いおの様ファナティクス

いおの様ファナティクス

異国の女王様のいおの・ミト・アルシュラインが自らのハーレムに日本女性を入れようと、「側女オーディション」を開催する。百合世界の黄門様と呼ばれるいおのが織り成すラブ・コメディ。

正式名称
いおの様ファナティクス
ふりがな
いおのさまふぁなてぃくす
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
ラブコメ
 
百合
レーベル
Dengeki comics EX(アスキー・メディアワークス)
巻数
全2巻完結
関連商品
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概要・あらすじ

日本に黒髪美人の側女を探しにやってきたいおの・ミト・アルシュラインは、片っ端から黒髪美人に声を掛けるが、つれなくあしらわれてしまう。ため息をつきながら喫茶店で紅茶を飲んでいたところ、相席した鉢辺絵兎にひと目惚れし、彼女を自分のハーレムに入れようと画策する。

登場人物・キャラクター

いおの・ミト・アルシュライン (いおのみとあるしゅらいん)

とある国の女王様で、自由奔放を絵に書いたような女性。自国にハーレムを持っているが、恨まれたり憎まれたりすることはない得な性格。国の正装である「葵の御紋」以外にも色々な服を持っているが、今は黒髪美人の側女を探しているためか、和服でいることが多い。立ち位置は「水戸黄門」における「黄門様」。

鉢辺 絵兎 (はちべ えと)

日本で最初にいおの・ミト・アルシュラインの側女となる女性。真面目なのにうっかり屋。いおのに接近したことがそもそものうっかりであるが、本人は「うっかりでも後悔しなければいい」と自分を肯定することで、いおのの側女になることを決めた。立ち位置は「水戸黄門」における「うっかり八兵衛」で、彼女の通称も「うっかりはちべー」。

キャス・ルーセンス (きゃするーせんす)

いおの・ミト・アルシュラインの側仕王務管理官で、彼女のスケジュールを厳しく管理している女性。いおのの歯止め役的な立ち位置ではあるが、いおのにベタ惚れしてもいるため、結局は突破されやすいガラスの堤防でしかない。幼少時よりいおのと成長を共にしてきた、いわば幼馴染でもある。立ち位置は「水戸黄門」における「格さん」。

アイダ・ブルーメール (あいだぶるーめーる)

いおの・ミト・アルシュラインの側仕美容管理官で、メイクから着付けまでいおのの美しさを幅広くサポートしている女性。キャス・ルーセンスと同じくいおののお目付け役でありながら、どちらかというと火付け役になってしまうことが多い。裏で暗躍することと、温泉が大好き。立ち位置は「水戸黄門」における「助さん」。

フレシェ・ヴァンセット (ふれしぇゔぁんせっと)

運転手兼SPの女性。アルジェント・エフェメールの母だが、血のつながりはない。アルジェントにSPの技と共に日本語を教えた。田毎新の想いを知っており、本人もまんざらではない様子。立ち位置は「水戸黄門」における「風車の弥七」だが、登場の仕方は普通。ちなみに名前は偽名。

アルジェント・エフェメール (あるじぇんとえふぇめーる)

フレシェ・ヴァンセットを母に持つが、血のつながりはない。母親譲りの技術でSPとして活躍する。いおの・ミト・アルシュラインを狙う者には容赦なく、小さい体を活かした素早い動きで完璧にいおのを警護するのが信条。とはいえまだまだ子供で、就寝は9時。彼女もフレシェと同じく偽名を使っている。立ち位置は「水戸黄門」における「かげろうお銀」。

妹尾 友 (せのお とも)

「側女オーディション」最終選考者の1人。しかし女装趣味の男性であったことがオーディション中に発覚してしまう。見た目は可愛い女性で、妹尾友本人もそれを自負している。しかし、いおの・ミト・アルシュラインの「宦官になるなら考える」という言葉に恐れをなして逃げ帰った。

尾上 涙子 (おうえ るいこ)

いおの・ミト・アルシュラインに最初に声をかけられた不憫なOL。会社の命令で側女オーディションにも半ば強引に参加させられた。

楠瀬 文 (くすのせ ふみ)

