うえきの法則

正義感の強い中学生植木耕助が神候補によって与えられた能力を駆使して悪と戦う姿を描いたバトルコミック作品。

正式名称
うえきの法則
作者
ジャンル
バトル
レーベル
少年サンデーコミックス(小学館)
巻数
全16巻完結
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あらすじ

第1巻

森あいは、クラスメイトの植木耕助が、消しゴムの消しカスを木に変えているところを目撃した。あいは彼が宇宙人ではないかと疑い、放課後にこっそりと後をつける事にする。すると、あいの担任である小林先生もあいに同行して、いっしょに耕助のあとをつける。すると耕助は公園で、ゴミを次々と木に変えて植林していく。そんな耕助の様子を見ていたあいは、不良達に絡まれてしまう。そこで耕助は「ゴミを木に変える力」を使ってあいを助けるが、耕助に能力を与えた張本人である小林先生は能力を使って、人を傷つけるのはルール違反だと耕助に伝える。耕助はルール違反を犯したペナルティーを受ける事となり、「女子に好かれる才」を失ってしまう。そんな中、小林先生は耕助に「正義」を持っているかを確かめるために、鈴木桜を利用する。そこで耕助は自分の才を失っても尚、正義を示してみせる。それを知った小林先生は、バトルゲームへの参加を耕助に勧める。

第2巻

バトルゲームに参加した植木耕助は、早速能力者の一人を撃破。さらに耕助との戦いに協力した佐野清一郎は、耕助を強敵だと認める。一方、バトルゲームの参加者である陸上部の足立駿夫は、「走りの才」を持っている耕助に嫉妬し、彼に勝負を仕掛けるが敗北。しかし、耕助が次に無くす才が「走りの才」だと知り、密かに行動を開始する。その後、耕助は陸上部の先輩に脅された駿夫を助けた事で、「走りの才」を無くしてしまう。しかし、耕助は失った才能は努力で補えばいいと考え、落胆する事はなかった。一方、森あいはこのまま耕助がすべての才能を無くしてしまえば存在が消滅してしまうと知り、才能をゼロにしないための対策を練るために小林先生の家を訪れる。そこであいは小林先生のパソコンから「植木の法則」を見つけ、今の耕助の持つ才能のすべてを把握する。

第3巻

植木耕助は友人となった馬場淳一がロベルト・ハイドンに倒された事を知ると、ロベルトに対する怒りを露わにする。そんな中、小林先生はロベルトと戦えば耕助が死んでしまうと考え、彼にだけは手を出さないよう耕助に警告する。しかし、耕助は小林先生の忠告を無視して、ロベルトの誘いに乗って勝負を挑むが、耕助はロベルトとの圧倒的な能力差を見せつけられる。小林先生に救われた事で耕介は九死に一生を得るが、バトルゲームに手を出すというルール違反を犯した小林先生は、地獄に堕とされてしまう。しかしこの時、小林先生はロベルトもいっしょに地獄に引き込む事に成功。その後、耕助は小林先生の「正義」の意志を継ごうと決め、バトルゲームを勝ち抜く決意を新たにする。そんな中、ロベルトが生きている事を知った耕助は、小林先生の仇を取るためにロベルトの撃破を目論む。

第4巻

植木耕助は、正々堂々とした勝負を望む能力者・鬼山紋次郎との戦いに挑む事になった。そこで紋次郎は299もの才能と「蹴りとばした土を鉄球に変える能力」を使って耕助を追いつめるが、耕助はその類稀な気合で紋次郎に勝利を収める。そして、戦いの中で耕助を認めた紋次郎は、彼に能力者である「黒影の男」への対策を伝授し、耕助は「黒影の男」と呼ばれる能力者・黒木影男と戦う事になる。影男は「影を粘土人形に変える能力」を使用し、耕助が攻撃しづらい森あいを粘土人形で形作るなど、勝つために卑怯な戦い方を繰り返す。しかし、影男は正々堂々と戦う耕助に感化され、自らも真っ向勝負を挑む。そんな中、ロベルト十団の一人であるカムイ=ロッソが戦いに介入、勝利を優先しなかった影男を気絶させてしまう。

第5巻

植木耕助のもとにロベルト十団の一人・明神太郎が尋ねて来て、耕助にロベルト十団に入団しないかと誘う。そこで耕助は表向きロベルト十団に入団する事にして、その内部からロベルト十団を潰そうと試みる。しかし、耕助は集会に姿を見せたロベルト・ハイドンに対して敬意を払う事ができず、ロベルト十団のみんなからその姿勢を疑われる。すると、ロベルトは耕助に入団テストを課す事を決める。それにより耕助は、3日間飲まず食わずで大きな岩を担ぎ続けるという、テストを課される事となる。その過酷過ぎる入団テストを、耕助は類稀な精神力で乗り越える事に成功し、晴れてロベルト十団への入団を認められる。その後、耕助はアレッシオ・ユリアーノと組んで能力者狩りを行う事になるが、アレッシオにロベルト十団を潰す目的で入団した事を暴露したために、アレッシオとの戦闘に突入。そんな中、現れたテンコによって耕助は天界人である事が伝えられる。

第6巻

天界人である事を自覚した事で神器を手に入れた植木耕助だったが、ドンの能力の前に敗北を喫する。そして耕助がもっと強くなりたいと願った結果、テンコにより覚醒臓器の中に入れられる。耕助は覚醒臓器の中で修行をした事により、天界レベル四ツ星に上昇。その後、耕助はドンに再戦を挑んで勝利を収める。一方、耕助が生きていると知ったマルコ・マルディーニは、耕助を殺すために戦いを挑む。そして、鈴子・ジェラードはそんなマルコをフォローするために、いっしょに戦いに向かった。その戦いの中、耕助はマルコの能力の余波を喰らっているアレッシオ・ユリアーノとドンを発見する。そして、耕助は彼らを巻き込まないために、マルコに能力を止めるよう忠告。しかしマルコは、アレッシオとドンを耕助に負けた役立たずだと罵り、攻撃の手を緩めない。そんな非情な行動をするマルコを見た鈴子は、アレッシオとドンを助けるために裏切る事を決意する。

第7巻

「口笛をレーザーに変える能力」と「メンコを丸ノコに変える能力」の二つを使い分ける能力者・明神太郎を前に、植木耕助は苦戦を強いられる。そんな中、耕助は太郎の弱点を見つけたと豪語して、どこまでも追って来る丸ノコを太郎の方に誘導してみせる。太郎は、そんな耕助をものともせずに勝ちを確信するが、耕助は太郎の弱点である「能力の実践不足」を突いて、勝利を収める。そして、ロベルト十団のメンバーのほとんどを撃破する事に成功した耕助だったが、犬丸に新たにロベルト十団となった佐野清一郎を救い出してほしいと依頼される。その申し出を受け入れた耕助のもとに、ロベルト・ハイドンからの招待状が届く。その招待状に記載されていたドグラマンションで、耕助らは清一郎達との勝負に挑む。

第8巻

ロベルト十団と1対1での戦いに臨んだ植木耕助達は、三回の戦いを終了した時点で、2勝1引き分けと優勢な状況になった。そんな中、耕助は佐野清一郎と対戦する事となる。清一郎と戦いたくない耕助は引き分けに持ち込もうとするも、清一郎はそんな耕助を罵倒。さらに清一郎はその類稀なバトルセンスを発揮し、耕助の弱点を看破して確実に耕助を追いつめていく。しかし、一瞬の隙を突いた耕助により、清一郎は劣勢に追い込まれる。そんな清一郎に対し、カール・P・アッチョは負ければ犬丸の命はないと告げる。カールは犬丸に死の蛭を付け、犬丸を人質に取っていたのである。その事実を知った犬丸は、森あいに能力を与えるという禁止事項を犯す事で自ら地獄に落ちる。これによりカールにつく理由を失った清一郎は、ロベルト十団から離脱する。

第9巻

ロベルト十団を壊滅させる事に成功した植木耕助は、その場でロベルト・ハイドンに勝負を挑む。さらに凛子からロベルトの過去を聞いた耕助は、なおさらロベルトをこのバトルで優勝させてはいけないと決意。しかし、ロベルトの持つ「理想を現実に変える能力」を前に耕助は圧倒的に不利な状況に追い込まれる。さらにロベルトの能力はレベル2に達しており、耕助とは圧倒的な戦力の差があった。しかし、耕助はロベルトに対して自らの正義を証明しようと、どんな戦力差を前にしても決してあきらめない。そして、耕助もレベル2に達しているかのような神器の使い方を披露し、ロベルトとの戦力差を縮めていく。そんな中、バトルでロベルトの上に大岩が落ちて来ると、耕助はとっさにロベルトをかばって助けてしまう。それによりロベルトは自らを支える憎しみに対して疑問を抱き始める。そこへ、神様の使いとして小林先生が耕助達の前に現われ、バトルゲームが二次選考に進んだ事を告げる。

