概要・あらすじ
薬津みこは、高校一年生の女子。彼女は中学時代に憧れた先輩がいた。先輩の名は新井あずき。美しく優しいあずき先輩は、みこのすさんだ心を洗い流してくれた。先輩のようになりたいと考えたみこは、中学を卒業後、あずき先輩を追いかけて、遠くの女子校に入学した。ところがそこは、妖怪女子が通う「妖怪女学園」(通称ばけじょ)だった。
あずき先輩ももちろん妖怪で、その正体は小豆洗い。「小豆を洗っていないと、人を食った態度をとってしまう」個性の持ち主だった。こうして、学園の中でたった一人だけ人間であるみこの学園ライフは始まった。みこは、一癖も二癖も妖怪に囲まれて不安な気持ちを抱く反面、寮で同室になったあずき先輩との生活に夢をふくらませるのであった。