藤枝雅の他作品『AliceQuartet』の登場人物で、『いおの様ファナティクス』にもゲスト出演している女性。ファッションブランド「清(さや)」のデザイナーで、和を取り入れたデザインを得意とし、天啓を受けて縫製をする。「側女オーディション」の最終選考に登場し、いおの・ミト・アルシュラインにも受け入れられたものの、友達が自分のことを探していると言って、去ってしまう。

獅々尾 テル (ししお てる)

占い師の女性。「側女オーディション」の最終選考まで残り、いおの・ミト・アルシュラインのことを「王の星」と呼んで「人を引きつけやすい引力の強い星」と絶賛した。だが、自分は偶然引っ張られただけだと言い残し、側女オーデションから去っていった。

田毎 新 (たごと あらた)

蕎麦屋の娘。フレシェ・ヴァンセットに好意を持ち、彼女に好かれるためにいおの・ミト・アルシュラインの側女になる。いおのの側女には側女同士の恋愛関係も珍しくないため、いおのも特に気にしてはいない。名前は役どころと同じく「風車の弥七」の奥さんの名前からとられている。

クラウソラス

強力無双の元殺し屋の女性。日本での偽名は「鴉羽夜耶」だが、本名は「コルネイユ・ノクターン」。「側女オーディション」に参加していたが、途中で殺し屋であることが発覚し、フレシェ・ヴァンセット、アルジェント・エフェメールと戦闘になる。2人と互角の戦いをするも結果的に撃退され、側女オーデションからは外れる。

シノン・ベルクール (しのんべるくーる)

「葵の御紋」を作った人物で、「葵の御紋」の開発室長官を務める女性。日本へは、「葵の御紋」の調整のためやってきた。アイダ・ブルーメールの恋人で、彼女にべったりくっつくのが大好き。

ヴィゼン・ベルクール (ゔぃぜんべるくーる)

いおの・ミト・アルシュラインの護衛はもとより、すべての世話をたった1人でこなす、「パーフェクト側女」と呼ばれる側女長。彼女がいれば、SPが必要ないと言われるほど。老いを見せないのも側女の勤めだと考えており、50近い歳ながら外見は非常に若い。

レレィ・フェザーワルツ (れれぃふぇざーわるつ)

「側女オーディション」の予選突破者であり、ヤマ・ノヴェラ・ヴァランティアノズの側近。女性。影が薄いのが難点だが、ヤマを案じる心は人一倍強い。ヤマがいおの・ミト・アルシュラインのに対して「側女に選んでもらうためには、どんな手段も選ばない」と言った時も付き従った良き従者。

ヤマ・ノヴェラ・ヴァランティアノズ (やまのゔぇらゔぁらんてぃあのず)

謎の王国の姫君。いおの・ミト・アルシュラインを訪ねて日本まではるばるやってきた。微妙にツンデレ気味な少女で、いおのが昔約束してくれた「成人したら迎えに来る」という言葉を信じて一途に待っていた。ところが一向に迎えに来てくれないため、しびれを切らして鉢辺絵兎を誘拐し、いおのを脅迫することに。

集団・組織

側女 (そばめ)

いおの・ミト・アルシュラインの国のいおののためのハーレム。だが側女同士の恋愛は特に禁じておらず、何組もカップルができている。日本にいるいおのに強制的にも本国に帰ってきて欲しい強硬派「鬼百合」と、じっと耐え待つことこそ側女の姿とする「姫百合」の2つの派閥ができている。

その他キーワード

葵の御紋 (あおいのごもん)

いおの・ミト・アルシュラインが纏う女王の正装。側女にプロポーズする時に使ったりするが、それ以上に葵の御紋には外敵からの攻撃を防御するという特殊な仕掛けもある。外交の時にもこの正装で丁寧口調でいるため、その間はいおののカリスマ性が2倍ほどに上がっている。

側女オーディション (そばめおーでぃしょん)

いおの・ミト・アルシュラインが開いた日本で側女を探すためのオーディション。多くの応募があったものの、一次選考から最終選考まで鉢辺絵兎が1人で面接官を務めた。最終選考はオーディション最終メンバーに得意技を披露してもらい、いおのが気に入った人物を側女とした。

書誌情報

いおの様ファナティクス 全2巻 〈Dengeki comics EX〉 完結

第1巻

(2005年8月10日発行、 978-4840231671)

第2巻

(2007年9月10日発行、 978-4840239905)

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