でんぢゃらすじーさん特別編 でんぢゃらす王国

でんぢゃらすじーさん特別編 でんぢゃらす王国

『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』のスピンオフ作品。デンジャラスな国民ばかりがいるでんぢゃらす王国を舞台にしたギャグファンタジー漫画。「月刊コロコロコミック」2016年2月号と9月号、「別冊コロコロコミック」2015年12月号と2016年4月号、「じーコロコミック邪 はじまりの第壱笑」「じーコロコミック邪 豪華すぎる第弐笑」に掲載された。

正式名称
でんぢゃらすじーさん特別編 でんぢゃらす王国
ふりがな
でんぢゃらすじーさんとくべつへん でんぢゃらすおうこく
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
関連商品
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あらすじ

第1巻

悪騎士じーさんに襲われていたツッコミーノ・マゴのもとに、でんぢゃ軍の戦士、勇者(仮)じーさんが現れた。ぢゃらす軍を率いるダークネスじーさんの野望である王国の支配を阻止するため、ぢゃらす軍の討伐をしていた勇者(仮)じーさんは、特殊なガジェット、でんぢゃらスイッチを使い、王国中のじーさんを召喚しようとする。しかし、戦闘力に乏しい役立たずなじーさんばかりが呼び出され、逆に窮地へと陥ってしまう。恥も外聞もなく土下座をする勇者(仮)じーさんに、容赦なく襲い掛かる悪騎士じーさん。万策が尽き、やけくそになってでんぢゃらスイッチを連打する勇者(仮)じーさんだったが、その執念が実り、堰をきったようにでんぢゃらスイッチから大量のじーさんが現れるのだった。(エピソード1「勇者(仮)じーさんの章」。ほか、8エピソード収録)

登場人物・キャラクター

勇者(仮)じーさん (ゆうしゃかりじーさん)

正義の戦士を名乗る老齢な男性。禿げ上がった頭に「仮」という文字が入ったエンブレムを装着し、マントを羽織っている。名前に入った「(仮)」の意味は「(笑)」と同じような意味であるとの事。でんぢゃらす王国のでんぢゃ軍に属しており、でんぢゃらす王国の支配を狙うぢゃらす軍のボス、ダークネスじーさんの野望を打ち砕くために旅をしている。しかし、痛いのを苦手にしており、直接戦う事は極力避けている。腰に巻いたでんぢゃらスイッチを押して仲間のじーさんを呼び出し、彼らに戦闘をさせている。怒りのパワーを極限まで溜める事で、ふだんの数百倍のパワーを誇る最強の勇者「勇者(怒)じーさん」へと変身できるが、変身を維持できる時間はわずか2秒にすぎないので、何の役にも立たない。

ツッコミーノ・マゴ

旅人の少年。でんぢゃらす王国に住んでいる。悪騎士じーさんに襲われているところを、勇者(仮)じーさんに助けてもらったのがきっかけとなり、彼といっしょにダークネスじーさんを倒すための旅に出る事になった。非力な一般人であるため、戦闘における出番は一切ないが、勇者(仮)じーさんの奇行に対する突っ込みだけは非常に鋭い。

ダークネスじーさん

邪悪な老齢の男性。ぢゃらす軍のボスで、頭部に鋭い2本の角が生えている。でんぢゃ軍を倒し、国民に背中がかゆくなる呪いをかけて、でんぢゃらす王国を支配する事を計画していた。勇者(仮)じーさんの活躍で配下が倒され続けている事を苦々しく思っており、新手の配下を次々と勇者(仮)じーさんのもとに送り込んでいた。人間の都合で使役される魔獣ゲベザウラーの事を憐れむなど、悪党に似つかわしくない思いやりの心も持っている。

勇者(仮)じーさんロボ (ゆうしゃかりじーさんろぼ)

史上最強の戦闘用ロボット。勇者(仮)じーさんの姿を模して開発された。まだ未完成なため、未組み立てのプラモデルのような状態になっている。リザードじーさんと出会った勇者(仮)じーさんが、呼び出したあとに2時間をかけて組み立てたが、まるで形を成さなかった。そのため、それを見かねたリザードじーさんが組み立て、なんとか完成までこぎつけた。戦闘力は非常に高く、一撃でリザードじーさんを倒している。

せんしじーさん

戦士の老齢な男性。髭を生やして強固な鎧を着こんでいる。勇者(仮)じーさんのでんぢゃらスイッチによって召喚された。威勢だけは非常にいいが身体は弱く、つまづいて転んだだけで死んでしまい、「戦死じーさん」となり果てていた。

魔法使いじーさん (まほうつかいじーさん)

魔法使いの老齢な男性。とんがり帽子をかぶってローブをまとっている。勇者(仮)じーさんのでんぢゃらスイッチによって召喚された。魔法が使えるようなそぶりをしていたが、実はトランプの手品が得意なだけ。悪騎士じーさんにぶん殴られてあっという間にリタイアしてしまう。

伊藤純一じーさん (いとうじゅんいちじーさん)

子供と老人が合体したような姿をした少年。大阪府出身。ヤマタノオじーさんを倒すために、勇者(仮)じーさんがでんぢゃらスイッチで召喚した。弱そうに見えるが戦闘力は非常に高く、「大阪に帰れ」と言われて激怒し、怒濤のパンチ連打でヤマタノオじーさんを撃破していた。

魔剣士じーさん (まけんしじーさん)

