ど根性ガエル

ど根性ガエル

吉沢やすみ原作の同名の漫画をアニメ化した作品。下町に住む主人公の腕白少年ヒロシと、ヒロシの着ているTシャツにくっついたカエルのピョン吉が、家族や友人たちとさまざまな騒動を起こす姿をコミカルに描く。

正式名称
ど根性ガエル
ふりがな
どこんじょうがえる
原作者
制作
東京ムービー
放送期間
1972年10月7日 〜 1974年9月28日
放送局
TBS
話数
103話
ジャンル
ギャグ・コメディ
関連商品
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概要・あらすじ

ある日、公演で遊んでいたヒロシは、石につまずいて転倒してまう。そこに偶然居合わせたカエルのピョン吉は、転んだヒロシの下敷きとなった直後、なぜかヒロシのTシャツにくっ付いてしまう。

以後、ピョン吉はTシャツに張り付いたまま生きる平面ガエルとなり、ヒロシと常に行動をともにすることになる。

登場人物・キャラクター

ヒロシ

『ド根性ガエル』の主人公である中学生の腕白少年。公園で転倒した際に、着ていたTシャツにカエルのピョン吉が張り付いてしまうと、以後ピョン吉と常に行動するようになる。喧嘩は強いが勉強は苦手で、母ちゃんにはいつも頭が上がらない。 いつも丸型レンズのサングラスを頭部に掛けている。

ピョン吉 (ぴょんきち)

『ド根性ガエル』に登場するキャラクター。主人公の少年ヒロシが公園で転倒した際に胸の部分で押しつぶされたが、ヒロシの着ていたTシャツに根性で張り付き生き延びる。やがて人間の言葉を話せるようになり、以後ヒロシとはよく口喧嘩をしつつも常に行動するようになる。 ヒロシがTシャツを脱いだ際は単独で動くこともできる。カエルながら人間にも匹敵するかなりの大食漢で、ヘビが大の苦手。

吉沢 京子 (よしざわ きょうこ)

主人公の少年ヒロシのガールフレンドである中学生の女の子。裕福な家庭のお嬢様だが勝ち気な性格で、本当はヒロシのことが好きなのに度々喧嘩をしてしまう。

五郎 (ごろう)

主人公の少年ヒロシの中学校の後輩で、彼のをよく慕っている。小柄なため、肩からぶら下げた学生鞄をいつも地面に引きずりながら歩き、目の部分にはいつも赤いマスクをようなものを巻いている。自分のことは「あっし」と呼び、語尾に「○○でやんす。 」とつけてしゃべる。

ゴリライモ

主人公の少年ヒロシの中学校の先輩で、大柄で力持ちのガキ大将。いつもギザギザの学帽をかぶって下駄を履き、カタカナで「ゴ」と書かれたTシャツを着ている。

モグラ

主人公の少年ヒロシが通う中学校のガキ大将、ゴリライモの子分的な存在。晴れの日でも長靴を履き、ハート型に脱毛した部分のある坊主頭がトレードマーク。ヒロシに対して、度々落とし穴を作って落とすイタズラを仕掛ける。

佐川 梅三郎 (さがわ うめさぶろう)

主人公の少年ヒロシの家の近所にある寿司屋宝寿司で働く寿司職人。気が短く、寿司屋の旦那やヒロシとよく喧嘩をする。いつも頭には鉢巻を巻きつけ、気風のいいべらんめえ調の言葉づかいと突き出たあごがトレードマーク。 思いを寄せるヨシ子には再三アタックを繰り返すが失敗に終わる。空手は8段の腕前。

山中 ヨシ子 (やまなか よしこ)

主人公の少年ヒロシが通う中学校の先生で、その美貌から生徒やご近所さんたちの憧れの的となっている。ひと目ぼれをした梅さんからは執拗にアタックを受けてしまう。

母ちゃん (かあちゃん)

『ド根性ガエル』の登場人物で、主人公の少年ヒロシの母。家業は仕立て屋で、女手ひとつでヒロシとピョン吉の面倒を見ていて、しつけにはとても厳しい。いつも割烹着を着ている。

町田先生 (まちだせんせい)

主人公の少年ヒロシが通う中学校のベテラン先生で、ヒロシたちの起こす騒動に度々手を焼かされる。「教師生活25年」が口癖。

南 よし雄 (みなみ よしお)

主人公の少年ヒロシが通う中学校の先生。頭は角刈りで学校では体育などを教えている。同僚のヨシ子に思いを寄せているため、梅さんとは恋敵の関係にある。

後藤 新八 (ごとう しんぱち)

主人公の少年ヒロシが通う中学校の同級生。喧嘩はとても強いが、ヒロシをはじめ同級生たちといっしょに行動することをとことん嫌うひねくれ者。家は裕福だが実家を飛び出し、マンションを借りて独り暮らしをしている。

クレジット

原作

演出

岡部英二 ,

脚本

,

音楽

広瀬健次郎

原作

ど根性ガエル (どこんじょうがえる)

活発な中学生ひろしと、彼のシャツに張り付いた平面ガエル、ピョン吉のドタバタな日常を描いたギャグ漫画。吉沢やすみの代表作。 関連ページ:ど根性ガエル

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