第10巻

バトルゲームの二次選考以降は、最大五人組でのチーム戦が行なわれる。そこで植木耕助はあと一人の仲間を探すべく、宗屋ヒデヨシのもとを尋ねる。しかし、耕助がヒデヨシに仲間になってほしいと話を持ち掛けた途端、彼は逃げ出してしまう。ヒデヨシは自らの担当であるザックに、カプーショ達のチームに強制的に入れられそうになった事から、勧誘に対してナーバスになっていたのだ。そんな事情を知った耕助は、ヒデヨシを仲間にするのを断念する。そんな中、ザックがヒデヨシを仲間にしようと、ケンタロウを誘拐してしまう。そこで耕助はヒデヨシといっしょに、ザックに指定された場所へと向かう。するとそこにはカプーショチームのニックとウーゴが待ち構えていた。耕助とヒデヨシは、二人を撃破する事に成功するが、その隙をついてザックはヒデヨシの大切にしている「たいようの家」を破壊しようとする。しかし、耕助がザックやカプーショらを追い返す事に成功。ヒデヨシは恩義を感じて、耕助達のチームに加わる事を決意する。

第11巻

神様の気まぐれにより、バトルゲームの二次選考はくじ引きとなった。これに当選すれば、三次選考が免除され四次に進出できるという。残念ながら落選した植木耕助達のチームは、三次選考の第一試合でグラノ達のチームと対戦する事になり、それぞれがばらばらに試合会場「眠れる果実島」に飛ばされる事になった。耕助は森あいと合流を果たすが、ギタール、ペコルの二人と遭遇し戦闘に突入。ギタールは、耕助の神器を生身で受け止めるほど身体が丈夫で、さらに「歌声を衝撃波に変える能力」を使って、耕助に回避不可能な攻撃を仕掛ける。一方でギタールは、バトルに参加しようとしないペコルを役立たずだと罵る。仲間に対してひどい態度を見せるギタールに怒りを覚えた耕助は、ギタールの能力が実際は「服をバリアに変える能力」である事を看破。バリアで防がれる事のない、ギタールの顔面に向けて攻撃を集中させ、勝利を収めるのだった。

第12巻

グラノは自らの持つ「オブジェを実物に変える能力」と、ペコルの持つ「写真を模型に変える能力」を使って、実物大のスーパーロボットを何度となく召喚。さらにグラノは、レベル2の力を使ってスーパーロボットを操作しつつ、植木耕助を追いつめていく。だが、ペコルはグラノ達に従う事に疑問を抱き始めており、耕助達に強いあこがれを抱いていく。そしてついにペコルはグラノに反抗し、グラノは新しいスーパーロボットを召喚できなくなってしまう。一方の耕助は、神器と能力の組み合わせによって、スーパーロボットを撃破。グラノは奥の手である耕助のオブジェを使った偽物の耕助を召喚するも、その偽物の耕助にも裏切られた事により敗北を喫するのだった。こうして耕助達のチームは第一試合に勝利を収めたが、彼らは次に戦う予定のマリリン・キャリー率いるマリリンチームの試合を目の当たりにして、その強さに驚愕する。そんな中、二次選考のくじ引きに当選して四次選考に進出が決まっている李崩が現れ、耕助に稽古をつけてやろうと申し出る。

第13巻

植木耕助はマリリンチームとの試合で、相手チームのバロンを撃破する事に成功する。そのあいだに佐野清一郎達がマリリン・キャリー達に追い詰められていたが、そんな中、マリリンは耕助を始末するために単独行動を開始。残されたマリリンチームのメンバーは、メモリーの持つ「設計図を完成品に変える能力」とプティングの持つ「口を四次元空間の出入口に変える能力」を利用して、無尽蔵のブービートラップを設置。それにより清一郎達を誘導したあと、マシューが止めを刺す作戦に打って出る。だが、清一郎達は作戦の要となっているプティングを、自滅に追い込む形で撃破。追い詰められたマシューは、隠しておく予定だった「腕を6本腕に変える能力」を使用して劣勢を覆す。さらに追いついて来たマリリンの圧倒的な能力で、清一郎達を追い込んでいく。そんな中、耕助もマリリンに追いつき、マリリンとの一騎打ちに持ち込む。一方、清一郎はマシューとの一騎打ちにおいてレベル2に覚醒。その能力を使って、マシューを撃破するのだった。

第14巻

森あいはメモリーとの一騎打ちに臨んでいた。しかし、あいは未だに自らの持つ能力がなんであるかがわからず、佐野清一郎の書いたメモをヒントに自らの能力を推理する。苦心の末、あいはようやく自らの能力が「相手をメガネ好きに変える能力」だと把握する。あいはその能力を使ってメモリーを眼鏡好きに変えたあと、自らの眼鏡を折ると脅して自滅に追い込むのだった。こうして植木耕助のチームは、三次選考の第二試合に勝利を収める。続くカプーショ戦では9割方勝つと予想していた耕助達だったが、試合会場に向かう途中でアノンに遭遇。アノンは耕助らに対してカプーショ戦を棄権してほしいと頼み込む。断る耕助達だったが、アノンは力ずくで足止めし、結局、耕助らは試合開始時間までに試合会場にたどり着く事ができず、不戦敗に終わってしまう。自らの力不足を痛感した耕助は、そこで出会ったパグから、レベル2へと至る方法を伝授される。そして、耕助達は第四試合のバロウチームとの試合に臨む事となる。

第15巻

森あいは、バロウ・エシャロット率いるバロウチームのキルノートンとの戦いで、相手を眼鏡好きに変えたあと、彼に自滅を強要しようとする。しかし、キルノートンは自らの眼鏡こそが大事だと自滅する事を断り、あいを捕らえる。そんな中、あいが暴れた拍子にキルノートンの眼鏡が破損。そして、あいは今度こそ自分の眼鏡を利用して、キルノートンに自滅を強要する。だがキルノートンは、眼鏡を折れば、あいを殺すと逆に脅す。だが、それを聞いたあいは躊躇せず眼鏡を破壊。そして、事前に購入しておいた100個の眼鏡をキルノートンに見せつけ、これらを人質にして、キルノートンに自滅するよう再度要求する。ついに抗いきれず、キルノートンは自滅し、あいは勝利を収めるのだった。次の戦いでは、佐野清一郎とバロウ・エシャロットが勝負する事になる。しかし、清一郎は先の戦いで負った傷が癒えず、負けを覚悟のうえでバロウの能力を見極める事を目的に戦いに臨む。だが、バロウの能力を看破した清一郎は、それを植木耕助に伝える前に気絶させられてしまう。

第16巻

ロベルト・ハイドンに成り代わりバトルゲームに参加していたアノンは、今度は神様を取り込んで彼に成り代わる。そして「自分を倒した人が優勝」というルールのもと、四次選考を開始。だが、アノンの圧倒的な強さを前に誰一人として歯が立たない。そんな中、植木耕助の前にマーガレットが現れて、耕助ではアノンには勝てないと言い放つ。すると、マーガレットは自らの中に眠る天界獣の力を解放。耕助を天界レベル十ツ星に上昇させる手助けを行った。それにより新たな神器「魔王」を手に入れた耕助は、アノンに立ち向かう。そして、耕助はアノンの魔王を自らの魔王で打ち破る事に成功。そしてアノンは、自らの中に取り込んでいたロベルトを解放。それにより能力者ではなくなったアノンを耕助が攻撃すれば、耕助は才を失う事になってしまう。しかし、耕助は自分が消える事も厭わず、アノンを攻撃。最後の才までもが消滅した耕助は、消えてしまうかに思われた。だが、耕助は途中の流れ弾で宗屋ヒデヨシを偶然気絶させており、才が一つ増えたお陰で消滅せずに済んだのだった。それにより耕助はバトルゲームの優勝者となって、「再会の才」を手に入れる。

登場人物・キャラクター

植木 耕助 (うえき こうすけ)

火野国中学校の一年生。13歳で出席番号二番。掌で覆えるだけの大きさのゴミを木に変える能力を持つ。正義感が強く、喧嘩も強い上に、発射神経が良いため体育はいつも5。担当神候補はコバセンで、後に淀川(よっちゃん)へ変わる。才能がなければその分頑張ればいいという柔軟な考えの持ち主。能力を使って一般人を傷付けることはルール違反であり、違反を犯すと才を一つ失ってしまうのだが、自分の信じた正義のためには才能を失うことすら惜しまない。

森 あい (もり あい)

火野国中学校一年生。13歳。植木耕助のクラスメイトで能力者ではなかったが、犬丸によって相手をメガネ好きに変える能力を与えられる。ツッコミをよくする。担当神候補はコバセン。植木耕助と同じく正義感が強く、才を失っていく植木耕助を守ろうと奮闘している。

佐野 清一郎 (さの せいいちろう)

稲穂中学校三年生。15歳。浴衣に手ぬぐいという風貌。大阪生まれで関西弁を話す。正義感が強い。呼吸を止めている間、手ぬぐいを鉄に変えるという能力を持つ。担当神候補は犬丸。植木耕助のことを気に入っており、実質的な植木チームのナンバー2。「空白の才」を手に入れたら、自分だけの温泉を掘り当てるという夢を持っている。

鈴子・ジェラード (りんこじぇらーど)

中学三年生。15歳でメガネとツインテールの髪型が特徴。ビーズを爆弾に変える能力を持つ。無類の動物好き。担当神候補はミケ。ロベルト・ハイドンに片思いをしており、忠実に働いていたが、植木耕助の正義を貫く姿勢にひかれ、仲間になる。

