それからどしたの?仔猫ちゃん

デザイン学校に通う3人の女子学生と、彼女たちを取り巻く日常をユーモラスに描いた作品。作者の那州雪絵によれば、作中のエピソードはほとんど実話で、女の子ならではのエピソードが多数盛り込まれている。「花とゆめ」1993年8号から13号にかけて連載された。

正式名称
それからどしたの?仔猫ちゃん
ふりがな
それからどしたの こねこちゃん
作者
ジャンル
その他ギャグ・コメディ
レーベル
白泉社文庫(白泉社)
巻数
全1巻完結
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概要・あらすじ

東京美術学院専門学校に通う2年生の鎌田早苗は、ある日学校にヌードモデルとしてやって来た工藤哲史に一目惚れしてしまう。友人の田島諒が暮らすアパートに、工藤も住んでいると知った早苗は、本間令子とともに足しげく諒の部屋を訪ねながら、工藤とお近づきになれるチャンスをうかがっていた。そんなある日、工藤が拾った仔猫を早苗がもらい受ける約束をしたことがきっかけで、ついに工藤との接点ができるのだった。

登場人物・キャラクター

鎌田 早苗 (かまた さなえ)

19歳の女子学生で、恋に恋する乙女。東京美術学院専門学校の2年生で東京都出身。可愛い恋がしたいと熱望していた矢先に、学校にヌードモデルとしてやって来た工藤哲史に一目惚れ。その後、友人である田島諒の住むアパート「ミュージシアンハウス」に工藤も住んでいることを知り、病気で寝込む諒の看病と称して工藤の動向を探りながら近づこうと奮闘する。 ある日、工藤が拾った仔猫の里親に立候補し、工藤との距離を縮めていく。

田島 諒 (たじま りょう)

19歳の女子学生。東京美術学院専門学校の2年生で茨城県出身。クールでサバサバした性格。鎌田早苗の浮かれ具合を静観したり、本間令子の言動にツッコミを入れたり、工藤哲史の動向について冷静に分析したりと、一歩引いた視点で周りを見ている。工藤と同じくアパート「ミュージシアンハウス」に住んでいることで、早苗が工藤に近づくためのダシに使われたりしている。 ある飲み会の翌日、クラスメイトの千葉の部屋で寝てしまい、それ以来千葉とギクシャクした関係が続いている。

本間 令子 (ほんま れいこ)

23歳の女子学生。東京美術学院専門学校の2年生で東京都出身。4年制大学を卒業後に東京美術学院専門学校に入学したため、鎌田早苗や田島諒と同学年ながら年上。良家のお嬢様で、学校内でも群を抜く美貌と柔らかな物腰で、男子学生に人気が高い。一方で男性に対して不信感を持っており、素性の知れない工藤哲史を追いかける早苗に対して、自らの恋愛遍歴を語って諭すこともある。

工藤 哲史 (くどう てつし)

ヌードモデルの青年。田島諒の住むアパート「ミュージシアンハウス」で、諒の部屋の真下に住んでいる。見かけるたびに服装のイメージがまったく違い、アパートを出入りする時間もまちまち。実は「藤井竜」の芸名を持つ役者の卵で、研究生としてエキストラやモデルの仕事をしている。その一環として東京美術学院専門学校のヌードモデルをした際、鎌田早苗に一目惚れされる。 ある日、仔猫とその母猫を拾い、早苗が仔猫の里親を申し出たことで彼女との距離が縮まっていく。

三井 (みつい)

鎌田早苗、田島諒、本間令子らのクラスメイトの男子学生。学校帰りの電車で早苗に痴漢したと勘違いされたことがきっかけとなり、勢いで前々から想いを寄せていた早苗に告白する。以降は積極的に早苗にアプローチするが、工藤哲史に夢中の早苗に避けられていることも自覚している。

千葉 (ちば)

鎌田早苗、田島諒、本間令子らのクラスメイト。三井から早苗への恋について相談を受け、諒に協力を求めるなど、友達思いな気のいい青年。ある日飲み会で酔いつぶれた諒を自らの部屋に招き入れ一夜を過ごすが、諒には手を出さなかった。しかしその後、諒とのギクシャクした関係がしばらく続いた。

場所

ミュージシアンハウス

田島諒、工藤哲史が住むアパート。階下の部屋の音が筒抜けだったり、押し入れの天井から痴漢に侵入されたこともあるなど、いわく付きのボロアパート。アパート名は大家の趣味らしいが、実際にはミュージシャンばかりが住んでいるわけではなく、学生や中国人など雑多な種類の住人が暮らしている。

東京美術学院専門学校 (とうきょうびじゅつがくいんせんもんがっこう)

鎌田早苗、田島諒、本間令子らが通うデザイン学校。彼女たちをはじめとして、明るく個性的な学生が多い。学校の山手女子寮は食事がまずいことから、そこに住んでいる女子学生たちは、飲み会になるとまるでハイエナのように料理をむさぼることで有名。

書誌情報

それからどしたの?仔猫ちゃん 全1巻 白泉社〈白泉社文庫〉 完結

第1巻

(2004年5月14日発行、 978-4592883937)

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