編」では、19歳の浪人生、石川浩司の上京から「イカ天」での「らんちう」完奏までが描かれる。バンドの下積み時代の話だが、どんな失敗も明るく描かれているのが特徴。また、藤子不二雄Aを思わせる絵柄をベースに、赤塚不二夫、つげ義春、楳図かずおなどへのオマージュにあふれている。石川浩司の自伝のコミカライズを熱望した原田高夕己が、石川に直接連絡。許可を得て自身のTwitterで公開したところ、双葉社の編集者の目に留まり連載が決定。双葉社「webアクション」にて、2021年1月8日から2022年8月5日まで配信(「さよなら人類編」収録分)。宝島社「このマンガがすごい! 2023」オトコ編第23位にランクイン。

正式名称
「たま」という船に乗っていた さよなら人類編
ふりがな
たまというふねにのっていた さよならじんるいへん
原作者
石川 浩司
漫画
ジャンル
バンド
 
自伝・伝記
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

石川 浩司 (いしかわ こうじ)

元「たま」のパーカッション担当の男性。若い頃は長髪だったが、1987年以降は丸坊主にランニングシャツ、半ズボンというスタイルがトレードマークとなり「たまのランニング」と呼ばれるようになる。少年時代は詩や漫画に勤(いそ)しみ、その後は自分の詩に曲をつけて人前で歌うようになる。19歳のときに、受験のための浪人生活という名目で単身上京。家賃2万円の4畳半のアパートの部屋で暮らす。ただで歌えるライブハウスを探すうちに、後に「たま」のメンバーとなる知久寿焼をはじめ、個性的なハミダシ者たちと出会う。20歳で和光大学に入学するがすぐに中退。1984年11月11日、知久寿明、柳原幼一郎とともに「たま」を結成。1986年11月、「たま」にベーシスト滝本晃司が加入。1989年11月11日、テレビ番組「三宅裕司のいかすバンド天国(イカ天)」への出演をきっかけに人気が爆発する。

クレジット

原作

石川 浩司

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