外れスキル「影が薄い」を持つギルド職員が、実は伝説の暗殺者

ケンノジの小説『外れスキル「影が薄い」を持つギルド職員が、実は伝説の暗殺者』のコミカライズ作品。史上最強の魔王とされるライリーラ・ディアキテプを単独で倒した伝説の暗殺者、ロラン・アルガンが、暗殺者を辞めて一市民として生活を送る中、一般常識を知らないために起こる騒動や、無自覚に行動して周囲から注目される姿を描いた異世界ドタバタコメディ。「ComicWalker」の2019年7月5日から配信されている作品。

正式名称
外れスキル「影が薄い」を持つギルド職員が、実は伝説の暗殺者
ふりがな
はずれすきるかげがうすいをもつぎるどしょくいんがじつはでんせつのあんさつしゃ
原作者
ケンノジ
作者
ジャンル
ファンタジー
レーベル
電撃コミックスNEXT(株式会社KADOKAWA)
関連商品
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あらすじ

第1巻

勇者のアルメリア・フェリンド率いる魔王討伐パーティーに参加していたロラン・アルガンは、魔王がいる謁見の間近くから単独行動し、そのまま一人で史上最強と謳われた魔王であるライリーラ・ディアキテプ(ライラ)を打ち倒す。実はアルメリアの父親のランドルフ王から「アルメリアたちが魔王を討伐したようにする」という依頼を受けていたロランは、そのままアルメリアたちの前から姿を消してランドルフ王への報告のため、フェリンド王国に帰還する。ロランは褒美として「ただの人間としてありふれたふつうの生活」を希望し、ランドルフ王もこれを承諾したため、ロランは必要最低限の生活必需品を受け取って、なぜか自分のそばを離れないライラと共に都会でもなく田舎でもないふつうの町、ラハティへ移り住む。しかし、ロランはふつうの生活というものがどんなものかわからないため、ラハティでは怠惰な生活を送っていた。ある日、宿屋の娘からなんの仕事をしているのか聞かれたロランは、ふつうの男なら仕事をしているのが当たり前だと気づき、求人の張り紙を出した冒険者ギルドに向かう。アイリス・ネーガンとの面接でひと悶着あったものの無事に合格したロランは、翌日からギルド職員として働き始める。

第2巻

ラハティにある冒険者ギルドの職員として働き、ふつうの生活を満喫していたロラン・アルガンは、路地裏で奴隷の少女を見つけて自宅に保護する。少女にかけられた隷属紋は、同居人で元魔王のライリーラ・ディアキテプ(ライラ)から解除呪文を教わったロランが解除したが、記憶を失っていたこともありロランは少女の面倒を見続けた。少女はライラから「メイリ」と名前をつけられ、ロランやライラと生活していくうちに元気を取り戻していく。ある日、冒険者ギルドにきていたメイリを、ラハティ領主のバルデル・アルゴットが強引に連れて行こうする騒動が起こる。騒動はロランの暗殺者時代のコネですぐに収まり、ロランはバルデルからメイリの正体が、滅亡したバーデンハーク公国の姫ということを教えられる。メイリの親族の生き残りがいるかどうを調べるために、ロランはバーデンハーク公国とつながりのあったランドルフ王を訪ねるのだった。

関連作品

小説

本作『外れスキル「影が薄い」を持つギルド職員が、実は伝説の暗殺者』は、ケンノジの小説『外れスキル「影が薄い」を持つギルド職員が、実は伝説の暗殺者』を原作としている。原作小説版は、ケンノジが「小説家になろう」に投稿していた同名小説で、KADOKAWAから刊行された。イラストはKWKMが担当している。

登場人物・キャラクター

ロラン・アルガン

ラハティにある冒険者ギルドで働き始めた男性。自分の体を薄くしてほんの少し認識を阻害できるスキル「影が薄い」を持つ。新人とは思えないほど手際がよく、荒くれ冒険者の対応もしっかりとこなす。以前は史上最強と謳われた魔王であるライリーラ・ディアキテプ(ライラ)を単独かつ短時間で倒したほどの伝説の暗殺者だったが、ライラを倒したあと、ふつうの生活にあこがれて暗殺者を辞める。「アルガン」というファミリーネームは一般人として生活する時に適当に付けたもので、暗殺者時代の名前は「ロラン」だけだった。ライラには悪さをしないよう「姿を変えられる」「魔力が多いほど力を減少させる」効果のある首輪を付けて猫に変化させて放り出したが、なぜか懐かれていっしょに生活している。これまで暗殺者として生きてきたため、一般常識に疎いところがあり、自分ではふつうのつもりでも周りの人間からすれば常識外れな行動を取ることが多い。ライラ、ミリア・マクギュフィン、アイリス・ネーガン、アルメリア・フェリンドなど多くの女性から好意を寄せられているが、鈍感なためにまったく気づいていない。ライラからは「貴様殿」、ニールからは「兄貴」と呼ばれている。

