概要・あらすじ
掛川たまきは小学校5年生の少女。幼い頃からペンギン研究者である父の趣味を押し付けられ、すっかりペンギンアレルギーになってしまっていた。そんな彼女の前に父の教え子・八木山幸が現れた。彼女は自ら開発した「ペンギノイド」(ペンギン+アンドロイド)のみのりを連れ、掛川たまきのペンギン嫌いを治す家庭教師としてやってきたのだという。
八木山幸の策略で、みのりのマスター(親)になってしまった掛川たまき。その後も居座り続ける八木山幸、かわいいものを見ると暴走する友達の晃、さらにみのりの姉妹機あさひ、たまき達が巻き起こす騒動の中で、掛川たまきは否応なくペンギン漬けの日々を送ることになってしまう。
登場人物・キャラクター
掛川 たまき (かけがわ たまき)
ショートヘアーの少女。小学校5年生。幼い頃からペンギン研究者である父の趣味を押し付けられ、すっかりペンギンアレルギーになっている。ペンギン嫌いを治す家庭教師として現れた八木山幸の策略で、「ペンギノイド」(ペンギン+アンドロイド)のみのりのマスター(親)となる。いたって常識的で、八木山幸達へのツッコミ役であり、また彼女達が巻き起こす騒動の被害者。 みのりを嫌がっていたが、少しずつ愛着が湧きはじめた様子も見せる。
八木山 幸 (やぎやま みゆき)
ポニーテールを大きなリボンでまとめ、丸眼鏡をかけた女性。ペンギン研究者で、掛川たまきの父の教え子。元は南極研究所に勤務していた。自ら開発した「ペンギノイド」(ペンギン+アンドロイド)のみのりを連れて、掛川たまきのペンギン嫌いを治すための家庭教師として現れた。 所構わず掛川たまきの前に現れては、ペンギン嫌いを克服させるためにあれこれ騒動を起こす。姉妹機のあさひ、たまきも開発している。
みのり
ペンギン研究者の八木山幸によって開発された「ペンギノイド」(ペンギン+アンドロイド)。ペンギンの着ぐるみを着た幼女の姿をしている。掛川たまきをマスター(親)として刷り込みされ、彼女を慕って後を着いて回る。無邪気でぼんやりしているが、雪上では必殺技・南極海トーピードによって高速で動き回ることができる。 ただしコントロールは悪い。
晃 (あきら)
丸眼鏡をかけ、後ろ髪を三つ編みにした少女。掛川たまきの友達。普段はいたって常識的で思いやりのある性格だが、かわいいものを見ると見境がなくなる。「ペンギノイド」のみのりを初めて見た時には暴走してしまったが、以降は普通に可愛がっている様子。