みかくにん ゆーほーくん

みかくにん ゆーほーくん

「でんぢゃらすじーさん」シリーズで知られる曽山一寿の連載作品。日本を舞台に、宇宙から遠足にやってきたゆーほーくんが、ごくふつうの小学生の天地球介と出会ってトモダチとなる。地球に取り残されたゆーほーくんが壮大なカンちがいを繰り返し、地球を巻き込んだハチャメチャな騒動を繰り広げるハイテンションSFギャグ漫画。また、ゆーほーくんのほかにも彼の弟であるゆーぽんや、ゆーほーくんをライバル視するエンバーンなど、個性的な宇宙生物も登場する。小学館「コロコロイチバン!」2015年3月号から2020年3月号にかけて掲載の作品。

正式名称
みかくにん ゆーほーくん
ふりがな
みかくにん ゆーほーくん
作者
ジャンル
異星人・宇宙人
 
ギャグ・コメディ
レーベル
コロコロコミックス(小学館)
巻数
全5巻完結
関連商品
Amazon 楽天 小学館eコミックストア

概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

ゆーほーくん

大宇宙にある惑星「ゆーえふおー星」出身の宇宙生物。性別はオス。語尾に「だっちゅーの」や「だっほう」を付ける癖がある。飛行型円盤に顔が付いたような見た目をしているが、上半身と下半身を分離させられるほか、上半身の内側に奇妙な人型の生命体が付随している。ふだんは移動の際に空を飛んでいるが、下半身から人間の足を生やして歩行することができるなど、およそ地球人には理解しがたい生態を持つ。つねにテンションが高く、度を越したプラス思考から周囲からは呆(あき)れられつつも微笑ましく思われている。また人の悪意に敏感で、怒っている人の近くに居続けると死んでしまうが、足に格納されているコンセントで充電すると蘇生(そせい)する。地球人と意思疎通はできるが、「ママ」を「魔魔」とカンちがいして恐ろしい生物を想像したり、雨が降ると取り乱すなど、地球の文化や自然現象には疎いところがある。

天地 球介 (あまち きゅうすけ)

とある小学校に通っている男子。ふだんは明るく前向きな性格ながら、朝食の御飯にふりかけをかけるかどうかで2時間も迷うなど、優柔不断なところがある。小学生ながら現実主義者で、ゆーほーくんと出会うまでは異星人の存在をまったく信じていなかった。しかし、自分の目で見たことは素直に受け入れるといった柔軟性を持ち、突然ゆーほーくんが現れた時も冷静沈着に対応し、宇宙生物であることを受け入れる。また、ゆーほーくんから家に住まわせてほしいと言われた際は、特に嫌がることもなく受け入れるなど、優しい一面を見せた。ゆーほーくんの破天荒な行動でつねにトラブルに巻き込まれている。

書誌情報

みかくにん ゆーほーくん 全5巻 小学館〈コロコロコミックス〉

第1巻

(2016-01-28発行、 978-4091421364)

第5巻

(2020-02-28発行、 978-4091431844)

SHARE
EC
Amazon
logo