どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます

どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます

碧貴子の小説『どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます』のコミカライズ作品。魔法が存在する異世界を舞台にしている。侯爵令嬢のアニエス・ドラフィールが、幼い頃から思いを寄せていた、婚約者である王太子のリュシリュール・ドミエ=マギノビオに婚約破棄されながらも、次第に互いの不器用な愛情を認め合い、愛を育んでいく姿を描いた恋愛ファンタジー。いわゆる悪役令嬢ものながら、本作のヒロインであるリュシリュールはアニエスに対して素直に感情を見せないツンデレキャラであり、それが恋愛模様を複雑化し物語に深みを持たせている。一迅社「ゼロサムオンライン」で2022年7月より配信の作品。

正式名称
どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます
ふりがな
どうせすてられるのなら さいごにすきにさせていただきます
原作者
碧 貴子
漫画
ジャンル
恋愛
レーベル
ZERO-SUMコミックス(一迅社)
巻数
既刊3巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

アニエス・ドラフィール

リュシリュール・ドミエ=マギノビオの婚約者で、侯爵令嬢。ウェーブがかった茶色のロングヘアをハーフアップにしている。変装魔法を得意としており、この魔法を使うと、まったく別人のような外見になる。幼い頃から思いを寄せていたリュシリュールが立太子をした日に婚約破棄を告げられ、その座を父親の政敵の娘である伯爵令嬢のリーリエ・ウィルナーに奪われる。自暴自棄となったアニエス・ドラフィールは、リュシリュールに薬を盛って自由を奪って陵辱した。隣国に逃亡したが、ほどなく発見され軟禁されてしまう。その間もリュシリュールに対する恋心を捨てることができずに、彼の内心や思惑を理解できず苦しんでいたが、正式に愛を告白されて以降はリュシリュールの不器用さを知り、ゆっくりと愛を育んでいく。

リュシリュール・ドミエ=マギノビオ

とある国の王太子で、アニエス・ドラフィールの婚約者。外ハネ癖のある銀髪のイケメン。冷たい眼差しと態度から通称「氷の王子」と呼ばれており、親しい者からは「リュシー」と呼ばれている。恋敵である伯爵令嬢のリーリエ・ウィルスナーを王太子妃にするため、立太子をしたその日にアニエスに婚約破棄を告げた。しかし、その自分勝手な言動の代償にアニエスから陵辱され、隣国に逃亡した彼女を探している。ほどなくしてアニエスを発見し軟禁したあとは、毎日のようにアニエスを抱いているが、その内心をアニエスには悟らせないようにしていた。しかしそんな態度が、アニエスを激しく傷つけていたと知ってからは猛省し、彼女以外の女性とは子供を作れない契約魔法を使って愛を誓い、真摯に向き合っている。

クレジット

原作

碧 貴子

キャラクター原案

すらだ まみ

書誌情報

どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます 3巻 一迅社〈ZERO-SUMコミックス〉

第1巻

(2022-11-30発行、 978-4758038256)

第3巻

(2024-01-31発行、 978-4758039840)

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