凄腕の老齢な男性。鎧で身を固めた屈強な魔剣士。ダークネスじーさんの配下でぢゃらす軍に所属している。勇者(仮)じーさんを倒すための切り札的な存在だった。多彩な性能を誇る魔剣ネクロゴンドを武器として所持している。勇者(仮)じーさんを倒す旅に出た際、魔剣ネクロゴンドを持っていくのを忘れてしまう。

魔獣ゲベザウラー (まじゅうげべざうらー)

たてがみを持つ巨大な魔獣。性別は不詳。国を滅ぼすほどの強大な力を誇る。鋭い爪は食らったものに確実な死をもたらし、月曜日と木曜日には破壊力抜群のビームを放つ事ができる。ただし、最強の砲撃「ゲベザウラーキャノン」は一発撃つのにチャージ時間が2年必要。

モンスター使いじーさん (もんすたーつかいじーさん)

モンスターを使役する老齢の男性で、ダークネスじーさんの配下でぢゃらす軍に所属している。魔獣ゲベザウラーを手なずけていたが、愛情表現として頭からかじられて顔の半分を失ったり、鋭い爪で胴体を貫かれて瀕死の重傷を負うなど、かなり苦労していた。

ガイコツじーさん

ガイコツの体をしたモンスターの男性。勇者(仮)じーさんと戦う事になった際、その気迫に満ちた剣捌きに驚いていた。しかし戦いの中で、その気迫を生み出す源が勇者(仮)じーさんがおしっこを我慢していたからである事に気づく。勇者(仮)じーさんがおしっこをするあいだ、後ろを向いて待つという紳士的な振る舞いを見せるが、そのスキを突かれて倒されてしまう。

リザードじーさん

トカゲの姿をした二足歩行のモンスターのオス。ダークネスじーさんの配下でぢゃらす軍に所属している。非常に剣の腕が立ち、勇者(仮)じーさんを圧倒するほどの強さを誇る。勇者(仮)じーさんが呼び出した勇者(仮)じーさんロボの組み立てがいつまで経っても完了しない事から、組み立てを手伝っていた。

あしゅらじーさん

6本の腕と三つの顔を持つ剣士の男性。勇者(仮)じーさんに対してしりとりや、剣による勝負を挑んでいた。それなりの実力者だが、それぞれの顔の我が強すぎてまったく協調性がないため、その弱点を勇者(仮)じーさんに突かれて撃退される。

ヤマタノオじーさん

8本の長い首を持ち、それぞれに老人の頭がついている巨大な化け物。性別はオス。洞窟に住んでおり、入り込んだツッコミーノ・マゴを人質に取り、勇者(仮)じーさんを倒そうとした。伊藤純一じーさんの手で瞬殺される。

悪騎士じーさん (あくきしじーさん)

斧を持った騎士で、老齢な男性。ダークネスじーさんの配下でぢゃらす軍に所属している。旅人のツッコミーノ・マゴを追いかけまわしていた際に、勇者(仮)じーさんと遭遇する。ぢゃらす軍の野望を知る勇者(仮)じーさんを倒そうとするが、返り討ちに遭った。

床屋でまわってるアレじーさん (とこやでまわっているあれじーさん)

床屋の外にあるサインポールに似た形をした老人。性別は不詳。悪騎士じーさんと戦っていた勇者(仮)じーさんがでんぢゃらスイッチで召還した。一見するとただのオブジェで戦闘力は皆無に見えるが、実は無数のじーさんをまとめて倒せるほど強い。

集団・組織

でんぢゃ軍 (でんぢゃぐん)

でんぢゃらす王国を二分する軍隊の一つ。でんぢゃらす王国を手に入れるため、ぢゃらす軍と戦っている。所属する勇者(仮)じーさんがぢゃらす軍の無法な行いを正すため立ち上がり、ボスのダークネスじーさんを倒そうとしていた。

ぢゃらす軍 (ぢゃらすぐん)

でんぢゃらす王国を二分する軍隊の一つ。ボスはダークネスじーさんが務める。でんぢゃらす王国を手に入れるため、でんぢゃ軍と戦っている。目的のためなら手段を選ばない凶悪な無法者が多数おり、王国の人々に恐れられている。

場所

でんぢゃらす王国 (でんぢゃらすおうこく)

いろんな意味で危険な住人が多数暮らしている危険な王国。王城は髭が生えた、老人に似た形をしている。モンスターが多数徘徊しているうえ、でんぢゃ軍とぢゃらす軍というの二つの軍隊が、国を支配するために争いを続けている。

その他キーワード

でんぢゃらスイッチ

ベルトのバックルのような形をした特殊なスイッチ。勇者(仮)じーさんが所持し、腰に巻いていた。押す事でいろんな種類のじーさんを召喚する事ができる。なにが出るのかは誰にもわらないため、戦いの最中に使って、戦闘力が皆無なじーさんを呼び出してしまう事もしばしばあった。

魔剣ネクロゴンド (まけんねくろごんど)

多彩な性能を秘めた魔剣。魔剣士じーさんが所持している。「よく切れる」「たまにしか折れない」「濡れてもすぐに乾く」「写真映りがいい」「いい匂いがする」「柄の部分を異常なほど延ばせる」「1本買うともう1本ついてくる」など、戦闘はもちろんの事、戦闘にまったく関係ない面の性能も充実している。

ベース

絶体絶命でんぢゃらすじーさん

強烈な老人じーさんが孫や校長達を相手に暴れ回る、不条理ギャグコメディ。(2004年)第50回小学館漫画賞児童向け部門受賞。 関連ページ:絶体絶命でんぢゃらすじーさん

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