概要・あらすじ
高校生の赤谷芙蓉は、うだつの上がらない探偵の父親に育てられた。父親の姿を見て「探偵なんてくだらない」と思っていた芙蓉だったが、とある事件を通じて、彼は父親のことを見直すようになる。しかしそんな矢先、芙蓉の父親はとある連続殺人犯の証拠をつかんだことで、逆にその殺人犯に殺されてしまう。殺人犯の正体は、探偵助手を務めていた明星天無であり、芙蓉のあこがれの女性だった。3年後、芙蓉は事件を解決するためならウソや暴力、法律違反もいとわずに犯罪者を追い詰める、外道探偵になっていた。天無を捕まえて父親の復讐を果たすため、芙蓉はさまざまな事件を追いかける。
登場人物・キャラクター
赤谷 芙蓉 (あかたに ふよう)
探偵の父親に男手一つで育てられた少年。初登場時は17歳。ごくふつうの男子高校生だったが、父親が連続殺人犯の明星天無に殺害されて豹変。父親の死から3年後、犯罪者を追い詰めるためならウソや暴力もいとわない、外道探偵として活動するようになる。天無と関係がありそうな事件を捜査し、彼女を追い詰めて復讐を遂げようとしている。事件のショックによって髪の毛が総白髪になっている。
明星 天無 (あけほし てんな)
赤谷芙蓉の父親の探偵助手を務める女性。初登場時は20歳。以前、芙蓉の父親に助けられたことがきっかけで助手を務めていた。芙蓉にとってはあこがれの女性。しかし、その正体は世間を震撼させていた連続殺人犯で、芙蓉の父親に証拠を捕まれたことで彼を殺害。さらに、芙蓉が自分に好意を抱いていたことから「生かしておいて後悔させたほうが面白い」と判断して見逃し、姿を消す。
書誌情報
アクターダンス 3巻 小学館〈裏少年サンデーコミックス〉
第1巻
(2020-04-17発行、 978-4098501007)
第2巻
(2020-09-11発行、 978-4098502417)
第3巻
(2020-12-11発行、 978-4098503575)