概要・あらすじ
プロレス狂で大の前田日明ファンである鬼藪宙道は、プロレスの試合をナマで観ることだけを目的に上京し闘狂大学に入学。プロレス研究会に入ったが、そこに集まっていたのは鬼藪宙道顔負けのプロレスオタクたちだった。そんな仲間たちと共にプロレスに熱い思いをぶつける、鬼藪宙道の学園生活が始まる。
登場人物・キャラクター
鬼藪 宙道 (きやぶ ちゅうどう)
佐賀県出身の18才。闘狂大学教育学部1年生。闘狂大学プロレス研究会所属。熱烈なプロレスオタク。東京近辺の大会場で生のプロレスを観戦したいがためだけに東京の大学に入学した。プロレスラーの前田日明選手の大ファン。
奥飛 堀三 (おくとばす ほるぞう)
闘狂大学理工学部8年生、26才。鬼藪宙道と同じく闘狂大学プロレス研究会所属。プロレスラーのアントニオ猪木選手の大ファン。常にアントニオ猪木選手のマスクをかぶっており、その素顔は誰も見たことがない。両親は力道山のファン。
十六紋 菊 (じゅうろくもん きく)
闘狂大学法学部4年生、22才。鬼藪宙道が所属する闘狂大学プロレス研究会部長。プロレスラーのジャイアント馬場選手の大ファン。鼻の下の髭といつもくわえている葉巻がトレードマーク。
西等里 熱人 (にしらり あつと)
闘狂大学教育学部2年生、20才。鬼藪宙道と同じく闘狂大学プロレス研究会所属。プロレスラーのスタン・ハンセン選手の大ファン。新日全日対抗戦が行われた東京ドームに徹夜で並んだ時に、リングアナウンサー田中秀和から直接手渡された缶コーヒーを大切にしている。
獏葉 出素待 (ばくは ですまち)
闘狂大学教育学部2年生、19才。鬼藪宙道と同じく闘狂大学プロレス研究会所属。プロレスラーの大仁田厚選手の大ファン。大仁田厚が試合で傷が増えるたびに、自分の体の同じところに自分で傷をつけている。
浪倫 側人 (ろうりん そばと)
闘狂大学経済学部2年生、19才。鬼藪宙道と同じく闘狂大学プロレス研究会所属。プロレスラーの高田延彦選手の大ファン。ずんぐりむっくりな体型がトレードマーク。
犬土 茶々 (けんど ちゃちゃ)
闘狂大学農学部2年生、19才。鬼藪宙道と同じく闘狂大学プロレス研究会所属。プロレスラーのマサみちのく選手の大ファン。つるつるの頭に「○み」と書いている。
脇形 恵 (わきがた めぐみ)
闘狂大学理工学部3年生、22才。鬼藪宙道と同じく闘狂大学プロレス研究会所属。プロレスラーの藤原喜明選手の大ファン。デパートで開催される藤原喜明のサイン会に出かけた時、途中玩具売場でプロレスのファミコンゲームに夢中になり、握手会に間に合わなかった。
大河 修斗 (たいが しゅうと)
闘狂大学理工学部2年生、22才。鬼藪宙道と同じく闘狂大学プロレス研究会所属。プロレスラーの佐山サトル(スーパー・タイガ―)選手の大ファン。常にタイガーマスクの覆面をかぶせた上半身だけのマネキンを持ち歩く。闘狂大学プロレス研究会で唯一彼女がいる。
目金 巣巴 (めがね すぱ)
闘狂大学経済学部4年生、22才。鬼藪宙道と同じく闘狂大学プロレス研究会所属。プロレス団体SWSの田中八郎社長のファン。常にスーツを着用し、何かあるたびに金銭で解決しようとする。
破輪 募治 (ぱわ ぼむ)
闘狂大学理工学部2年生、22才。鬼藪宙道と同じく闘狂大学プロレス研究会所属。プロレスラーの天龍源一郎選手の大ファン。
江捨 絵夫 (えすて えふ)
闘狂大学法学部2年生、20才。鬼藪宙道が所属する闘狂大学プロレス研究会の幽霊部員。プロレスラーの蝶野正洋選手の大ファン。蝶野正洋が新日本プロレスG1クライマックスで優勝した記念に、両国国技館の座布団をずっと頭にかぶっている。
宇院具符露 模牛四 (ういんぐぷろ もうしよん)
闘狂大学農学部2年生、21才。鬼藪宙道が所属する闘狂大学プロレス研究会の部員だったが、3ヶ月後に退部。退部の理由は両親の離婚。その際、父親に姓名判断で姓を宇院具から宇院具符露に変えられた。プロレスラーのミスター・ポーゴ選手の大ファン。
集団・組織
闘狂大学プロレス研究会
『最狂超(スーパー)プロレスファン烈伝』に登場するグループ。鬼藪宙道ら、東京にある闘狂大学に通う学生たちが所属している。部員は皆、超プロレスオタク。女子部員はいない。