小林先生 (こばやしせんせい)

火野国中学校の教師だが、実は百人いる神候補の一人。植木耕助に能力を与えた張本人。31歳で呑気な性格をしているが、正義感が強く、生徒のためには命を惜しまない。

鈴木 桜 (すずき さくら)

火野国中学校1年B組で最恐と呼ばれる男子。一夜で暴走族を壊滅させたり、檻から逃げ出したクマを一撃で倒したという逸話を持っているが、実は優しい性格をしており、少年をかばったりすることもある。自分の通っていた道場から、誰も殴らなければ強くなれると言われ、それから一切喧嘩をしなくなるというほど一本気な性格でもある。

李崩 (りほう)

十字架マークの黒頭巾を被っており、髪は縛っている。能力よりも体術を使って戦う。素手で木や鉄を切ってしまうほどの実力者。担当神候補はガンジ。能力には一切興味がなく、強さへの探求のみが行動理念。世界へ出るため、語学の才を欲している。自分の髪の毛を伸縮自在のこん棒に変える能力を持っている。

マリリン・キャリー (まりりんきゃりー)

幼いころから戦場へ出るための訓練を受けさせられ、戦いのあらゆる技術を叩き込まれてきた女性。戦後に父の始めた商売が当たり富豪への仲間入りをするが、戦うことが好きであるため悪意なく戦っている。一秒を十秒に変える能力を持っている。

ロベルト・ハイドン (ろべるとはいどん)

中学二年生だが、実は天界人で、父親は担当神候補であるマーガレット。理想を現実に変える能力を持っているが、能力を一度使うと自分の寿命を一年削ってしまう。十人の強大な能力者集団であるロベルト十団のリーダーでもあり、最強の能力者といわれている。

神様 (かみさま)

能力を与えられた中学生同士のバトルを考えた張本人。誰もかれもがまわりに合わせて生きようとする世の中をつまらなく思い、型にはまらない自分の法則を創り上げることができる戦いをい目指し、それに勝ち残った中学生に世界を託してみたいと思っている。無精ひげでおでこにはサングラス、頭には派手な帽子をいつも被っている。

マーガレット

ロベルト・ハイドンの担当神候補。次の神の座に最も近いとされている天界人。息自分の息子であるロベルト・ハイドンを使って能力者たちのバトルに勝ち抜こうと企む。

明神 太郎 (みょうじん たろう)

ロベルト十団の一員。中学一年で普段から笑顔でいる。ロベルト・ハイドンには忠実に従う。口笛をレーザーに変える能力と、ルール違反によりメンコを丸ノコにかえるという二つの能力を持っており、天界人では八ツ星に相当する実力の持ち主。

テンコ

百万人の天界人を喰ったという冤罪で地獄の檻に入れられていた天界獣。コバセンによって檻から解き放たれ、植木耕助を食べようとする。元は天界人にペットとして飼われていたが、バケモノのように大きく成長してしまったため、忌み嫌われるようになってしまう。牛丼が好物。

犬丸 (いぬまる)

佐野清一郎の担当神候補。黒のハットが特徴。死ぬかもしれない人を目の前に見過ごすことはできないという正義を持っている。森あいに能力を与えるというルール違反を犯したことにより、地獄へ堕ちることになる。

アノン

天才のくせに努力を惜しまないが、自分が一番大切としか思っていない。地獄人で、とりこんだ者の能力を使うことができる。すべてを滅ぼして自分一人になるという夢がある。全身にある模様が特徴的。

宗屋 ヒデヨシ (そうや ひでよし)

たいようの家にいる子供たちにお菓子を買ってあげたりするためバイトをしている。顔がサルに似ている中学生。本来の担当神候補はネロだったが、自分を助けるため地獄へ堕ちたことで担当神候補がザックへと交代する。よくウソをつき、騙し討つのが得意。ズルをするときは必ず耳が動くクセがある。声を似顔絵に変える能力を持っている。

植木 春子 (うえき はるこ)

神様が能力者同士のバトルを始めるきっかけとなった女性。度の超えた恩返しをするという面倒な性格をしているが、正義感が強く、自分の命も顧みない。看護師を目指して勉強中。

神の遣い (かみのつかい)

いつもスーツに三度笠を被っている。神様に忠実に従っており、能力者同士のバトルを円滑に進めるため、ルール説明などの職務をこなしている。被っている笠は巨大化することができ、乗って飛ぶことができる。

バロン

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、マリリンチームに所属している。大柄な体型で、額にバンダナを巻いている。その性格は実直で寡黙ながら、少々素直過ぎるところがあり、対戦相手の植木耕助に自らの能力の明かしてしまう。戦争の絶えない国の出身で、幼い頃から戦場に出るための訓練を重ねていた。戦場に出る前に戦争が終わるが、その戦争で家族を失ってしまう。その後、富豪となったマリリンにより使用人として引き取られた。マリリンと共にバトルゲームに参加し、驚異的なチームワークを発揮して3次選考まで駒を進めた。3次選考の第2試合では耕助達のチームと対戦し、主に耕助の足止めを担当した。ナイフ術と能力を組み合わせた戦法で耕助をギリギリまで追い詰めるが、彼の底力を前にして敗北を喫する。「自分の位置をナイフの位置に変える能力」を所持しており、これとナイフ術を組み合わせる事により驚異的な強さを発揮する。

黒岩 (くろいわ)

病院「黒岩ニコニコクリニック」の院長を務めている男性。黒髪の短髪で、左目の下には泣きぼくろがある。ふだんから柔和な笑顔を浮かべているが、実は金儲けの事しか考えていない腹黒い人物。非常に凶暴な性格で、気に入らない人物にはゴルフクラブで殴るなどの過激な暴力を振るう。貧乏で治療費の払えない女性を笑顔で足蹴にしたところ、その子供に報復の悪戯を受ける。その後、その悪戯を鈴木桜がやったと勘違いして、ヤクザを雇って桜に報復しようとした。しかし、悪事を許さない植木耕助によって報復を邪魔されたあとに、拡張工事中だった「黒岩ニコニコクリニック」が耕助の能力によって破壊されてしまう。

マリオ

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。二次選考まで勝ち残った能力者で、カプーショチームに所属している。いかつい外見で、荒々しい言葉でしゃべるが、少々語彙力に乏しい。ヒデヨシを自チームに引き入れようとするカプーショに協力しており、カプーショと共に「たいようの家」を破壊しようとした。しかし、「たいようの家」の破壊を阻止しようとする植木耕助に一撃で撃破される。その後、くじ引きによる2次選考を経て、3次選考まで進むもののそこで敗退が決定した。「体をビリヤード玉に変える能力」を所持し、その体当たりは一度でも喰らえば気絶してしまうほどの威力を誇る。また、敵が避けたとしても追尾が可能。能力を「ビリヤード玉」だと言われる事を嫌っており、マリオ本人は自らの能力を「体をスーパーダイナミックエレガントボールに変える能力」だと称している。

バロウ・エシャロット

中学1年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、チームのリーダーを務めている。短髪で、小柄な体型をしている。実は天界人の一人で、天界レベルは八つ星。地上では絵描きだった育ての母のもとで暮らしていたが、遅くに帰って来た母親を強盗だと勘違いして神器「鉄」で攻撃。そして、彼女から声と音を奪ってしまう。その後、母親の看病しながら彼女を元気づけようとしていたが、母親の心を開く事はできなかった。それにより天界人である事に絶望を覚え、人間になりたいという願いを叶えるためにバトルゲームに参加した。その目的のためなら手段を選ばない非情な態度で、仲間を犠牲にする事もあった。3次選考では植木耕助達のチームと対戦。彼らを相手に、今まで隠し通していた天界人である事を明かしつつ、勝負を行った。この勝負では佐野清一郎とのバトルで勝利を収めたあと、耕助と対戦。レベル2に目覚めた耕助を前にして敗北を喫する。「過去の映像を現実に変える能力」を所持しており、それと神器を組み合わせる事により高い実力を誇る。

キルノートン

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った天界人の能力者で、バロウ・エシャロット率いるチームに所属している。短髪で眼鏡をかけている。知的そうな雰囲気を漂わせ、IQ179を自称している。その聡明な頭脳を活かしてバトルゲームに参加する際には、対戦相手への対策を事前に用意している。一方で間抜けな一面があり、森あいの能力対策のために自らの眼鏡を接着剤で耳につけるなどの馬鹿げた行いをする事もある。幼い頃は天界人である事から、周囲に馴染めずに過ごしていた。そんな中、自分に「計算の才」がある事に気づき、その才能を用いてすべての事柄を計算するようになった。しかし、それで築き上げた人間関係などが偽りであったと気づいてからは、その関係性に空虚さを感じていた。そんな中、同じ天界人のバン・ディクートやディエゴスターと出会い、彼らに対して心を許せるようになった。その後、彼らといっしょにバトルゲームに参加している。ちなみに試合では能力を発動する前に敗北を喫したため、どんな能力を所持しているかは不明。

