概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
アニエス・ドラフィール
リュシリュール・ドミエ=マギノビオの婚約者で、侯爵令嬢。ウェーブがかった茶色のロングヘアをハーフアップにしている。変装魔法を得意としており、この魔法を使うと、まったく別人のような外見になる。幼い頃から思いを寄せていたリュシリュールが立太子をした日に婚約破棄を告げられ、その座を父親の政敵の娘である伯爵令嬢のリーリエ・ウィルナーに奪われる。自暴自棄となったアニエス・ドラフィールは、リュシリュールに薬を盛って自由を奪って陵辱した。隣国に逃亡したが、ほどなく発見され軟禁されてしまう。その間もリュシリュールに対する恋心を捨てることができずに、彼の内心や思惑を理解できず苦しんでいたが、正式に愛を告白されて以降はリュシリュールの不器用さを知り、ゆっくりと愛を育んでいく。
リュシリュール・ドミエ=マギノビオ
とある国の王太子で、アニエス・ドラフィールの婚約者。外ハネ癖のある銀髪のイケメン。冷たい眼差しと態度から通称「氷の王子」と呼ばれており、親しい者からは「リュシー」と呼ばれている。恋敵である伯爵令嬢のリーリエ・ウィルスナーを王太子妃にするため、立太子をしたその日にアニエスに婚約破棄を告げた。しかし、その自分勝手な言動の代償にアニエスから陵辱され、隣国に逃亡した彼女を探している。ほどなくしてアニエスを発見し軟禁したあとは、毎日のようにアニエスを抱いているが、その内心をアニエスには悟らせないようにしていた。しかしそんな態度が、アニエスを激しく傷つけていたと知ってからは猛省し、彼女以外の女性とは子供を作れない契約魔法を使って愛を誓い、真摯に向き合っている。
クレジット
- 原作
-
碧 貴子
- キャラクター原案
-
すらだ まみ
書誌情報
どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます 3巻 一迅社〈ZERO-SUMコミックス〉
第1巻
(2022-11-30発行、 978-4758038256)
第3巻
(2024-01-31発行、 978-4758039840)