おしえて菜花

おしえて菜花

人の心を読む能力に目覚めた少女・堤菜花の日常や恋愛を描く、ピュア・ファンタジー少女漫画。「りぼん」1996年12月号から1998年3月号にかけて連載された作品。コミックス第4巻には、進級した菜花と高校生になった堤鷹弥のその後を描いた、特別編が収録されている。

正式名称
おしえて菜花
ふりがな
おしえてなのか
作者
ジャンル
ファンタジー
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あらすじ

第1巻

不思議な力を持った三人の兄を持つ堤菜花は、兄たちと助け合いながら賑やかな日常を送っていた。ある日菜花は、頭にボールをぶつけたのをきっかけに、人の心が読める能力に目覚めてしまう。そんな時、菜花の憧れの先輩である足立凌が何者かによって誘拐される。菜花は兄たちと協力しながら凌を助けるため、それぞれの能力を駆使しながら犯人探しを開始する。

第2巻

足立凌の招待で、堤菜花堤鷹弥結城真帆子を加えた四人で遊園地に行く事になった。しかし人混みの中で、遊園地に爆弾を仕掛けた男の心の声を聞いた菜花は、犯人の男に捕まり人質となってしまう。観覧者で犯人の男と二人きりになった菜花は、心を読む能力を駆使して、彼が会いたがっている「裕子」という女性の事を知る。そして菜花は堤竜牙たちに、裕子を探し出すよう協力を求める。

第3巻

堤鷹弥と血のつながりがない事を知った堤菜花は、次第に鷹弥を男性として意識するようになり、彼に恋心を抱いている事を自覚し始める。そんな時、菜花を「姫君」と呼ぶ謎の男に出会った菜花は、自分の出生や、兄たちとの関係に疑問を持ち始める。堤竜牙の話を聞いた菜花は、自分が鷹弥だけでなく、竜牙と堤獅子丸とも、本当の兄弟ではない事を知る。そして菜花たちは自分たちの秘密を知るため、両親の形見である不思議な箱を開けるのだった。

第4巻

自分たちの本当の故郷であるローラン王国に辿り着いた堤菜花たちは、足立凌を幽閉したトルバ国のヴォルグ王子と対峙する。菜花を守るために真の力を取り戻して動物の姿に変身した堤鷹弥たちだったが、ヴォルグ王子の持つ「闇王の剣」の力で心をあやつられてしまう。ピンチに陥った菜花達の前に凌が現れ、菜花と共にヴォルグ王子を諭すのだった。

登場人物・キャラクター

堤 菜花 (つつみ なのか)

女子中学生で、年齢は13歳。愛称は「なーちゃん」。幼い頃に両親を亡くして以来、堤竜牙、堤獅子丸、堤鷹弥の三人の兄と助け合いながら暮らしている。どこにでもいる普通の少女だったが、ある日近くにいる人の心が読める能力に目覚める。また、人や物に触れる事で情報を読み取る事ができる、サイコメトリーのような能力も持っている。 先輩の足立凌にあこがれていたが、次第に堤鷹弥に恋心を抱くようになる。

堤 竜牙 (つつみ りゅうが)

堤菜花の一番上の兄。年齢は25歳で、職業は刑事。離れた位置からでも声や音を聞き取る事ができる優れた聴覚の持ち主で、刑事としての職務にも活かしている。長男として、いつも兄弟をまとめている。

堤 獅子丸 (つつみ ししまる)

堤菜花の二番目の兄。年齢は21歳。ニューハーフで、ホステスをしている。嗅覚に優れており、離れた位置からでも匂いを嗅ぎ分ける事ができる。あだ名は「ライオン」から取った「ライ」で、本名の「獅子丸」と呼ばれるのを嫌っている。妹の菜花の事は特に大切に思っており、よき相談相手となっている。普段は女性の格好をしているが、時おり男性の格好で行動する事もある。

堤 鷹弥 (つつみ たかや)

堤菜花の三番目の兄。年齢は15歳で、菜花と同じ中学校に通っている。足立凌とはクラスメイトにして親友でもある。遠視能力を持ち、遠く離れた物や文字を見る事ができる。クールで意地っ張りな面を持つが、家族思いであると同時に、友人思いな性格。菜花に対しては、兄弟愛以上の特別な感情を持っている。

足立 凌 (あだち りょう)

堤菜花があこがれている男子中学生。菜花と同じ中学校の先輩で、生徒会長を務めている。堤鷹弥とはクラスメイトにして親友でもある。予知能力を持ち、予知夢によって未来の出来事を知る事ができる。当初は悪い出来事をも予知してしまう自分の能力を悲観していたが、菜花や鷹弥の能力を知った事で考えを改めるようになる。

結城 真帆子 (ゆうき まほこ)

堤菜花と同じ中学校に通う女子。菜花とはクラスメイトにして親友でもある。中学校入学前に偶然出会った堤鷹弥に一目惚れし、片思いしている。もの静かだが、一途で友人思いの優しい性格。

桐生 ふみ (きりゅう ふみ)

堤菜花と同じ中学校に通う女子で、堤鷹弥や足立凌のクラスメイト。凌とは同じ生徒会のメンバーで、副会長を務めている。松下世津とはいとこ同士。明るく好奇心旺盛だが、細かい事は気にしないサバサバした性格。

松下 世津 (まつした せつ)

桐生ふみのいとこの女性で、愛称は「せっちゃん」。短大を出たあとにOLをしている。堤獅子丸とは小学校時代の同級生で、彼には幼い頃から密かに片思いしている。

久賀野 玲 (くがの れい)

堤菜花と同じ中学校に通う男子で、堤鷹弥や足立凌のクラスメイト。おとなしく目立たないタイプの少年だったが、入院中に肺炎で生死をさまよったのをきっかけに、念力のような超能力を使えるようになる。また幽体離脱を体験した際に凌が予知能力を持っている事を知り、退院後には凌や菜花を超能力仲間として引き込もうとするようになる。

オムウ

堤竜牙たちの祖父で、変身能力を持っている。老人だが、普段はオウムの姿で行動している。異世界に堤菜花たちがやって来た際に、案内役となる。

ヴォルグ王子 (ゔぉるぐおうじ)

堤菜花たちの真の故郷であるローラン王国の隣国トルバ王国の王子。周りの人間とは異なり超能力を持たずに生まれたため、周囲に差別されながら育った過去を持つ。剣士の怨念が宿った「闇王の剣」に心の弱みを利用され、菜花と足立凌の命を狙っている。

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