ぴっぴら帳

商店街にある食堂・いのうえ食堂に勤める女性玉村キミ子とセキセイインコのぴっぴらさんのほのぼのとした日常を描いた物語。4コマ作品。

正式名称
ぴっぴら帳
作者
ジャンル
その他ギャグ・コメディ
レーベル
双葉文庫(双葉社)
巻数
全2巻
関連商品
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概要・あらすじ

玉村キミ子はある日、道でセキセイインコを拾う。迷い鳥の名前はぴっぴらさんぴっぴらさんと暮らし始めたキミ子ぴっぴらさんを通じて様々な小さな発見と驚き、そして幸せを見つけていく。

登場人物・キャラクター

玉村 キミ子

女性。商店街にある食堂・いのうえ食堂に勤めている。買い物帰りに道で拾ったセキセイインコのぴっぴらさんを保護する。飼い主はすぐに見つかったが、ぴっぴらさんはすでにキミ子に懐いていた。そのため、飼い主のかつみはぴっぴらさんをキミ子に譲ることにし、ぴっぴらさんと一緒に住むことになる。 小鳥の飼い方について相談にのってもらっていた綱吉に好意を寄せるようになるも、中々上手く想いを伝えられず、バレンタインにチョコを渡せないほど奥手であった。後に綱吉もキミ子に好意を持つようになり、だんだん親密な関係になっていく。風呂なしの木造アパートに住む。食べられる野草に詳しく、給料日前は野草を採っておかずにしている。 女子プロレスの大ファン。酒癖が悪く、酔っ払うと誰彼かまわずプロレス技を掛けて回る。また、化粧が苦手でフルメイクに挑戦すると必ず厚化粧になり、悪役女子プロレスラーのようになる。将来の夢は小さな食堂を営むこと。

ぴっぴらさん

『ぴっぴら帳』に登場する鳥。白ハルクイン種のセキセイインコ。オス。迷子になっていたところをキミ子に拾われる。一度は飼い主のかつみの元に帰るも、その日の内に自力でキミ子の家に戻り、そのままキミ子の家に飼われることになった。かつみに飼われていた頃は「ぴっぴらちゃん」と呼ばれていた。好奇心旺盛。 簾をかじったり、セロファン袋で遊ぶのも好き。キミ子が作る小鳥用の小さなはしごや、変な鳥の置物などを気に入っている。臆病なところもあり、驚いたり怒ったりすると「ビビビビ」と鳴き、恐怖を感じたり緊張すると体を細めてぎょろぎょろする。「ゲッゲッゲッ」「ソーソー」などと鳴いたり、チラシの切れ端や木の葉などを自分の羽に刺してお洒落をする。

串田 かつみ

女性。ぴっぴらさんの元飼い主。ぴっぴらさんをキミ子の勤める食堂まで引き取りに行ったことがきっかけで、キミ子と親しくなった。よくキミ子の住むアパートやいのうえ食堂に遊びにくる。ぴっぴらさんがいない間に飼い始めたジャンボセキセイインコのジャンボさんと一緒にいることが多い。 初登場時は短大生だったが、卒業して会社勤めをするようになる。ボーイッシュな髪型をしていて、一度キミ子の姉のトキ子に男と間違われたことがある。インコ一筋でずっとインコを飼っているが、カナリヤのかな子さんを見て、子供の頃飼いたかった小鳥はカナリヤだったことを知る。イギリスに住む同性愛者の兄がいる。

ジャンボさん

『ぴっぴら帳』に登場する鳥。黄色と緑のジャンボセキセイインコ。メス。かつみに飼われている。わがままでナルシストな性格をしており、ぴっぴらさんの新しいカゴを自分の別荘にしようと考えていたことがある。鳥側で唯一モノローグで語る場面がある。飼い主のかつみを「ばあや」、もしくは「下僕」と認識している。デブと言われると怒る。

神田 綱吉

男性。叔母が経営する神田小鳥店の手伝いをする大学生。三回留年しており、物語の後半で卒業、就職する。カナリヤのかな子さんの飼い主。綱吉の顔はキミ子の実家の犬によく似ている。鳥の前では鳥肉を食べないようにするなど、鳥にかなり気を使って生活していて、ぴっぴらさん始め小鳥たちに大変好かれている。 ぴっぴらさんは綱吉本人と同じぐらい綱吉の眼鏡も気に入っている。キミ子と交流していくうちに、キミ子から好意を持たれるようになり、また綱吉自身もキミ子に好意を寄せ、不器用ながら少しずつ親密な関係を築いていった。就職した際に一度は北国の実家に帰省したが、最後にはキミ子が住む町に戻ってきた。

