概要・あらすじ
1人で暮らすことが多いクールな性格の小学生、樋口湖太郎の目の前に、ある日突然、見習い天使の美紗が降臨。「私と付き合ってください!!」という衝撃の一言を残し、いつの間にか樋口湖太郎の家の隣に引っ越し完了。
登場人物・キャラクター
美紗 (みしゃ)
樋口湖太郎を幸せにするために天界から来た、落ちこぼれの見習い天使。他の天使は人間の目で見ることはできないが、なぜか美紗は普通の人間にも見ることも触れることもできる。いつの間にか樋口湖太郎の家の隣に引っ越してきて、毎日のように樋口湖太郎にくっついているのが日課。 明るく開放的な性格だが、やや傍若無人な行動をとることもある。また、悪魔である紫亜と一緒に暮らすなど、天然ぶりも見られるほか、天使の割に黒い服を着ることが多い。 「てひひ~」という笑い声や、語尾に「~っス」を付ける口調が口癖になっている。頭の両側に付けている、ウサギのような髪飾りがチャームポイント。
早紗 (さしゃ)
免許を持った正式な天使で美紗の姉。美紗の天使への昇格試験をサポートするため下界に降りてきた。少し気が強く厳しいものの、困っている人を見かけると助けずにはいられないなど、基本的には非常に優しい性格。 天使らしく、悪魔のニャーとは犬猿の仲。遭遇する度に喧嘩になってしまう。てるてる坊主のような髪飾りがチャームポイント。美紗からは「さっちゅん」と呼ばれている。
御手洗 薫 (みたらい かおる)
御手洗大の実の妹で、綾小路天に一目ぼれして一途に想い続けている。そのため、兄である御手洗大がライバル視している綾小路天にちょっかいを出そうとするのを全力で阻止している。また、御手洗大のボケに対するツッコミ役になっている。 特技は薙刀で腕前も相当なもの。丁寧なお嬢様口調と、頭にメジャーのような髪飾りを付けているのがチャームポイント。
湖太郎の父 (こたろうのちち)
樋口湖太郎の実の父親。妻である樋口湖太郎の母が他界しているため、息子と2人暮らしをしている。しかし、仕事の関係で家を空けることが多く、結果的に樋口湖太郎を1人にしてしまっていることを申し訳なく思っている。
紫乃 (しの)
樋口湖太郎の母方の従妹だが、母親が他界しており、また父親は病気療養で入院中。そのため、樋口湖太郎の家で面倒を見ることになる。かなりやんちゃな性格だが、話し口調な語尾に「〜ぅ」を付ける、少し間延びしたような感じでギャップがある。
樋口 湖太郎 (ひぐち こたろう)
小学6年生の少年で、中学受験を控えていて勉強中。ちなみに成績は普通、幼い頃に母親を亡くしており、現在は仕事で家を空けることが多い父親と二人暮らしをしている。基本的に優しい性格だが、歳の割には寡黙でクールな一面も持っている。 特殊な体質が原因で、他人には見えないものが見えてしまい、そのため霊的なものが苦手。隣に越してきた美紗に追い掛け回され、少し疎ましく思っている。
紫亜 (しあ)
美紗とは正反対に、悪魔なのに白い服を着ることが多い、魔界から修行のために来た見習い悪魔。見習いなので超常的な力は弱く、物を少しだけ動かしたり、数メートルだけテレポートするといった程度の力しかない。 力を増幅するための杖を持っていたが、美紗の天使の力によって破壊される。性格は、かなりおっとりしていて家庭的。口調も非常に丁寧だが、かなり天然でもある。美紗に助けられたことから美紗の部屋に転がり込み、天使と悪魔の同居が始まる。 普段は生活費を助けるため、綾小路天から紹介された喫茶店「tricot」でアルバイトをしている。口癖は「はぅ〜。 」。
綾小路 天 (あやのこうじ たかし)
樋口湖太郎のクラスメイト。容姿端麗、運動神経は抜群、成績は全国摸試で1位になるほどの秀才。まさに非の打ちどころのないスーパー小学生。しかし影で相当な努力をしているが、それを決して表には出そうとしない。 そのため、女の子には人気があるものの、妬みの対象にされることも多い。密かに紫亜に魅かれているが、紫亜が悪魔だと知って苦悩する。愛称は「テンちゃん」。
ニャー
紫亜が連れている黒猫。その正体は、紫亜のお目付け役として随伴してきた黒猫姿の悪魔であるが、真の姿は分かっていない。名前は「ニャー」という鳴き声を聞き、美紗が勝手に呼び始めたことから。 いつの間にか紫亜自身もそう呼ぶようになった。紫亜のお目付け役らしく、教育係として振る舞い、また紫亜のボケには適格にツッコミを入れてくる。紫亜の悪魔らしくない行動や性格にいつも悩んでいるが、時折見せる優しさから、紫亜の事を想う気持ちが人一倍であることが分かる。
御手洗 大 (みたらい ひろし)
樋口湖太郎のクラスメイト。全国模試で綾小路天に負けたことが悔しくて、私立高から転入してきた御手洗家の御曹司。綾小路天をライバル視しているが、当の綾小路天からは相手にされていない。 ただし、相手が悪すぎるだけで、成績以外でも武道、茶道、陰陽道を究めているかなり優秀な少年である。美紗に一目ぼれして以降、密かに想っている。愛称は「ダイちゃん」。
植松 小星 (うえまつ こぼし)
樋口湖太郎のことが好きな幼馴染でクラスメイト。樋口湖太郎とは幼稚園の頃に知り合い、滑り台で転んだ時に手を差し伸べてくれたことが、樋口湖太郎に魅かれたきっかけ。しかし事実は正反対で、幼稚園の頃の植松小星は男勝りで、いじめられている樋口湖太郎を助けたり、相撲大会で活躍するなど、かなりの豪傑ぶりだった。 その性格は現在も引き継がれており、かなり強気な行動派のままである。 大好きな樋口湖太郎に付いて回る美紗に嫉妬して、見つけるとその都度引きはがそうとしている。常に頭に装備している猫耳がチャームポイント。
クレジット
原作
関連外部リンク
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B4%E3%81%9F%E3%83%86%E3%83%B3
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%B4%E3%81%9F%E3%83%86%E3%83%B3