カムイ=ロッソ

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。ロベルト十団に所属している。短髪の小柄な体型で、ニット帽をかぶっている。非常に凶暴な性格で、目的のためならば手段を選ばない。ロベルト十団の意志に反した黒木影男に制裁を加えたところ、それが植木耕助の逆鱗に触れて勝負する事になる。しかし、追い詰められた耕助の底力を前にして、敗北を喫する。「影を鉄人形に変える能力」を所持している。鉄人形は形態を変化させられ、白影砲などの強力な武器をいくつも搭載している。

(おに)

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。ロベルト十団に所属している。頭を含めて全身に耐衝撃の鎖帷子を着込んでおり、その素顔は誰も知らない。自分にも他人にも厳しい性格であるが、天然な一面もある。抜刀術を身につけており、非常に戦闘力が高い。ロベルト十団を裏切った植木耕助、鈴子・ジェラードの粛清に動いており、ベッキー・ウォルフと共に彼らを追いつめた。しかし、ケガから快復した耕助の持つ神器「快刀乱麻」によって一撃で倒されてしまう。能力者でなくなったあともロベルト十団の面々とは連絡を取っており、堕落した生活を送っていると知り、彼らを呼び出して説教をした。能力は「竹みつを大挟に変える能力」を所持している。

カバラ

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。前髪で目元を隠し、頭にはゴーグルをつけており、背中にマントを羽織っている。すでに裏の世界では有名な殺し屋で、残虐な性格をしている。また非常に好戦的で、戦う機会を得るためにカール・P・アッチョの勧誘を受けてロベルト十団に入団している。その後、ドグラマンションで植木耕助達のチームと対決。戦闘能力をいっさい持たない森あいとの対決では、終始敵を圧倒する立ち回りを見せたが、機転を利かせたあいによって引き分けに持ち込まれている。続く鈴子・ジェラードとの対決では、彼女の新兵器「ビーズ砲」を前にして敗北を喫する。「マントを翼に変える能力」を所持しており、空を自由に飛び回る事ができる。また、翼からはナイフ以上の切れ味を持つセラミック製の羽を放つ事も可能。しかし能力を使わなくてもナイフ術を駆使して、高い戦闘力を誇る。

マシュー

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、マリリンチームに所属している。短髪で、右目に眼帯をつけている。軟派な性格で、マリリンを笑わせるためにさまざまな行動を起こしている。戦争の絶えない国の出身で、幼い頃から戦う訓練を重ねていた。戦場に出る前に戦争が終わるが、その戦争で家族を失ってしまう。その後、富豪となったマリリンにより使用人として引き取られた。マリリンと共にバトルゲームに参加し、驚異的なチームワークを発揮して3次選考まで駒を進めた。3次選考の第2試合では、植木耕助達のチームと対戦して、これまで隠していた能力を発動、佐野清一郎をギリギリまで追い詰めた。しかし、戦闘中にレベル2へと覚醒した清一郎を相手に敗北を喫する。「腕を6本腕に変える能力」を所持しており、得意の銃火器を使用する手数を増やす事により、戦闘力を飛躍的にアップさせる事を可能としている。

パステロ

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、グラノチームに所属している。大柄な体格ながら、少々子供っぽいところがあり、ぬりえを最高の絵画だと称している。3次選考の第1試合では佐野清一郎、鈴子・ジェラードと遭遇し、ムーニンとタッグを組んで彼らとの戦闘を行った。しかし、清一郎と鈴子によるコンビネーションを前に敗北を喫する。その後、3次選考での脱落が決定しており、「恋が40歳まで実らない」という脱落時のペナルティを受ける羽目になった。「ぬり絵をワープトンネルに変える能力」を所持しており、これを使用して相手をくすぐる事により、ムーニンの持つ能力の限定条件をクリアする役割を担っていた。なお、出現させるワープトンネルの位置は自由自在であやつる事ができ、高速で移動させる事も可能。

グラノ

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、3次選考以降ではチームのリーダーを務めている。ふだんから柔和な笑顔を浮かべている物腰柔らかな人物。しかし、気に入らない者に対しては暴力も辞さないなど、凶暴な一面も見せる。模型が大好きで、模型こそ最高の芸術だと語っている。3次選考の第1試合では植木耕助達のチームと対戦。まず宗屋ヒデヨシと森あいに遭遇して、戦闘するが取り逃がしてしまう。その後、耕助と遭遇して、自らの能力で実物大のスーパーロボットを召喚して戦闘に入った。しかし、自らの能力の補給を担当しているチームメンバーのペコルに裏切られたうえ、耕助にはスーパーロボットを破壊されて敗北を喫する。「オブジェを実物に変える能力」を所持しており、銃や戦車などの強力な兵器すらも実物に変える事が可能。しかし、「実物に変えるオブジェで1回遊ぶ」という限定条件を経なければ、オブジェを実物に変える事はできない。また、レベル2にも達しており、「実物にした物の動かし方がわかる能力」を身につけている。

ザック

ネロに代わって宗屋ヒデヨシの担当となった神候補の男性。長髪で、口紅を塗るなど派手な外見をしている。神候補でありながら人間界でヤクザ達とつるんで、好き放題に暴れ回っていた。その後、ヒデヨシの能力と相性のいい能力を持つカプーショのチームにヒデヨシを加えようとするが、断られてしまう。そんな中、ヒデヨシを強制的にカプーショのチームに加えようと、彼の大事にしていた「たいようの家」を破壊しようとした。しかし、ヒデヨシや植木耕助達によって邪魔され、最終的には「たいようの家」のある町から出ていくように、ヒデヨシから約束させられた。

カプーショ

中学1年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。また、2次選考まで勝ち残った能力者で、カプーショチームのリーダーを務めている。肩まで届く長髪で、キャップ帽子をかぶっている。冷静な性格で、頭も回る切れ者。ただ、臆病な一面もあり、2次選考中の植木耕助とグラノの戦いを目の当たりにした際には、あまりのレベルの高さにビビッていた。2次選考を目前に控えて、自分の能力と相性のいい能力を持つ能力者、宗屋ヒデヨシをチームに引き入れるため、彼の大切にしている「たいようの家」を破壊しようとしていた。しかし、耕助達の尽力によって企みを防がれており、そのまま四人のチームで2次選考に参加。くじ引きによる2次選考を経て、3次選考まで進むもののそこで敗退が決定した。「自分の声を冷凍ガスに変える能力」を所持しており、敵の手足に冷凍ガスを吹き掛ける事により瞬時に敵を拘束する事が可能。また、レベル2にも達している能力者。レベル2にて取得したのは、赤い冷凍ガスで凍らせたモノは、カプーショの攻撃に対してのみクッキー並みに脆くなる性質を持つ能力。

ネロ

宗屋ヒデヨシの担当である神候補の男性。髪を編み込んでいる。もともとは人助けのために人間界を訪れており、「たいようの家」での子供達の世話役などを自ら買って出ていた。そんな中、神候補にならなければ人間界に留まれないとわかるが、ヒデヨシが能力者となる事を自ら買って出てくれたために彼の担当となった。その後、ヒデヨシを助けるために敵の能力者を倒してしまい、地獄へと堕ちる事になった。地獄では死刑が決まっていたが、犬丸が神に就任したために地獄から解放されている。

ディエゴスター

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、バロウ・エシャロット率いるチームに所属している。禿頭の大柄な体型で、老け顔。身体を鍛えているため、少々の打撃ではビクともしない頑丈な身体をしている。その一方で優秀な判断力を持っており、非常に機転が利く。実はバトルゲームに参加するために、地上で育てられた天界人の一人。3次選考の途中まで天界力を抑える事のできる仮面を用いて、周囲には天界人である事を隠していた。その後、植木耕助達との試合から天界人である事を明かして、佐野清一郎との対戦に臨んでいる。清一郎との対戦では神器と能力を組み合わせて試合を有利に進めていたが、途中で清一郎による反撃を受けて気絶するほどのダメージを負った。しかし、気絶する前に気迫によって清一郎を敗北に追いやる事に成功しており、試合には勝利を収めた。「物質を無色透明物質に変える能力」を所持しており、神器と組み合わせる事によって「見えざる神器」を作り出す事が可能。

ガンジ

李崩の担当である神候補の男性。老齢で顎鬚を生やしており、頭にはニット帽をかぶっている。李崩の強さを見込んでバトルゲームに誘い、彼にピッタリな能力である「自分の髪の毛を伸縮自在のこん棒に変える能力」を与えた。ふだんは李崩の強さに絶大な信頼を置いている事から、彼のバトルを陰から見守っている。しかし、李崩が植木耕助とのバトルに臨んだ際には、苦戦する李崩を見て能力を使うよう助言していた。

アレッシオ・ユリアーノ

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。ロベルト十団に所属している。ニット帽をかぶり、サングラスをかけている。実力至上主義を第一と考えており、自分よりも能力が下の者に対して軽んじる傾向にある。また気性が荒く、ロベルト十団でもよくトラブルを起こしている。ロベルト十団に途中から入団して来た植木耕助の事を快く思っておらず、彼に対してさまざまな嫌がらせをしている。その後、入団試験を突破した耕助の教育係を務める事になるが、耕助がロベルト十団を壊滅させようとしている事を知り、彼を粛清しようとした。しかし、天界人としての力に目覚めた耕助を前にして、敗北を喫する。バトルゲームから脱落したあとは、鬼に呼び出されて堕落した日々を送っていると叱責される。「土を大鎌に変える能力」を所持しており、召喚した鎌は自由にあやつる事が可能。また、鎌の大きさは任意で変える事もできるほか、小さな鎌で敵の足もとを突き刺す事で拘束もできる。

