アパッチ野球軍（テレビアニメ）- マンガペディア

概要・あらすじ

堂島剛はかつては高校野球で優勝したほどの将来を嘱望される選手だったが、父親の利益しか求めない態度に腹を立て、自らの利き腕を破壊し野球のできない体になる。そんな彼が、四国の過疎の村、猪猿村で野球部のコーチの仕事を引き受ける。

しかし村は強さこそがすべて、というような未開の無法地帯と化しており、近隣からは「アパッチ村」と呼ばれ忌み嫌われていた。そこにいる野生児や不良などの少年たちを教え諭し、野球を教えていく堂島。

いつしか彼を認めた少年たちと共に、甲子園を目標に野球の道を進んでいく。

かつて甲子園で栄冠に輝いたが、その未来を自ら絶った過去を持つ。野生児でルールに縛られない生徒たちに、野球のすばらしさを辛抱強く教えていく。

小柄な体格と疾走力を生かしたプレイで、「外野を1人で守れる」といわれるほどの能力を持つ。

ダイナマイト管理担当の息子。グラウンドの岩をダイナマイトで爆破したこともある。根性のある性格を堂島に買われ、チームの主将となる。

木こりの子供で、ダム建設反対派。巨体を生かしてキャッチャーをつとめる。

学帽、メガネを着用した秀才。野球に関心のないそぶりをしていたが、実は村唯一の野球経験者。後にチームの指令塔的役割も果たす。

村の有力者小森の息子で、周囲からうとまれている。父の差し金でアパッチとは別の野球チームを結成しようとするが失敗、野球軍に入る。彼だけがユニフォームを着用している。

カウボーイハットにチョッキ姿で、ナイフ投げの名人。ダム工事主任の息子。ナイフ投げを生かしてアパッチ野球軍のエースとなる。実はプロ野球選手に夢を持っている。

原作花登筺。水島新司作画による『エースの条件』の続編。山奥の高校に野球部コーチとして赴任した堂島剛の新たな野球人生と、彼に感化されて野球と出会った少年少女たちの成長する姿を描く。関連ページ：アパッチ野球軍