かな子さん

『ぴっぴら帳』に登場する鳥。赤色のローラーカナリヤ。溺れているところを綱吉に保護される。神田小鳥店の店先に置いて飼い主を捜していたが、二か月経っても飼い主が現れなかったため、愛着が沸いた綱吉に飼われることになった。カナリヤにしては物静かで、鳴くと「ケーケー」とカナリヤとは思えない声で鳴き、小さな体で想像以上の食欲をみせる。 また気になるものをじっとみつめる癖がある。綱吉が帰省し、綱吉の叔母が神田小鳥店を長く閉めることになった際、キミ子に預けられた。当初メスだと思われていたが、後にオスであったことが判明する。

おやじさん

キミ子が働くいのうえ食堂の店主。駄洒落好き。キミ子が店の名前の由来を聞いた時「胃の上は食道だから」と答えている。手先が器用で、「”イチゴショート”で苺の頭をした野球選手」、「”タマ丼”で丼に入ったアザラシ」など駄洒落をかけた工作品をよく作っている。

おかみさん

キミ子が働くいのうえ食堂の奥さん。少女漫画風の絵を描くのが得意。年越しにゲームをする旦那に不満はあるが怒らず、夫婦仲はとても良い。キミ子ととても親しくしている。一度、店に並べる料理の事でキミ子を巻き込んだ犬も食わない夫婦喧嘩をしたことがある。

鹿島 景紀

かつみの従兄。学習塾の国語の講師をしている男性。セキセイインコのちっちらさんの飼い主。ちっちらさんに何されても笑顔で世話をする良い人だが、昔は相当荒れていた。今も当時の癖が抜けきれず、交番にいる警察官を警戒したり、キミ子の欲しいものが「コ」始まりのものだと知った時、骨格標本をプレゼントしていた。 ちなみにそれ以外のプレゼントの候補は「こん棒」と「コブラ」。キミ子に惚れるが、キミ子は綱吉が好きなのだと知り諦める。後にキミ子の姉のトキ子と結婚する。

ちっちらさん

『ぴっぴら帳』に登場する鳥。メスのセキセイインコ。ぴっぴらさんのお母さん。ぴっぴらさんは本気で恐怖を抱くほど、ちっちらさんに苦手意識を持っている。誰に対しても攻撃的で、よく人や物に噛みついている。飼い主の景紀も例外でなく、指を噛まれたり、髪をひっぱられている。ぴっぴらさんが雛の頃、ぴっぴらさんのしっぽを噛んで持ち上げていた。

キミ子の父親

男性。キミ子の父親。カツラを被っていて、セキセイインコのぴっぴらさんによりカツラをよくずらされる。三年前はカツラを被っていなかった。基本表情はあまり変わらないが、年賀状を描くのに何羽ものうさぎを連れて来たり、年末を迎えるのに宇宙服のようなものを着たりと、お茶目なところがある。

玉村 トキ子

女性。キミ子の姉。双子の姉妹にマヨ子がいる。初登場時マヨ子より先に結婚したがすぐに離婚。化粧を落とすと顔が変わり、セキセイインコのぴっぴらさんに戸惑われていた。キミ子と同じく酔うとプロレス技を掛ける癖がある。キミ子の家に遊びにいった際に景紀と出会い、それが縁で結婚する。

根岸 みつば

女性。八百屋八百ねぎで働くキミ子の友達。セキセイインコのぴっぴらさん達を見に、たまにキミ子の家に遊びに来る。初めてぴっぴらさんを見たとき、ぴっぴらさんが丸まって毛づくろいをしていたため鳥と認識できず、「なにそれ?」と言ってぴっぴらさんを怒らせていた。彼氏は鳥が苦手。

かつみの先輩

男性。かつみが勤める会社の先輩でかつみとは親密な関係。恰幅の良い青年だが、気は小さい。ジャンボセキセイインコのジャンボさんの紫色の足指を見て、生きているのか心配でかつみに詰め寄り、呆れさせていた。また、かつみが風邪を引いた時には、新年会の会費を踏み倒されるのが心配で見舞いを口実に会費を回収していた。

書誌情報

ぴっぴら帳(ノート) 全2巻 双葉社〈双葉文庫〉 完結

第1巻

(2009年1月発行、 978-4575726978)

第2巻

(2009年1月発行、 978-4575726985)

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