あらすじ
第1巻
大学生の男の子ミユキは、魔法探偵事務所に唯一のアルバイトとして雇われていた。事務所にはミユキと、経営者である大魔法使いさんの二人だけで、大魔法使いさんは自称「大魔法使い」の怪しいお姉さんだった。ミユキが魔法を見せてほしいと頼むと、大魔法使いさんは一歩も動く事なくコーヒーを淹れてみせると発言。しかし、それはミユキを使ってコーヒーを淹れさせるだけの事だった。そんな調子ではぐらかされる毎日だが、大魔法使いさんに惹かれるミユキは足しげく事務所へと通い続ける。
第2巻
ミユキは大学に通いながら、大魔法使いさんが経営する魔法探偵事務所でのアルバイトを続けていた。事務所に舞い込む仕事はいなくなった猫探しなど、簡単な仕事ばかり。そんな平和な日々の中、ミユキはプライベートでも大魔法使いさんとお祭りへ行ったり海水浴へ行ったりと、楽しい時間を過ごす。
登場人物・キャラクター
大魔法使いさん (だいまほうつかいさん)
魔法探偵事務所を個人経営している女性。年齢は20代だと思われるが詳細は不明。ボブカットのクールビューティで、「大魔法使い」を自称している。しかし、アルバイトとして雇っているミユキから、魔法を使って見せてほしいと頼まれても、まともに魔法を見せた事は一度もない。運動は苦手なようで、飛んでいる蚊を叩こうとして何度も空振りしてしまうほど。 広島出身。
ミユキ
大魔法使いさんが個人経営している魔法探偵事務所でアルバイトとして雇われている大学生の男子。茶髪でポーカーフェイスのイケメン。「大魔法使い」を自称する大魔法使いさんに半ばあきれながらも、惹かれている。音痴らしく、歌うのは苦手。