ライリーラ・ディアキテプ

かつて史上最強と謳われた元魔王の女性。ロラン・アルガンに倒されると、自分より強い男であるロランに興味を示していっしょに暮らし始め、今では好意を寄せている。倒された時にロランから「姿を変えられる」「魔力が多いほど力を減少させる」効果のある首輪を付けられて、魔王としての力を失い、今は魔法が使えない一魔族という扱いを受けている。しかし知識は魔王の時のままで、ロランに高位魔族が使うような魔法を教えることもある。また首輪の効果によりロランの手で、人型と猫の姿を自由に切り替えられてしまう状態にある。「ライリーラ・ディアキテプ」という名前が長いため周囲には「ライラ」と呼ばせており、一人称が「妾」なためミリア・マクギュフィンからは「妾さん」と呼ばれている。

ミリア・マクギュフィン

ラハティにある冒険者ギルドで働く女性。ギルドでは一番下っ端だったが、ロラン・アルガンが入ったことで後輩ができたことに歓喜する。ロランの教育係としてさまざまなことを教えていく中で、ロランの落ち着きと頼りがいのあるところを目の当たりにして好意を寄せるようになる。ロランといっしょにいるライリーラ・ディアキテプに対抗心を燃やす。

アイリス・ネーガン

ラハティにある冒険者ギルドの支部長を務める女性。クールな雰囲気を漂わせた自他共に認める厳しい性格で、見事なプロポーションを誇る美女。求人の張り紙を見たロラン・アルガンの面接の際、知らぬ間にロランにパンツを脱がされてしまう。ロランの素性を知る数少ない人物で、ロランにギルド職員としては危険度の高い仕事を任せることもある。

モーリー

ラハティにある冒険者ギルドで働く男性。元Cランク冒険者で、植物に詳しい資格である「プラントマスター」を所持している。外見のいい女性に誰彼かまわず声をかけているが、ことごとく相手にされていない。自分に絶対的な自信を持っているが、周囲の評価は非常に低い。何かと目立つロラン・アルガンのことを苦々しく思っている。

アルメリア・フェリンド

フェリンド王国の第一王女。勇者として史上最強と謳われた魔王のライリーラ・ディアキテプを倒した英雄。魔王討伐パーティーとしてロラン・アルガンといっしょに旅をしており、その時からロランに好意を寄せている。本来は明るい性格でお転婆なところもあるが、魔王討伐直前からずっとロランが姿を消しているため、自室で落ち込んでいる。

ランドルフ

フェリンド王国の国王。アルメリア・フェリンドの父親。ややフランクな性格ながら、国王としての威厳やカリスマ性を持つ。アルメリアのことを溺愛しており、ロラン・アルガンに、落ち込んでいるアルメリアを元気づけて欲しいと依頼する。

セラフィン

フェリンド王国で大神官を務める女性。勇者であるアルメリア・フェリンド率いる魔王討伐パーティーの一員で、ロラン・アルガンといっしょに旅をしたことがある。討伐後は平和を謳歌しつつ酒を飲んでいる。しかし、泥酔した状態でもアルメリアにかけられた状態異常を判別し、浄化できるほど神官としての腕は高い。

ニール

弓で戦う冒険者の男性。冒険者ランクはDランク。ふだんはEランクかFランクのクエストばかりこなしているが、冒険者として成長するためにDランクの討伐クエストに挑戦する。苦戦するものの、ロラン・アルガンの助言もあって無事にクエストを達成。これ以降、ロランのことを慕うようになる。

メイリ

ロラン・アルガンが路地裏で見つけた奴隷の少女。行き倒れていたところをロランによって保護されるものの、記憶を失っている。奴隷を示す隷属紋はライリーラ・ディアキテプ(ライラ)から解除呪文を教わったロランによって消去され、周囲にはロランの親戚ということにしてロラン、ライラと共に生活している。名前も思い出せないため、ライラから古い魔族の言葉で「青空」を意味する「メイリ」と名づけられる。ロランによって心身共に鍛えられ冒険者となる。その正体は既に滅んだバーデンハーク公国の姫である「エイリアス・バーデンハーク」で、公国が攻め込まれた時に家族と離れ離れとなり、記憶を失った状態で一人でいた時に奴隷商人に見つかり、奴隷としてバルデル・アルゴットに売られた。ロランやライラと暮らしていたある日、突然記憶を取り戻す。

バルデル・アルゴット

ロラン・アルガンが住むラハティを治める領主の男性。メイリの正体を知っているうえで奴隷にし、姿を消したメイリ捜索の命令を配下の騎士団に出す。爵位を継ぐために、ロランに兄を自殺に見せかけて殺させたため、弱みを握るロランに頭が上がらない。メイリについての情報をロランに伝える。

クレジット

原作

ケンノジ

キャラクター原案

KWKM

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