あらすじ
第1巻
シャテイヌは、見つけたら幸せになれるという四葉のクローバーを見つけられず、自分は幸せになれないのかと落ち込んでいた。そんなシャテイヌが「アニキ」と呼んで慕うツッパリスが、尻尾でシャテイヌにビンタを食らわせ、活を入れる。自らの体を四葉の形にしたツッパリスは、幸せは探すのではなく自分で作るものだとシャテイヌに叫ぶ。世の中のくだらないマナーや、つまらない問題に悩まされているシャテイヌは、体を張って人生の道を示してくれるツッパリスに感化されて自信を取り戻すのだった。
登場人物・キャラクター
ツッパリス
青いパンツをはいたリス。世の中の理不尽な出来事や、くだらないマナーに憤りを感じている。舎弟のようなシャテイヌが、いつも失敗して落ち込んでいたり、自信が持てずにくよくよしているので、力強い言葉で励ましている。その際は、大きな尻尾を頭の上に乗せ、巨大なリーゼントのような形にして、腕組みをしながら声を荒げる。シャテイヌからは「アニキ」と呼ばれる。
シャテイヌ
赤いパンツをはいた犬。自分に自信が持てず、いつも悩んだり、くよくよしている。ツッパリスのことを「アニキ」と呼んで慕っており、ツッパリスに檄を飛ばしてもらうことで自分を鼓舞している。裁縫を趣味としており、ツッパリスの精巧なぬいぐるみを作れるほどの技術力を誇る。ツッパリスに自分のおなかの毛をクシでとかしてもらうのが大好き。ツッパリスからは「シャテ」と呼ばれる。