へんちんポコイダー

へんちんポコイダー

何をやってもダメな落ちこぼれの小学生、変珍太が主人公。おちんちんをぐるぐる回すことにより変身する正義のヒーローを描いた、お色気下ネタギャグ漫画。のちに、本作と似たコンセプトで描かれたリメイク的な作品『へんき~んタマイダー』が発表された。

正式名称
へんちんポコイダー
ふりがな
へんちんぽこいだー
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
下ネタ
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概要・あらすじ

変珍太は、勉強もスポーツもできない落ちこぼれの小学生。学園一の美少女ユカちゃんと公園で一緒にいたところを、番長率いる番長連合デストロ団に襲われる。番長が怖くて何もできず、ユカちゃんに嫌われてしまった珍太は、学校のトイレで自分に変身能力があったらと強く願う。すると、突然おちんちんがぐるぐる回りだし、へんちんポコイダーに変身。

こうして珍太は、正義のヒーロー、へんちんポコイダーとして学園を荒らす悪と戦うことになる。

登場人物・キャラクター

変 珍太 (へん ちんた)

チンコロ学園に通う、どじでまぬけな小学生。勉強もスポーツも大の苦手。自分の不甲斐なさに落ち込んでいたが、ある日トイレで突然、正義のヒーロー、へんちんポコイダーに変身できるようになる。変身時は、トイレでズボンをおろして、おちんちんをぐるぐる回しながら「へんちーん、ポコイダー!!」と叫ぶ。 ちなみにポコイダーのテーマソングは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ『人造人間キカイダー』の主題歌の替え歌。

ユカちゃん

変珍太のクラスメイトで、チンコロ学園一の美少女。番長連合デストロ団や悪の新任教師などによく捕えられ、あられもない姿にされる。毎度助けてくれるポコイダーのことが好きで、お礼のチュウをしようとする。

キング=デストロ (きんぐですとろ)

変珍太のクラスメイトで、番長連合デストロ団の首領。実在のプロレスラーのザ・デストロイヤーのような覆面を被る大柄な小学生。子分を引き連れて、弱い者いじめや女の子への悪戯など、悪事を働く。

バットねえちゃん

番長連合デストロ団の大幹部の一人。女子小学生。プロレスマスクをしており、バットを持ち歩いている。本作の連載当時のバラエティ番組『金曜10時!うわさのチャンネル!!』のゴッド姉ちゃんこと和田アキ子をモデルにしていると思われる。

せんみつ博士 (せんみつはかせ)

番長連合デストロ団の大幹部の一人。小学生。プロレスマスクをしており、白衣を着ている。ポコイダーとの戦いでは真っ先に逃げた卑怯者。本作の連載当時のバラエティ番組『金曜10時!うわさのチャンネル!!』に出演していた、せんだみつおの名をもじったものと思われる。

デビル=スパイダー (でびるすぱいだー)

変珍太のクラスにやってきた新任教師。教育魔人スパル団に所属する大勢の子分を引き連れて、体罰中心のスパルタ方式で教育を行う。アメコミのスパイダーマンのような全身タイツ姿。その正体は巨大な蜘蛛で、子分たちもただの蜘蛛だった。

倉久 健人 (くらく けんと)

変珍太のクラスにやってきた新任教師。眼鏡をかけた大柄な先生。ハンサムで優しいが、それは世を忍ぶ仮の姿。その正体は、胸に「SP」のロゴをつけたマントの超人、スーパー魔人。スーパー団という子分たちを引き連れて、体育の授業で生徒たちを滅茶苦茶にしごく。 倉久健人の名は、アメコミの『スーパーマン』の主人公、クラーク・ケントをもじったものと思われる。

五島 面太 (ごとう めんた)

変珍太のクラスに転校してきた小学生。ごめんと言いながらクラスメイトや先生を殴り倒し、ついにはクラスを乗っ取ってしまう。その正体は悪の帝王、変身ゴメンダー。ポコイダーより強いパワーを持つ超人。

そうじだいじん

チンコロ学園を日本一綺麗にするためにやってきたという怪人。バケツを被り、背中にはホウキやモップを背負う。掃除をさぼる生徒を許さないのはもちろん、暴力をふるい、過剰なまで綺麗に掃除することを強要する。その正体は教頭先生で、「学校が汚い」といつも校長にいじめられている鬱憤ばらしを行っていた。

集団・組織

番長連合デストロ団 (ばんちょうれんごうですとろだん)

『へんちんポコイダー』に登場する組織。変珍太が通うチンコロ学園に巣食う不良グループで、弱い者いじめが信条。団長はキング=デストロ。大幹部に、バットねえちゃん、せんみつ博士がいる。団員全員が、実在のプロレスラーのザ・デストロイヤーのような覆面を被っている。

場所

チンコロ学園 (ちんころがくえん)

主人公の変珍太が通う小学校。不良軍団の番長連合デストロ団がのさばったり、超スパルタの体罰教師デビル=スパイダーが赴任してくるなど、常軌を逸した学園。

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