概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
串田 枝理子 (くしだえりこ)
新任の美人英語教師だが、夏の海岸で出会った生徒である上野晋平と親密になり、関係を持ってしまう。当初は遊びの関係と割り切って上野晋平からの度重なるアプローチを躱ししていたが次第に彼に惹かれていく。自分と出会ったことで生徒である上野晋平に明らかに悪影響を及ぼしていることに教師として罪悪感を抱きつつも彼から離れられない自分に苦悩していく。 大学時代は遊び人でディスコやパチンコに興じていた上、教授である中村敦との不倫に心酔していた。
上野 晋平 (うえの しんぺい)
高校一年生で、海岸のアイス売りのアルバイト中に串田枝理子と出会い、身体を重ねたことをきっかけとして、彼女に想いを寄せ、積極的にアプローチを重ねていく。串田枝理子は当初はそっけない態度をとっていたものの、上野晋平の向けてくるがむしゃらな感情に徐々にほだされていく。優柔不断な性格で何度も串田枝理子に一途な感情を訴えるも、寄ってくる女性がいると成り行きで交際してしまったりする。 またかなり迂闊な人物で、教師である串田枝理子との関係が周囲に明らかになってしまいそうな場面が多い。
真名古 敬一 (まなこ けいいち)
串田枝理子の大学時代の同期で、産休で抜けた教師の補助員としてやって来る。歯に衣着せぬストレートな物言いが特徴だが、そのため教員採用試験で不採用になってしまったり、上野晋平と衝突することもあった。串田枝理子に大学時代から想いを寄せているが、上野晋平が彼女と交際していることを知り二人を引き離そうとする。 上野晋平にとっては恋のライバルのような存在だった。
清水 文太郎 (しみず ぶんたろう)
口ひげを生やしているのが特徴な大人びたプレイボーイで、上野晋平とよくつるんでいる。最初は串田枝理子と上野晋平の関係を知らずに茶化していたが、二人が真剣であることを知ると仲を黙認して助力するようになる。のちに隣野美代子と交際をすることになるがその時点で五股をしており、隣野美代子との誠実な交際を続ける為に、器用にはいかなかったものの、他の女性達との関係を断つ。
隣野 美代子 (となりの みよこ)
上野晋平と同じ都立高校に通う女子高生。誰かと付き合いたくてバレンタインデーチョコを上野晋平に渡したことをきっかけに交際を開始するが、串田枝理子に夢中で優柔不断な上野晋平に距離感を感じており、清水文太郎に諭されたのもあって清水文太郎と交際を開始する。
本土寺マコト (ほんどじまこと)
薄いひげを生やした小柄な高校生で上野晋平や清水文太郎とつるんでいる。他の二人と比べて真面目な性格で常に敬語で話し、学力も高い。予備校で出会った彼女がいる。
串田 康幸 (くしだ やすゆき)
串田枝理子の弟。上野晋平と誕生日が同じで体格もほとんど同じである為、誕生日プレゼントの手編みのセーターを巡って上野晋平と串田枝理子の間にトラブルが起きた。物語の途中で上野晋平達の通う高校に入学し、後輩として上野晋平たちと親しくなる。
平石 哲哉 (ひらいし てつや)
上野晋平達の通う高校から慶応大学の英文科に進学した卒業生。元テニス部のキャプテンで生徒会長も務め、文武両道に秀でている。その為見た目快男児であることもあって高校では非常に女子生徒からの人気があった。串田枝理子に惚れ、留学するための補修を口実に彼女に近づくが今一歩のところで上野晋平との間に入れず、有名自動車会社社長の子息としての順風満帆な人生で初めての挫折を味わう。
中村 敦 (なかむら あつし)
串田枝理子の通っていた大学の教授で現在は北海道の大学にいる。串田枝理子の大学時代では彼女とその彼氏の間に割り込み、自身も妻がいたにもかかわらず不倫に興ずる。北海道に転勤になった際に串田枝理子を誘うが、彼女は両親の大反対や中村敦の妻子のことも考え、中村敦のもとを去る。 串田枝理子を大人の恋愛の魅力で心酔させ、彼女の心の中に長い間存在感を残し続けていた。
今泉 今日子 (いまいずみ きょうこ)
上野晋平たち一行がスキー旅行に行った際に出会った女子高生。上野晋平と意気投合し、積極的に彼に接近していく。快活で、ともすれば落ち着きのない性格をしている。上野晋平の優柔不断な煮え切らない態度にも関わらず、彼に一途に尽くそうとするが、結果的に何度も傷つくことになる。
書誌情報
いとしのエリー 1巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 421〉
第1巻
(1984-07-01発行、978-4088614212)
いとしのエリー 2巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 422〉
第2巻
(1984-09-01発行、978-4088614229)
いとしのエリー 3巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 423〉
第3巻
(1984-12-01発行、978-4088614236)
いとしのエリー 4巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 424〉
第4巻
(1985-02-01発行、978-4088614243)
いとしのエリー 5巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 425〉
