ぼくらはみんな シロとクロの動物お悩み相談係

ぼくらはみんな シロとクロの動物お悩み相談係

動物園園長の父、獣医師の母を持つ14歳の双子の姉妹が突然動物の言葉がわかるようになり、「動物お悩み相談係」として困っている動物や飼育する人々の悩みを聞いて解決していくハートフルコメディ。動物が大好きでお人よしの天野マシロと悪態をつきながらも面倒見のいい天野クロエのコンビがお悩みに答えていく。集英社「りぼん」2019年2月号から連載。

正式名称
ぼくらはみんな シロとクロの動物お悩み相談係
ふりがな
ぼくらはみんな しろとくろのどうぶつおなやみそうだんがかり
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
動物園
レーベル
りぼんマスコットコミックス(集英社)
巻数
全2巻完結
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概要・あらすじ

中学2年生の天野マシロ天野クロエは双子の姉妹。動物が大好きなマシロは父が園長を勤める丘の上の方舟動物園の動物たちの名前を呼び、あいさつしてから登校する。全動物にそんなことをしてたら遅刻するよとマシロに注意するクロエ。獣医師である母は彼女たちが6歳の時に家を出ていき、世界中の動物たちを助けている。マシロはそんな母が自慢だったが、クロエは自分たちを置いていった母を快く思っていない。ある日、フクロモモンガがマシロの頭のお団子に飛び付いてきた。ペットとして飼われていたと知ったマシロは必死にモモンガの飼い主を探した。一週間たってもマシロは飼い主を見つけられなかったが、ある時、モモンガが自転車に乗った女の子の頭のお団子に飛びついたことで、彼女が飼い主だったと判明する。世話しきれずに動物園に捨てたという彼女にクロエは「捨てられたらどんなに寂しく悲しいかあんたにはわからないのか」と飼い主を責め立てた。マシロは飼い主から「ももた」という名前を聞き出し、ももたを新しい家族として受け入れるのだった。ももたを連れて帰ろうとした時、ライオンの檻の向こうに母にそっくりな人を見つけたマシロは、手すりから身を乗り出して手をすべらせる。マシロを助けようとしたクロエもいっしょにライオンの檻の中へ落ちてしまう。気を失った二人は「早く起きろ」というももたの声で目が覚める。近づいてきたライオンに食べられるかと思いきや、ライオンのシンちゃんもしゃべり始めるのだった。その話を父にするとお母さんも動物の声が聞こえていたのだという。マシロはクロエを巻き込んで、困っている動物の悩みを聞いて助ける「動物お悩み相談係」を始めると宣言するのだった。

登場人物・キャラクター

天野 マシロ (あまの ましろ)

中学2年生、14歳の女の子。双子の姉妹の姉で、妹の名前は天野クロエ。父は方舟動物園の園長をしている。動物が大好きで、ほかの人からは見分けのつかない動物の名前も当てられる。困っている人や動物を放っておけないお人よし。おっとりしていて、少しドジっ子。運動も不得意でかなずち。世界中の動物を助けている獣医師の母が自慢。

天野 クロエ (あまの くろえ)

中学2年生、14歳の女の子。双子の姉妹の妹で、姉の名前は天野マシロ。マシロと対照的なしっかり者。なんでも引き受けてしまうマシロに文句を言いながらも、何かと姉の面倒をみてしまう。獣医師の母親が動物を助けるために幼い自分たちを置いていってしまったことに傷ついている。

ももた

天野マシロの相棒のフクロモモンガ。お調子者でおっちょこちょい。ペットとして飼われていたが、世話しきれなくなった飼い主に方舟動物園に捨てられてしまう。マシロに家族として迎えられ、いつも行動を共にする。天野クロエとは仲が悪く、よく言い争いをしている。お団子頭に飛び移るクセがある。

書誌情報

ぼくらはみんな シロとクロの動物お悩み相談係 全2巻 集英社〈りぼんマスコットコミックス〉

第1巻

(2019-10-25発行、 978-4088675688)

第2巻

(2020-11-25発行、 978-4088676067)

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