概要・あらすじ
赤松杉男は、出張ホストとして人妻のSEXの相手をして金を稼ぎながら、慶応大学を目指す浪人生。ある日、一人暮らしをする杉男のもとに、突然いとこの赤松真美が家出して転がり込んでくる。女優になるために高校を辞めて家出して来たというのだ。生活費を稼ぐためにランジェリーパブでのアルバイトを始めた真美は、その魅力であっという間に超売れっ子となっていく。
一方、杉男も一緒に暮らす真美の魅力に悶々としながらも、ホストとしての道を歩み始めるのだった。
登場人物・キャラクター
赤松 杉男 (あかまつ すぎお)
浪人2年目になる予備校生の男性。身長182cmのうえ、イケメンでSEXは絶倫。出張ホストのバイトで人妻とSEXをして金を稼ぎながら、慶応大学を目指している。自分のようなカッコイイ男は慶応大学しか似合わないと考える自信家。しかし、成績はいまひとつで、予備校の進路相談者からは慶応はムリと言われている。一人暮らししている家に突然、いとこの赤松真美が家出して転がり込み、のちに体の関係を持つようになる。
赤松 真美 (あかまつ まみ)
赤松杉男のいとこ。17歳の女性。杉男の父親の弟の娘にあたる。女優を目指して高校をやめて家出をし、杉男の家に転がり込んで来る。杉男に言わせると「キツネ顔でソバカスだらけのブス」だが、バストとヒップが大きくスタイルは抜群。お金を稼ぐためにアルバイト先として選んだランジェリーパブでは、瞬く間に超売れっ子になる。まだ処女だが性に関してはわりとオープンで、小さい頃から好意を抱いていた杉男に処女を捧げてもいいと考えている。 天真爛漫なあっけらかんとして明るい性格と抜群のスタイルで、女優としてチャンスを次々と摑んでいく。
武内
赤松杉男の友人。杉男を出張ホストに誘った男性。ランジェリーパブで出会った赤松真美に一目ぼれし、真美と寝るために毎日店に通う。のちに出張ホストを辞めて、杉男と一緒にホストになる。ホストでお金を稼いで料理学校へ入り、イタリアで修行をして自分のレストランを持つのが夢。
南篠 ケンジ (なんじょう けんじ)
赤松真美が通う俳優の養成所で出会った俳優志望の男性。ややナンパな印象だが誠実で、真美が赤松杉男よりカッコイイかもと思うほどハンサム。真美をビデオシネマの出演者オーディションに誘い、のちに真美と交際することになる。
有藤
出張ホストをしている赤松杉男を客として買った人妻。背の高い大学生というリクエストをしたところ、派遣されてきた杉男を見て気に入り、すぐにホテルへ誘った。杉男とのSEXの相性は抜群で、その後、会社を通さずに直接杉男との逢瀬を楽しむようになる。
鳴海 (なるみ)
医者をしている中年男性。ランジェリーパブで働く赤松真美にぞっこんのダンディな人物。50万円で愛人にならないかと真美を口説く。真美が処女だと知ると、200万円払うから1週間ホテルで一緒に過ごしてくれと頼みこみ、2人でホテルへ行くことになる。
ひかる
赤松真美が勤務するランジェリーパブで働く少女。自称19歳だが、見た目が幼いので、年齢を誤魔化して働いている中学生ではないかと噂されていた。実は11歳の小学6年生だった。母親が3年前に家出し、半年前には父親も失踪したため、行き場がなくなってランジェリーパブで働いていた。さらに50歳のパトロンにマンションをあてがわれており、SEXもしている。 行き場をなくした真美をマンションに泊めてあげ、真美の子供のように甘える。
源氏
赤松杉男が勤務することになったホストクラブのNo.1ホスト。年収5000万円の売れっ子で、「源氏」は店での名前。ホストとして店に入った杉男を気に入り、教育係を申し出て、可愛がっている。非常に面倒見が良く、杉男を狙っているホモなのではないかと疑がわれるほど。杉男にホストのいろはを教えている。
監督 (かんとく)
赤松真美が女優としてデビューすることになったビデオシネマの監督。口ヒゲを生やした、ややダンディな中年男性。真美に役をやる代わりに、自分と寝るように言いつける。脚本も自ら手掛けており、アイデアを思いつくと、SEXそっちのけで執筆を続ける仕事人。役者を見る目は鋭く、真美のスター性を見抜いたうえ、南篠ケンジを、まるっきりの大根で使い物にならないと断言した。
エミリ
赤松杉男が大学で出会い、一目ぼれした女子学生。「静(しずか)」という新宿一の高級店と言われるキャバクラのNo.1ホステス。杉男が勤めるホストクラブに客として訪れ、杉男と再会する。杉男とのSEXの相性も抜群で、杉男が初めて心から愛した女になる。再会した晩から意気投合し、交際を始める。