マルコ・マルディーニ

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。ロベルト十団に所属している。背中まで届くほどの長髪で、調理服を身につけている。外見はイタリアンシェフのように見えるが、実は日本一の寿司職人になる事が夢。料理が得意で、ロベルト十団では料理を担当している。料理に対して異常なまでの情熱を持っている事から、調理した料理をぞんざいに扱われると、たとえ仲間であっても殺害しようとするほど激昂する。植木耕助に料理をぞんざいに扱われた事から彼に対して怒りを覚えており、アレッシオ・ユリアーノ達が耕助を粛清する事を知って自らも向かった。その際、バトルゲームから脱落して能力を失ったアレッシオやドンが戦闘に巻き込まれるが、彼らを役立たずだとして耕助もろとも攻撃しようとした。その事により鈴子・ジェラードに裏切られ、最終的には耕助による「唯我独尊」を受けて敗北した。「トマトをマグマに変える能力」を所持しており、その威力は森を焼き尽くすほど。

黒木 影男 (くろき かげお)

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。もともと爽やかなスポーツマンで、バスケットボール部のキャプテンを務めていた。しかし、試合で卑怯な相手から仲間をかばって暴力沙汰を起こした事で、全国大会への出場を取り消されてしまう。その事から、どんなに卑怯な手を使っても勝てばいいという考えを持つようになった。その後、バトルゲームに参加して、ロベルト十団に入団。能力者狩りをする過程で、植木耕助も潰そうとした。そんな中、どんなに戦力差があっても正々堂々とした勝負を望む耕助に感化され、卑怯な手を封印して真っ向から勝負を挑んだ。その結果、ロベルト十団の意志に反する事となり、黒木影男はカムイ=ロッソに気絶させられてしまう。バトルゲームから脱落したあとは、バスケットボールを再開している。「影を粘土人形に変える能力」を所持しており、粘土人形は大きさや数なども自由自在に出現させられる。また、粘土人形の形態も変える事ができる。

植木 翔子 (うえき しょうこ)

植木耕助の義姉。看護師の専門学校に通っている。黒髪の短髪で、おっとりとした外見の女性。非常に心配性で、看護師の専門学校に通っているにもかかわらず民間療法ばかりを行っている。極端なインドア派で、森あいが耕助を訪ねて家に来た際にはテレビゲームに誘っていた。なお、耕助から天界人である事を告げられた際には、外国人と同じようなものかと天然な発言を返していた。

メモリー

中学2年生の少女。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、マリリンチームに所属している。おさげの髪型で、勝気な性格の切れ者。チームでは参謀を務めており、戦場から一歩引いた位置から仲間に指示を出す事に徹している。戦争の絶えない国の出身で、幼い頃から戦場に出るための訓練を重ねていた。戦場に出る前に戦争が終わるが、その戦争で家族を失ってしまう。その後、富豪となったマリリンにより使用人として引き取られた。マリリンと共にバトルゲームに参加し、驚異的なチームワークを発揮して3次選考まで駒を進めた。3次選考の第2試合では植木耕助達のチームと対戦。その際、森あいの持つ能力で眼鏡好きに変えられており、結果的に自滅という形で彼女に敗北を喫する。「設計図を完成品に変える能力」を所持しており、主に耕助達のチームの陽動に使用していた。なお、設計図に描かれた物を完成させるために必要な材料が揃っていなければ、能力の発動ができないという限定条件がある。

プティング

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、マリリンチームに所属している。坊主頭で、小柄な体型をしている。温厚な性格で、仲間内では周囲との和を保つ役割を担っている。戦争の絶えない国の出身で、幼い頃から戦場に出るための訓練を重ねていた。戦場に出る前に戦争が終わるが、その戦争で家族を失ってしまう。その後、富豪となったマリリンにより使用人として引き取られた。マリリンと共にバトルゲームに参加し、驚異的なチームワークを発揮して3次選考まで駒を進めた。3次選考の第2試合では植木耕助達のチームと対戦。主にメモリーの作るブービートラップの補給と、戦闘でのサポートを担当していた。しかし、佐野清一郎と宗屋ヒデヨシによるタッグでの攻撃を受けて、自滅に追いやられてしまう。「口を4次元空間の出入り口に変える能力」を所持しており、主にメモリーの作るブービートラップの材料を取り出すのに使用している。

淀川 (よどがわ)

小林先生に代わって植木耕助の担当となった神候補の男性。黒髪の七三分けで、眼鏡をかけている。「平々凡々」を座右の銘としており、神補佐になる事を目標としている。神の最有力候補として知られているマーガレットとつながっており、マーガレットが神になった際には、彼の補佐となれるよう密約を交わしている。そのため、ロベルト・ハイドンの敵である耕助には早めに敗退してもらいたいと考えており、彼をバトルゲームから脱落させるよう策を弄していた。さらにロベルト十団とつながっており、耕助を倒す手助けを行っている。しかし、耕助がロベルト十団を壊滅させた事により、マーガレットから見捨てられてしまう。その後、耕助に謝罪を申し出たあと、彼のサポートに徹するようになった。その際、小林先生か犬丸が神になった時の神補佐になれるように約束を交わした。

院長 (いんちょう)

孤児院を経営していた男性。幼少期だったロベルト・ハイドンの面倒を見ていた人物。小太りで口髭を生やした好々爺。天界人である事から街のみんなから嫌われるロベルトの味方をしており、ロベルトの心の支えとなっていた。しかし、ロベルトの面倒を見ていたのは、ロベルトの前の里親から多額の寄付金を受け取っていたからで、寄付金を返さないようにするために、ロベルトを犯罪者だとして引き渡す手伝いを引き受けた。それをロベルトに対して正直に伝えた結果、彼の人間不信を作り出す大きな要因となった。

バン・ディクート

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、バロウ・エシャロット率いるチームに所属している。リーゼントの髪型で、学ランを着用している。強面で大柄な体型をしているが、かわいいものが大好き。単純明快な性格で、何事にも全力で取り組んでいる。実はバトルゲームに参加するために、地上で育てられた天界人の一人。3次選考の途中まで天界力を抑える仮面を用いて、周囲には天界人である事を隠していた。その後、植木耕助達との試合から天界人である事を明かして、鈴子・ジェラードとの対戦に臨んだ。その試合では鈴子を相手に終始有利な試合を展開したが、鈴子に「雑魚」という禁句を使ってしまったために、彼女の逆鱗に触れてしまい敗北を喫する。「無生物を生物に変える能力」を所持しており、自らの神器を生物に変える戦い方をする事で高い戦闘力を有している。神器を生物に変えた事により、相手を自動追尾する神器を作り出す事が可能。

ペコル

中学1年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、グラノチームに所属している。小柄な体格をしており、ニット帽をかぶっている。バトルゲームに参加する以前に、親友のメープルを虐(いじ)めから救えなかった事から絶縁を言い渡されており、それ以来強くなりたいと願っている。その後、グラノと出会い、強い人間に従う事でしか強くなる事はできないと教えられ、グラノにつき従うようになった。そして、3次選考の第1試合で植木耕助達のチームと戦い、彼らの持つ互いをフォローし合う強さなどに惹かれ、徐々に彼らに影響を受けるようになっていく。そして、耕助との戦闘中にグラノを裏切り、第3次選考の第1試合が終わった時点で自らバトルゲームからの脱落を志願した。そのため、3次選考脱落時のペナルティからは免除されている。「写真を模型に変える能力」を所持しているため、グラノの持つ「オブジェを実物に変える能力」と非常に相性がいい。しかし、自らはなんの戦闘力も持っておらず、グラノとタッグを組む事でしか戦闘を行う事ができない。

パグ

天界人の男性。植木耕助の実父。黒髪の短髪で、顎鬚を生やしている。天界力のコントールに関してはマーガレット達と肩を並べるほどの実力を誇る。かつてバトルゲームを12年後に控えた際、神候補となった時に備えて確実に勝ち抜けるようにと、息子の耕助を地上へと堕とした。しかし、神候補として選ばれなかった事からバトルゲームに参加ができず、同じく息子を地上に堕としたマーガレットに出し抜かれてしまう。その後、エリート街道から外れてすっかり堕落した人生を送る中、バトルゲームで3次選考まで勝ち上がった耕助と再会。さらに耕助と親交を深めた事により実父である事を明かそうとするが、十数年も子育てを放棄した罪悪感から結局、言い出せなかった。しかし実父としての責務を果たすため、彼の能力がレベル2へと至る手助けを行った。

