彼女のひとりぐらし

彼女のひとりぐらし

在宅フリーランスデザイナー兼イラストレーターの輿水理香が、日々堕落していく独身生活を描く。基本的に彼女の独り言で進んでいくオムニバス。ところどころで、彼女の高校、専門学校、デザイン会社時代の話が、他のキャラとの会話を通じて出てくる。単行本の帯は、表紙の輿水理香の下半身を大きく隠しており、めくると20代後半の独身生活らしい絵柄が出てくるギミックが施されている。

正式名称
彼女のひとりぐらし
ふりがな
かのじょのひとりぐらし
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

輿水理香は在宅フリーランスデザイナー兼イラストレーターの26歳。未だに金髪とピンクに髪を染めている。誰にも会わない日常を過ごすうちに、だんだんファッションや食事に気を使わなくなり、独り言が増えた。周りの友人たちに彼氏ができるのを見ているうちに、自分も男がほしいと強く願い、お酒を飲みながら妄想にふける。

登場人物・キャラクター

輿水 理香 (こしみず りか)

26歳(作中で27歳になっている)のフリーランスデザイナー兼イラストレーター。自宅で作業している独身女性。デザイン会社から独立した。彼氏がいないことにいらだっており、恋愛妄想を度々繰り返している。独り言が多い。以前は男性と付き合っていたことがあり、就職前はバンド活動をしていた。 髪の毛は金色とピンクに染めている。高校時代はバスケットボールに勤しんでいた。専門学校時代から伊香佳奈と仲がよく、かつては2人で不良化していた。体育会系美丈夫男子が好み。

輿水 祐香 (こしみず ゆうか)

輿水理香の妹で、実家で暮らしている。メガネをかけた黒髪ロングヘアのキャリアウーマン。泣きぼくろがある。丸の内の上場企業で働いており、有能で堅物。付き合っている男性がおり、マリッジブルーの悩みを輿水理香に相談する。かつては姉と喧嘩ばかりだったが、今はとても仲がいい。

伊香 佳奈 (いこう かな)

輿水理香の専門学校時代の友人で、今も仲がいい。専門学校時代は輿水理香と共に不良化しており、肩には今も刺青が残っている。今はほのぼのした外見をしており、心臓外科医の彼氏がいる。ラブラブだが、たまに彼氏の性癖に振り回されることがある。依存体質で寂しがりや。

早水 (はやみ)

輿水理香のデザイン会社時代の同僚の友人。彼氏と同棲に近い生活をしている。輿水理香は「腹黒で根性ババ色なのか天然ふわふわなのか全然わかんない」と称している。一方で彼女は輿水理香を「卑屈で憎まれ口叩く」と言う。お互いを「こし」「はやみー」と呼ぶほど仲がいい。輿水理香が男日照りなのを見かねて、彼氏と2人のルートから男を探す提案を持ちかけた。

勇太 (ゆうた)

輿水理香がよく通っていたバーで働く店員の男性。彼女が酔って男の愚痴をこぼし続けていた時、その醜態を見ていた。女性に対しては非常に肉食な性格。

迫井 (さこい)

輿水理香のアパートの隣の部屋に引っ越してきた18歳の女性。髪の毛を二つ結びにし、前髪をヘアピンで留めている。実家は能登半島で、就職のために上京してきた。最初は金髪とピンク髪の輿水理香を訝しんでいた。同人誌を作っている。

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