第5巻
(1985-05-01発行、978-4088614250)
いとしのエリー 6巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 426〉
第6巻
(1985-08-01発行、978-4088614267)
いとしのエリー 7巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 427〉
第7巻
(1985-11-01発行、978-4088614274)
いとしのエリー 8巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 428〉
第8巻
(1986-02-01発行、978-4088614281)
いとしのエリー 9巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 429〉
第9巻
(1986-05-01発行、978-4088614298)
いとしのエリー 10巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 430〉
第10巻
(1986-08-01発行、978-4088614304)
いとしのエリー 11巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 431〉
第11巻
(1986-11-01発行、978-4088614311)
いとしのエリー 12巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 432〉
第12巻
(1987-02-01発行、978-4088614328)
いとしのエリー 13巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 433〉
第13巻
(1987-05-01発行、978-4088614335)
いとしのエリー 17巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉
第14巻
(1987-08-01発行、978-4088614342)
第16巻
(1988-02-01発行、978-4088614366)
第17巻
(1988-03-01発行、978-4088614373)
いとしのエリー 15巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 435〉
第15巻
(1987-11-01発行、978-4088614359)
いとしのエリー 18巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 438〉
第18巻
(1988-04-01発行、978-4088614380)
いとしのエリー 19巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 439〉
第19巻
(1988-05-01発行、978-4088614397)
いとしのエリー 20巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス : 440〉
第20巻
(1988-06-01発行、978-4088614403)
いとしのエリー 18巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス・スペシャル〉
第3巻
(1993-08-01発行、978-4088751269)
第4巻
(1993-09-01発行、978-4088751276)
第7巻
(1993-12-01発行、978-4088751306)
第8巻
(1994-01-01発行、978-4088752518)
第13巻
(1994-06-01発行、978-4088752563)
第14巻
(1994-07-01発行、978-4088752570)
第15巻
(1994-08-01発行、978-4088752587)
第16巻
(1994-09-01発行、978-4088752594)
第17巻
(1994-10-01発行、978-4088752600)
第18巻
(1994-11-01発行、978-4088750675)
いとしのエリー 12巻 スコラ〈スコラ漫画文庫シリーズ〉
第1巻
(1994-12-01発行、978-4796202435)
第2巻
(1994-12-01発行、978-4796202442)
第3巻
(1994-12-01発行、978-4796202459)
第4巻
(1994-12-01発行、978-4796202466)
第5巻
(1995-02-01発行、978-4796202602)
第6巻
(1995-02-01発行、978-4796202619)
第7巻
(1995-02-01発行、978-4796202626)
第8巻
(1995-02-01発行、978-4796202633)
第9巻
(1995-03-01発行、978-4796202749)
第10巻
(1995-03-01発行、978-4796202756)
第11巻
(1995-04-01発行、978-4796202763)
第12巻
(1995-04-01発行、978-4796202770)







