お陽様なんか出なくてもかまわない

お陽様なんか出なくてもかまわない

ある雨の日の出来事をきっかけに、少年ロニーが奇妙な男女と関わりあっていく数日間を描いた短編漫画。多田由美の短編集・『お陽様なんか出なくてもかまわない』の表題作。

正式名称
お陽様なんか出なくてもかまわない
ふりがな
おひさまなんかでなくてもかまわない
作者
ジャンル
その他
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概要・あらすじ

ある雨の日のこと、町の少年ロニーは両親の外出中に恋人のクラヴィスを家に連れ込もうと計画していたが、期待を裏切って両親は出かけずに、更にはそのせいでクラヴィスとの口論となってしまう。そこに見ず知らずの男が現れ、自分が取っているホテルを使っていいと提案、ロニーは怪しげに思うも利用してしまう。その翌日、ロニーが三日間だけ家に一人っきりになる機会が巡ってくる。

嬉々としてクラヴィスに連絡を取ろうとするロニーだが、そんな彼の家を訪れたのは、あの雨の日にホテルの部屋を貸してくれた男・サムだった。

登場人物・キャラクター

ロニー

町でタイヤ泥棒なども働く不良少年。家族が家を空ける日に恋人・クラヴィスを連れ込もうとしたが、結局両親は出かけずに困惑、更にはクラヴィスと口論になっていたところを謎の男、サムからホテルの鍵を受け取った。強がってはいるが、根は臆病。

クラヴィス

ロニーの恋人だが、彼と敵対する少年・バニーにも気を寄せられている少女。ややヒステリー気味な所がある。

サム

雨の日にクラヴィスと喧嘩していたロニーにホテルの鍵を渡し、その翌日女を連れてロニーの家に転がり込んだ男性。女をラスベガスへとやり、結婚資金を稼がせようとしているが真意は不明。

サムの女 (さむのおんな)

サムと共にロニーの家に転がり込んだ女性。サムと結婚するための資金を稼ぐため、ラスベガスへと出稼ぎに行かされる。サムを深く愛しており、ロニーが結婚詐欺の可能性を提示しても、それでも良いと言い放った。

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