おさななじみに恋したら

おさななじみに恋したら

同じマンションで小さな頃からいつも一緒に遊んでいた長谷川星壱と藤花こゆり。星壱は女の子からモテていて、女子の嫉妬から嫌がらせを受けていたこゆりは、事情も説明せずに、星壱を突き放してしまう。小学6年生でケンカ別れしたまま3年が過ぎ、高校で星壱と再会したこゆり。止まっていた幼なじみの二人の時間が再び動き出す。イケメンで人気者のモテ男子と平和主義でまだ恋を知らない女の子の幼なじみラブ・コメディ。小学館「ベツコミ」2021年8月号から連載の作品。

正式名称
おさななじみに恋したら
ふりがな
おさななじみにこいしたら
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
フラワーコミックス(小学館)
巻数
既刊6巻
関連商品
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概要・あらすじ

同じマンションに住む長谷川星壱藤花こゆりは、小さな頃から仲良しで、よく一緒に遊んでいた。カッコよくて人気者だった星壱と仲が良かったことで、女子から嫉妬されたこゆりは、嫌がらせを受けてしまう。小学6年生の時、こゆりは事情も言わずに「もう話しかけないで」と星壱を突き放してしまう。謝るきっかけもないまま、中学は別々になり、こゆりは星壱を傷つけてしまったことをずっと後悔していた。高校1年生になったこゆりは、同じクラスに星壱の名前を見つけて驚く。星壱はクラスメイトの前で「すごいかわいくなってるから、人違いだったらどうしようかと思った」とこゆりに声をかけた。一緒に下校した二人は、最初気まずかったものの、以前のようにノラ猫を追いかけたりして、幼い頃に戻ったようだった。その日の夕方、こゆりは当時嫌がらせをしてきた女の子、小泉とコンビニで偶然会う。彼女はこゆりに謝り、星壱にも「こゆりに嫌がらせし、二人の仲を壊してしまった」と謝ったのだと言う。コンビニ帰り、公園のベンチに座っていると「なんかあるといつもここにいたよな」と星壱が声をかけてきた。こゆりは「ずっと謝りたくて。私が一番大事だったのは星壱ちゃんだったのに」と泣きながら謝り、星壱も「俺も意地悪したからおあいこ」と言い、二人は仲直りをするのだった。そして「関係がはっきりしていないから疎まれるんじゃないかな。いっそのこと、付き合っちゃう?」と星壱は軽い口調で言ってみるが、こゆりはそんなことを全く考えていない顔をしていた。星壱は小さい頃からこゆりが好きだったが、こゆりはまだ恋というものをよく分かっていなかった。星壱は自分の思いをきちんとこゆりに伝えた上で、無理強いはせずに一緒にいることを選ぶ。幼なじみだった二人の関係に少しずつ、変化が生まれ始める。

登場人物・キャラクター

藤花 こゆり (とうか こゆり)

高校1年生の女の子。平和主義で争いごとを嫌う穏やかな性格。幼なじみの長谷川星壱と仲良しだったことで、小学生の時に嫉妬され、女子から嫌がらせを受けてしまう。中学時代は女子が怖くて、男子を避けていたため、周りから男の子が苦手だと思われていた。髪型はアゴまでの長さのボブカット。柔らかい雰囲気で、女子の友達は多い。

長谷川 星壱 (はせがわ せい)

高校1年生の男の子。藤花こゆりと同じマンションに住んでいて、小さな頃からの幼なじみ。活発でカッコ良く、頭も良くて友達も多いため、常にモテていた。中学は名門私立朋星学園に通っていたが、友人から陰口をたたかれていたことを知り、朋星学園での人間関係を断ち切る。エスカレーター式の朋星学園には進学せず、こゆりと同じ公立高校に入学する。小さい頃からこゆりのことが好きで、忘れられない存在だった。中学時代の出来事で少し人間不信になっていて、クラスメイトと深く関わろうとせず、壁を作ってしまう。

書誌情報

おさななじみに恋したら 6巻 小学館〈フラワーコミックス〉

第1巻

(2022-02-25発行、 978-4098714773)

第2巻

(2022-07-26発行、 978-4098717002)

第3巻

(2022-11-25発行、 978-4098717835)

第4巻

(2023-04-26発行、 978-4098720958)

第5巻

(2023-08-25発行、 978-4098722341)

第6巻

(2024-01-26発行、 978-4098724871)

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