ユンパオ

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。つねにケーキなどの甘い物を食べているため肥満体型。カール・P・アッチョに甘い物がもらえると勧誘を受けて、ロベルト十団に入団している。その後、ドグラマンションで植木耕助と対決。限定条件を利用して耕助を苦しめるが、耕助に能力の限定条件を見破られたうえで神器「百鬼夜行」の一撃を受けて敗北する。「電気をお砂糖に変える能力」を所持しており、相手に電気から変えた砂糖をぶっかけて電撃攻撃を与える。電気から変えた砂糖は大量の粒であるため、ほぼ回避不能な攻撃となっている。電気から砂糖に変える際は「目を見開いている間のみ電気から砂糖に変えられる」という限定条件を利用している。ちなみにユンパオ本人はこの攻撃を意図して取得したわけではなく、「おいしそうだったから」という理由のみでこの能力を取得した。

ギタール

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、グラノチームに所属している。金髪でパンクな外見をしている。チームメンバーのペコルに役立たずと罵るなど、非情な性格をしている。3次選考の第1試合時では、その態度が植木耕助の怒りを買う事につながった。その耕助との戦闘では自らの能力を「歌声を衝撃波に変える能力」だと偽っており、さらに耕助からの攻撃をいっさい喰らわない理由を、生まれつき無敵の身体だと偽っていた。しかし、耕助により本当の能力を看破されたうえ、能力の効果範囲外である顔への攻撃を喰らった事により敗北を喫する。「服をバリアに変える能力」を所持しており、顔以外の全身を服で覆っているためにほとんどの攻撃を無力化する事が可能。また、レベル2に達した能力者であり、「バリアに変えた服の内側から衝撃波を出す能力」も所持している。この能力を利用する事で、相手に回避不能な攻撃を加える事が可能。しかし、「一人の服のみしかバリアに変える事ができない」という限定条件を持っている。

馬場 淳一 (ばば じゅんいち)

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。編み込み髪で、耳にはピアスをつけた、派手な外見をしている。明るく陽気な性格で、ヒップホップが大好き。「踊りの才」によって踊っている植木耕助に話し掛けて、耕助と意気投合。その後、耕助が能力者だと知り、彼に勝負を挑んだ。バトルゲームを行う際はロベルト・ハイドンを偽っており、彼の名を騙る事によって相手をビビらせる戦法を取っていた。しかし、耕助にはその戦法が通じず、彼に敗北を喫する。その直後に遭遇したロベルトとの戦闘でも敗北を喫する。ロベルトとの戦闘によるケガは、全治3か月だと診断されている。ケガが完治したあとに耕助と再会を果たし、「黒影の男」についての情報を耕助に伝えている。「硬貨を風に変える能力」を所持しており、風を竜巻やかまいたちなどに変える事によって攻撃を行っている。

ラファティ

平丸男の担当である神候補。非常に小さな体型で、手には大きな黒い手袋をつけている。神の座に就くためなら卑怯な事も辞さない人物で、丸男のために水を補給したり、丸男の敵である佐野清一郎を超能力で動けなくした。しかし、丸男は植木耕助により倒されたうえ、ルール違反を犯した事が天界にバレて地獄へと追放されてしまう。

ニコ

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。また、2次選考まで勝ち残った能力者で、カプーショチームに所属している。美形の顔立ちをしており、美意識の強いナルシストな性格をしている。宗屋ヒデヨシを自チームに引き入れようとするカプーショに協力しており、それを邪魔しようとする植木耕助と対決した。その際は耕助を自らの能力に有利な地形に誘い込むが、能力を有効的に利用する前に耕助の神器「百鬼夜行」を前にして倒されてしまった。その後、くじ引きによる2次選考を経て、3次選考まで進むもののそこで敗退が決定している。「美しい髪をドリルに変える能力」を所持しており、自分の髪をドリルに変えて土の中を移動する戦法を得意としている。また、土の中での移動中のスピードは時速300キロに達しており、さらに移動中は無音。そのような事から土に潜れば最強を自負している。

植木 源五郎 (うえき げんごろう)

植木耕助の義父。職業は小説家。短髪で口髭を生やし、眼鏡をかけている。ふだんは作務衣を着ている事が多い。極端なアウトドア派で、森あいが耕助を訪ねて家に来た際には数々のスポーツ観戦に誘っている。天界から降って来た赤子であった耕助を拾い、育て上げている。そんな耕助を本当の息子のように慕う一方で、義父である事を気にしている。なお、天界から降って来た耕助をモデルにした小説「空からの贈り物」を出版したが、売れ行きはあまり芳しくはない。

フクスケ

小学生の少年。黒髪の短髪。「勇者と木の大魔王」という絵本に登場する「木の大魔王」を植木耕助だと勘違いして、彼を追い回すようになった。その後、耕助によって窮地を救われる事もあったが、それを相手を油断させる演技だとして、耕助を悪者だと勘違いしたままだった。さらに鬼山紋次郎を「勇者の木の大魔王」に登場する「勇者」だと勘違いして、彼がバトルに挑む姿を応援していた。

ドン

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。ロベルト十団に所属している。筋肉質の大柄な体型で、タンクトップを好んで着用している。強引な性格で、横暴に振る舞っている。植木耕助の入団試験の際には、彼の背負っている大岩の上にわざと座り、入団試験の邪魔をしようとした。その後、耕助がロベルト十団を壊滅させようとしている事を知り、耕助を粛清しようとした。その最初の対戦では、圧倒的な力の差を見せつけて耕助に勝利している。しかし、彼が絶命していると思い込み、止めを刺さずに帰還した。耕助にまだ息があると知るや否や止めを刺しに向かったが、覚醒臓器によってパワーアップした耕助を前に敗北を喫する。指輪をロケットに変える能力を所持しており、ロケットを使った攻撃では地形を変えるほどの攻撃力を発揮し、その威力は天界人相当でいえば天界レベル四ツ星に相当する。才はパワー系ばかりで、素手で大岩を破壊する事も可能。

ムーニン

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。3次選考まで勝ち残った能力者で、グラノチームに所属している。腰まで届くほどの長髪と、細目が特徴。ダジャレを最高のポエムだと評しており、ふだんから五・七・五の俳句形式でしゃべる。3次選考の第1試合では佐野清一郎、鈴子・ジェラードと遭遇し、パステロとタッグを組んで彼らとの戦闘を行った。しかし、清一郎と鈴子のコンビネーションを前に敗北を喫する。その後、3次選考での脱落が決定しており、「恋が40歳まで実らない」という脱落時のペナルティを受ける羽目になった。「ダジャレを現実に変える能力」を所持しており、「ブタがぶった」「サイにひかれなさい」などのダジャレによって強力な攻撃および防御を行う事が可能。ただし、「対象者を笑わせる」という限定条件を経なければ能力の発動ができないが、これはパステロの能力を利用する事で楽にクリアする事ができる。また、自分に影響を与えるダジャレであれば、自分で笑うだけで能力を発動する事が可能。

カール・P・アッチョ (かーるぴーあっちょ)

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。仲間からは「カルパッチョ」と呼ばれている。短髪で、腹と胸の辺りに複数の傷痕がある。能天気な性格で女好き。また、腹黒いところがあり、人質を利用するなど汚い事でも平気で実行する。ロベルト十団では参謀司令官を務めており、全体の指揮と団員の補充を担当している。植木耕助から壊滅的な被害を受けたあと、新たな団員としてカバラとユンパオ、清一郎を補充した。その後、清一郎達と共にドグラマンションで耕助達と対決した。そこでは耕助との一騎打ちを行ったが、彼に敗北を喫する。能力は「他人の能力を自分の能力に変える能力」を所持している。限定条件が「コピーする対象能力者の半径10メートル以内に24時間以上いる事」と少々厳しいが、ロベルト十団を組織する事によりこれをクリア。ロベルト十団の団員すべてと、ほかの能力者数名の能力をコピーしている。しかし、多くの能力を所持しているため、一つ一つを使いこなしているとはいえず、能力による自滅も多かった。

足立 駿夫 (あだち はやお)

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。植木耕助と同じ水無月中学校に通っており、陸上部に所属している。短髪の頭にカチューシャを付けている。ふだんは温厚な物腰ではあるが、嫉妬深く、怒ると態度が一変する。幼い頃から走る事が大好きで、小学校時代はかけっこでは負けなしだった。しかし中学校に上がった頃から、次第に才能の壁を前に屈するようになっていく。その後、「走りの才」を手に入れるためにバトルゲームに参加した。そして、「走りの才」を持つ耕助に嫉妬した事から、彼をバトルゲームの標的に定めたが、耕助の能力を前に敗北を喫する。次に耕助の失(な)くす才が「走りの才」だと知ってからは、改心したふりをして耕助が才を失くすように画策した。しかし、その最中に耕助によって窮地を救われた事から、本当に改心した。「綿を杭に変える能力」を所持しており、そのまま相手に杭をぶつけたり、相手の周囲に杭を刺す事により拘束する事が可能。

鬼山 紋次郎 (おにやま もんじろう)

