概要・あらすじ
憧れの新東京プロレスに入門した藤野弾丸と坂巻陣は、エース兼社長である鷹山に憧れており、いつか自分の手で倒すのが夢だった。喧嘩自慢で礼儀に欠ける2人は、先輩にドシロートと罵られて突っかかるものの、軽くのされてしまう。軽く考えていた「受け身」も、いざやってみるとマットの硬さに背中の皮が破れる厳しさ。入門早々プロの洗礼を受ける2人だったが、プロレス愛と根性で練習に励むのだった。
登場人物・キャラクター
藤野 弾丸 (ふじの だんがん)
『いっきに場外乱闘』の主人公の一人。新東京プロレスの社長である鷹山に憧れ、同団体に入門した新人プロレスラー。幼少時からのケンカ自慢で、腕っぷしには自信がある。先輩にも突っかかっていく破天荒な性格だが、練習にはまじめに取り組む。先輩レスラーやプロレス記者に素質を認められるも、試合運びが下手で、デビュー以来連敗を喫する。
坂巻 陣 (さかまき じん)
『いっきに場外乱闘』の主人公の一人。藤野弾丸と同じく、新東京プロレスに入門した新人プロレスラー。弾丸とは高校時代の同級生で、無敵の喧嘩コンビだった。弾丸とともに地獄の特訓に耐え、プロレスラーとして成長していく。
真田 浩 (さなだ ひろし)
新東京プロレスの若きエース。元高校アマチュアレスリングのチャンピオン。海外修行から帰ってきたときに、空港で弾丸、陣ともめ、以来2人を目の敵にする。「七色のスープレックス」と呼ばれるさまざまな投げ技が得意。
小山 大介 (こやま だいすけ)
新東京プロレスの寮長。ケンカ自慢の弾丸を一蹴し、プロの洗礼を浴びせる。厳しいが面倒見の良い先輩。
叶 昭伸 (かのう あきのぶ)
新東京プロレスに所属するプロレスラー兼コーチ。関節技の鬼と呼ばれる。藤野弾丸、坂巻陣、権俵夢之助に乞われ、3人の弟子入りを許す。
伊集院 はるか (いじゅういん はるか)
プロレスラーのリングシューズを作る「デラックス・シューズ」社長。リングシューズを作り続けて60年の職人。藤野弾丸の足を見て、その素質を見抜く。
遠野 美湖 (とおの みこ)
プロレス雑誌「爆闘プロレス」の新人女性記者。藤野弾丸のデビュー戦での闘いに惹かれ、弾丸の試合を追い続ける。
権俵 夢之助 (ごんだわら ゆめのすけ)
新東京プロレス所属のプロレスラー。藤野弾丸らの先輩。体重140kgの巨漢だが、少々鈍く、根性もない。トレーニング合宿についていけず、夜逃げしようとするが、弾丸に止められる。
クレジット
- 原作