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。ボサボサの短髪で、非常にラフな格好をしている。「だりぃ」が口癖で、面倒な事をすべて嫌っている。しかし、照れ隠しで乱暴な言動をとっている節もあり、根は優しい。正々堂々と振る舞う事を信条としており、卑怯な事が嫌い。過疎の村の出身で、村を復興したいと願っており、「村おこしの才」を手に入れるためにバトルゲームに参加している。バトルゲームで順当に勝ち上がる中、植木耕助とのバトルを行なった。これまでの経験値や299もの才を活かして耕助との勝負を有利に進めたが、耕助の執念を前にして敗北を喫する。自分を倒した耕助には負けてほしくないと願い、彼に黒木影男への対策を伝授している。「蹴り飛ばした土を鉄球に変える能力」を所持しており、蹴り方によっては鉄球を連続で出したり、巨大な鉄球を出す事も可能。また、「回避の才」などバトルに際して有利な才をいくつも持っている事から、能力を使わなくても強力な戦闘力を有している。

ボーロ・T (ぼーろてぃー)

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。短髪で、語尾に「じゃん」を付ける癖がある。「捕獲の才」や「瓦割りの才」など戦闘に有利な215もの才を所持している。新たに「先読みの才」を手に入れるため、植木耕助との戦闘を行っている。その際、8個しか才能を持っていない耕助を雑魚だと侮っていたが、彼の驚異的な打たれ強さを前に予想外の苦戦を強いられた。さらに自らの限定条件を見抜かれたうえでその弱点を突かれて、耕助には敗北を喫する。「頭をダイヤモンド」に変える能力を所持しており、能力を使った頭突きによって攻撃を行なう。なお、「ポケットに手を入れている間」しか能力を発動できない限定条件を持っている。耕助との戦闘ではそれを見抜かれてポケットを何度も破かれたが、「裁縫の才」を利用する事により、何度となくポケットを新たに縫い合わせている。

ケンタロウ

「たいようの家」で暮らす短髪の少年。非常に泣き虫で、何をやっても駄目だと自らを卑下してしまう悪癖を持つ。その事から自分一人では何もやろうとせず、宗屋ヒデヨシの助けを借りてばかりいる。そんな中、才能がなくても努力を続ける植木耕助の姿勢を見習って、自分の力だけでがんばる事を決意した。その後、カプーショ達から「たいようの家」を守る手助けを自ら買って出ている。ヒデヨシを耕助のチームに加えるため、彼の決意を後押しした。

山田 八十吉 (やまだ やそきち)

中学3年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。短髪で、額に傷痕がある。佐野清一郎が神候補達によって騒がれる強力な能力者だと言う噂を聞きつけ、清一郎といっしょにいた植木耕助と遭遇している。その際、耕助から清一郎とは勝負にならないだろうと言われた事から、耕助に激怒。耕助に自らの能力を発動しようとするが、能力を発動する前に彼に敗北を喫する。所持していた能力の詳細は不明。

ベッキー・ウォルフ

中学2年生の少女。バトルゲームの参加者の一人。派手な外見をしている。体格は非常に小柄で、それをコンプレックスに思っており、チビと言われる事を嫌っている。植木耕助の粛清に動いた際には鬼達と協力して、ケガを負った耕助を守ろうとするテンコと戦った。しかし、ケガから快復した耕助の神器「唯我独尊」によって一撃で倒されてしまう。バトルゲームから脱落したあとは日々堕落した生活を送っていたところ、鬼にその生活態度を見直すよう叱責されている。「BB弾を隕石に変える能力」を所持しており、BB弾をエアガンで飛ばす事により攻撃する。

ウーゴ

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。また、2次選考まで勝ち残った能力者で、カプーショチームに所属している。短髪で、目の周りにペイントを施している。「あれあれ」が口癖で、能天気な性格をしている。また、少々騙されやすいところがあり、宗屋ヒデヨシによるウソに翻弄されていた。ヒデヨシを自チームに引き入れようとするカプーショに協力しており、ヒデヨシと1対1での対決を行っている。その際、ヒデヨシによるウソに翻弄されつつも彼を追いつめたが、結局ヒデヨシの機転で敗北を喫している。その後、くじ引きによる2次選考を経て、3次選考まで進むもののそこで敗退が決定した。「ゴム玉を濃硫酸に変える能力」を所持しており、単純にゴム玉を投げるだけでなく、ゴム玉の反射なども利用した攻撃を行っている。

黒木 照男 (くろき てるお)

黒木影男の弟である短髪の少年。受けた恩を100倍にして返せという家訓を大事にしており、受けた恩に対して恩返しをせずにはいられない性格。ただし、水を1杯もらった際には100杯にして返すなど、恩返しを極端に考えてしまうために相手の迷惑になってしまう事も多い。ロベルト十団に入団して人格が変わってしまった影男の事を心配しており、彼の事を探すうちに行き倒れてしまう。そして、植木耕助達により行き倒れていたところを助けてもらったあと、耕助らと共に影男と遭遇した。

平 丸男 (たいら まるお)

中学2年生の少年。バトルゲームの参加者の一人。大きなTシャツには「炎」の文字が書かれている。嫌いなものは「邪魔」をされる事で、自分の目的を邪魔する人物には容赦しない性格。「支配の才」を手に入れて邪魔者をコントロールしたいと考えており、その願いを叶えるためにバトルゲームに参加した。植木耕助と遭遇して、バトルでは経験値の少ない耕助を圧倒する立ち回りを見せるが、戦いの中で成長していく耕助に敗北を喫する。「水を炎に変える能力」を所持しており、耕助と戦った時は佐野清一郎曰く、能力者の中でも上位の実力を有していた。うがいをする事で火力を上昇させるなど、能力の応用にも長けていた。

イベント・出来事

バトルゲーム

神候補に選ばれた天界人がそれぞれ人間界の中学生を選んで戦わせる、次の神を決めるためのイベント。基本的には、エントリーした中学生が最後の一人になるまで気絶せずに残れば勝利となるルール。なお、中学生にはそれぞれ能力が与えられており、エントリーした中学生はその能力を使う事が許されている。ただし、相手を気絶させる場合は、能力を使用せずとも問題はない。またエントリーした中学生は、対戦相手を倒す事によってなんらかの才能を一つ手に入れる事が可能となっており、その才能の数が勝負の行方を大きく左右している。なお、エントリーした中学生が能力を使って何の能力も持たない一般人を攻撃した場合、所持している才能の一つを失う事になっている。エントリーした中学生が100名から25名までに減るまでを1次選考とされており、25名になった時点で2次選考が行われる事となった。なお、2次選考からは個人戦からチーム戦に切り替わり、エントリーした中学生は最大で5名までチームを組む事が許されている。その後、神様がアノンに身体を乗っ取られた結果、4次選考は、アノンを倒した人が優勝というルールに変更された。

場所

ドグラマンション

地獄界のアトラクションパーク。ロベルト・ハイドンがロベルト十団のアジトとして利用していた場所の一つ。もともとはマーガレットがロベルトの遊び道具として地獄界から買い取ったもの。人間界にあるゲームセンターの地下に設置したワープトンネルとつながっており、レースゲームで特別な操作をする事で人間界からの入場が可能となっている。ロベルトはロベルト十団に壊滅的打撃を与えた植木耕助をドグラマンションへと招待しており、彼をアジトに招く事で勝負を持ちかけた。なお、その際には専用の腕輪をつけなければ入室が不可能になっており、この場所でバトルに負けたチームは、腕輪の中に仕込まれた毒針によって死ぬ仕組みとなっていた。また、バトルを行うに際して、独自のフィールドを用意できるなど、さまざまな仕掛けが施されている。

その他キーワード

威風堂堂 (ふーど)

天界レベル二ツ星になった天界人が入手する事のできる神器。地面から巨大な腕を生やす事によって、攻撃を防ぐ事ができる。なお、習得には「忍耐」が大きな鍵となる。

天界獣 (てんかいじゅう)

天界人のペットとして家族同然に飼われている小型の動物。天界人に養ってもらう代わりとして、天界人のレベルを図るメーターとしての役割を果たしている。もともとは天界人を餌とする獣で、身体も巨大だった。しかし、危険だと見做された結果、それらの天界獣は改良されて小型化されている。なお、天界獣にとってはより大きな天界力を持つ者の方が美味。そのため、より美味な天界人を食べるために、天界獣には覚醒臓器などの機能が備わっている。

魔王 (まおう)

天界レベル十ツ星になった天界人が入手する事のできる神器。使い手の「想い」を力に変える生物神器で、その姿形は使い手の持つ「強さの象徴」によって異なっている。また、その威力は使い手の「想い」の強さに比例している。もともとの使い手であるロベルト・ハイドンの身体を乗っ取ったアノンが使用した際は、巨大で邪悪な羊のような姿となり、一撃の威力は地形を変えてしまうほど。一方、植木耕助が使用した時には、自らの正義の象徴である小林先生にそっくりの姿となり、その威力は誰かを守ろうとした時には大きくなった。

神候補 (かみこうほ)

次の神の座を競うために選ばれた天界人。これらの選考は神様によって行われており、小林先生などの次の神の座に興味のない者も神候補に選ばれる場合がある。また、逆にパグなどをはじめとして、たとえ優秀な人物で、かつ神の座に就く事を希望していたとしても選ばれない場合もある。神候補として選ばれた場合は、バトルゲームにエントリーする中学生を自分で選ばなくてはならない。また、中学生には自らの天界力を分け与えて能力者にする必要がある。ただし、一人につき与える事のできる能力は一つまでと定められており、これに違反する事は最大級のルール違反にあたる。これを破った場合は地獄にある監獄に収容され、死罪が決定する。しかし、神候補であれば地獄に収容されても、次の神の座に就く権利は残ったままとなる。これにより植木耕助のチームがバトルゲームで優勝した際に、監獄に収容されていた犬丸が次の神の座に就く運びとなった。そのほか、神候補にはいかなる場合でもバトルゲームの介入を許されないなどのさまざまなルールが設定されている。

百鬼夜行 (ぴっく)

天界レベル五ツ星になった天界人が入手する事のできる神器。腕からブロック状の物質が出現して、敵に向かって突き進んでいく事のできる武器となっている。攻撃力だけであれば鉄や唯我独尊などよりも上だが、攻撃が直線的と言う欠点を持つ。なお、習得には「集中」が大きな鍵となる。

花鳥風月 (せいくー)

天界レベル九ツ星になった天界人が入手する事のできる神器。背中から羽を生やす事によって飛行能力を得る事が可能となる。また高速で移動できるほか、空中での急激な方向転換も行える。なお、習得には「バランス」が大きな鍵となる。覚醒臓器内で神器の習得を行った場合は、幅15センチ四方の台座に片足で30分以上立っている事が試練達成の条件。ただし、試練中は四方八方から飛んで来る鉄球を避けつつ、台座に立っていなければならない。

覚醒臓器 (かくせいぞうき)

天界獣に備わっている、天界人のレベルを上げるための臓器。より美味な天界人を食するための機能であり、捕らえた天界人に試練を与えて強制的に天界人のレベルを上げる事ができる。また、捕らえた天界人を解放するかどうかは天界獣に委ねられており、そのまま餌として消化する場合もある。また、捕らえた天界人に試練を受けさせる事のできる時間は最大でも24時間が限界。その時間を過ぎた場合は、天界獣の持つ本能によって中の天界人を消化してしまう。なお、天界獣が天界人のレベルを上げられるのは六つが限界。七つの天界レベルを上げた時点で、天界獣は死んでしまう。天界人同士での戦争が起こった際、天界人は戦争に勝つための力を欲してこれらの機能を利用していた。天界人はわざと天界獣に食われる事によって覚醒臓器でレベルを上げており、そこから運よく見逃される事で力を得ていたとされる。ただし、戦争後は覚醒臓器の力は危険と見做され、覚醒臓器が使えぬよう天界獣の身体は小型化されている。

能力者 (のうりょくしゃ)

神候補によって能力の与えられた100人の中学生の事。手にする能力は必ずなんらかのものを別の何かに変える能力に限定される。また、能力を与えられる際には神候補の持つ天界力の一部を受け取っており、それをコントロールする事によって常人以上の力を引き出す事も可能。ただし、そのコントロールは容易ではなく、李崩などのごく限られた者しかコントロールできない。また、能力を発動するには能力に相応する限定条件をクリアしなければならず、能力の種類によって限定条件は大きく変わる。なお、森あいの持つ能力などの精神操作系に類する能力の場合は、限定条件はより困難を極める事になる。これらの能力は気絶した場合は失われ、バトルゲームからは脱落扱いとされる。

旅人 (がりばー)

天界レベル七ツ星になった天界人が入手する事のできる神器。地面にマス目を張り巡らせ、そのマス目のどこからでも捕獲用の箱を出現させる事が可能となる。さらに箱が対象を捕らえるスピードは0.5秒で、内側から箱を壊す事はできない。ただし、外側から箱ごと攻撃する事は可能。また、対象を箱で覆ったあとは、たとえほかの神器を出したとしても、捕獲した箱は消える事はない。なお、習得には「持続」が大きな鍵となる。

治療獣 (ちりょうじゅう)

天界獣が身体の中に飼っている生物。丸っこい兎のような外見をしており、ケガ人を身体の中に取り込む事によって治療を施す事が可能。「キュア」という声で鳴く。治療にかかる時間は12時間で、例え大ケガを負っていたとしても完治させる事ができる。ただし、治療中に身体の中から出ようとすれば副作用で死んでしまう。ロベルト十団を倒すために大ケガを負った植木耕助に対して、テンコが使用している。

電光石火 (らいか)

天界レベル六ツ星になった天界人が入手する事のできる神器。足裏にローラーブレード状の神器を出現させる事によって高速移動が可能となる。瞬間的に敵の背後に回り込むなど、小回りも利く。なお、習得には「先読み」が大きな鍵となる。

波花 (なみはな)

天界レベル八ツ星になった天界人が入手する事のできる神器。腕から巨大な鞭を出現させて、攻撃する事ができる。変則的な攻撃が可能で、近くにある木などを利用して敵を攻撃する事などが可能。また、武器として使用するだけでなく、攪乱にも利用する事ができる。なお、習得には「把握」が大きな鍵となる。

快刀乱麻 (らんま)

天界レベル三ツ星になった天界人が入手する事のできる神器。自身の手に大型の刃を出現させる事によって、強力な武器として使用できる。ただし、植木耕助の場合は自身の能力と同化しているため、地面から刃が生える。切れ味は鋭く、鎖なども簡単に断ち切る事が可能。なお、習得には「不惑」が大きな鍵となる。覚醒臓器内で神器の習得を行った場合は、四方八方から飛んで来るたくさんの矢の中に混じっている、見た目が矢そっくりの「ヤリヤリ虫」を捕らえなければならない。

(くろがね)

天界レベル一ツ星になった天界人が入手する事のできる神器。腕に大砲を装備しつつ、巨大な弾を放つ事ができる。百鬼夜行と比べるとやや攻撃力に欠けるが、使い勝手がいい。なお、入手に必要なのは天界人である事を「自覚」する事。よって天界人であれば誰でも使える神器。

唯我独尊 (まっしゅ)

天界レベル四ツ星になった天界人が入手する事のできる神器。目や口の付いた立方体を出現させて、敵を嚙み砕く事ができる。出現させる事のできる場所は任意で、空中にも出現させる事が可能。敵が来るだろう場所にあらかじめ設置しておく事で、罠のように使用する事もできる。なお、習得には「渾身」が大きな鍵となる。覚醒臓器内で神器の習得を行った場合は、パンチングマシンに向かって全力で殴りかかる必要がある。ただし、仮に1%でも力を余した場合は、籠めた力の分だけ自らに跳ね返って来る。

神器 (じんぎ)

天界人の持つ特殊な武器の事。自らの天界力を成長させる事によって、そのレベルに応じた武器を使用する事が可能。そのレベルを上昇させるためには、最低でも5年の修行が必要とされている。ただし、天界獣の持つ覚醒臓器を使えば短時間でのレベルアップを望む事も可能。なお、能力者である天界人はそれぞれの持つ能力を神器に反映させる事が可能で、通常よりもより強力となった神器を扱う事が可能となっている。ロベルト・ハイドンやバロウ・エシャロットはこれを知っていたために、神器に合った能力を選んで習得している。

死の蛭 (ですぺんたごん)

天界に生息する吸血生物。見た目は五角形のホクロのように見える。非常に獰猛で、人間に取りついた場合は10秒足らずで全身の血を吸い上げる。カール・P・アッチョは死の蛭をマーガレット経由で手に入れたのち、麻酔で眠らせて犬丸の首に取り付ける事で、佐野清一郎を脅す事に成功した。

レベル2 (れべるつー)

能力者の持つ能力がレベルアップする事によりたどり着く境地。これに至った場合、持っている能力にさらに有効的な超能力が付随される。この境地に至るためにはレベル1の天界力を完全に使いこなしたうえで、強くなりたいと心の底から願うという条件を満たす必要がある。この条件を満たした者は能力者の中でもごく少数しかおらず、天界人の中でレベル2に到達した者はさらに少ない。これは神器と能力による二つの天界力をコントロールするのが、非常に困難である事に起因する。

アニメ

うえきの法則

誰が次期の神となるかを決めるため、神候補となる天界人たち100人の間で繰り広げられるバトル。それはそれぞれの神候補が中学生を選んで特殊能力を与え、中学生たちを戦わせるというものだった。火野国中学校の教... 関連ページ:うえきの法則

書誌情報

うえきの法則 全16巻 小学館〈少年サンデーコミックス〉 完結

第1巻

(2002年1月発行、 978-4091263414)

第2巻

(2002年3月発行、 978-4091263421)

第3巻

(2002年6月発行、 978-4091263438)

第4巻

(2002年8月発行、 978-4091263445)

第5巻

(2002年11月発行、 978-4091263452)

第6巻

(2003年1月発行、 978-4091263469)

第7巻

(2003年3月発行、 978-4091263476)

第8巻

(2003年6月発行、 978-4091263483)

第9巻

(2003年9月発行、 978-4091263490)

第10巻

(2003年11月発行、 978-4091263506)

第11巻

(2004年1月発行、 978-4091270313)

第12巻

(2004年4月発行、 978-4091270320)

第13巻

(2004年6月発行、 978-4091270337)

第14巻

(2004年9月発行、 978-4091270344)

第15巻

(2004年12月発行、 978-4091270351)

第16巻

(2005年2月発行、 978-4091270368)

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