名門!第三野球部

名門!第三野球部

むつ利之原作の同名のマンガをアニメ化した作品。高校野球の名門、桜高校野球部の三軍に所属する主人公のあすなろと、その仲間の部員たちが野球を通じて成長する姿を描く。

正式名称
名門!第三野球部
ふりがな
めいもん だいさんやきゅうぶ
原作者
制作
スタジオコメット
放送期間
1988年10月22日 〜 1989年9月29日
放送局
フジテレビ
話数
40話
ジャンル
野球
関連商品
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概要・あらすじ

あすなろをはじめとする落ちこぼれ部員ばかり集まっていた桜高校野球部の三軍チームは、監督からある日突然チームの解散を宣告されてしまうが、解散を賭けた一軍との試合でコールド負けを逃れて辛うじて危機を脱する。

やがて力をつけた第三野球部員はそのまま一軍のメンバーとなり、甲子園出場を目指すことになる。

登場人物・キャラクター

檜 あすなろ (ひのき あすなろ)

『名門!第三野球部』の主人公である高校球児。心から野球を愛し、ひたむきな努力でメキメキ上達する桜高校第三野球部の中心的存在。ポジションはピッチャーで、バッターとしても粘り強いバッティングでチームに貢献する。 通称弾丸ボールと呼ばれるストレートが得意球。

海堂 タケシ (かいどう たけし)

元々は桜高校野球部の一軍で4番バッターだったが、監督に反発したため三軍の第三野球部に降格を命じられると、主人公あすなろのよきパートナー役となる。ポジションはキャッチャーで、高校野球の落合の異名を持つスラッガーで流し打ちが得意。

村下 夕子 (むらした ゆうこ)

桜高校の第三野球部でマネージャーを務める。チームの解散を賭けて戦った一軍との試合では、元ソフトボール部員をしていた経験から自らも選手として出場した。

鬼頭 (きとう)

高校野球の名門、桜高校の野球部で監督を務めている。いつも部員たちには冷たく当たり、当初はチームの三軍にあたる通称第三野球部のメンバーをクズ呼ばわりしていたが、やがて主人公のあすなろらとともに甲子園を目指すようになる。 色の薄いサングラスをいつもかけている。

京本 直哉 (きょうもと なおや)

高校野球の名門、桜高校野球部のエースピッチャーだったが、三軍にあたる通称第三野球部との試合に敗れて退部を決意するも、主人公のあすなろらに説得されてチームに残る。正確なコントロールとスライダーが武器。

桜井 哲也 (さくらい てつや)

高校野球の名門、桜高校野球部のキャッチャーだったが、三軍にあたる通称第三野球部との試合に敗れた後は控えに回る。

桑本 聡 (くわもと さとし)

主人公のあすなろが所属する桜高校野球部のライバルである銚子工業高校の野球部員。ポジションはピッチャーで、長身から投げ下ろす剛速球とカーブが武器。練習試合で対戦したあすなろのひたむきさに感化され、以後あすなろを永遠のライバルとして親交を深める。

小西 カズオ (こにし かずお)

主人公のあすなろとは第三野球部のチームメイトでポジションはライト。太っているため足が遅く、打席に立てば三振ばかりしているが努力家である。血を見るのが苦手な一面を持ち、他人がケガで出血しているところを見ただけで怖がってしまう。

高橋 ひろし (たかはし ひろい)

主人公のあすなろとは第三野球部のチームメイトでポジションはセンター。小柄だがガッツあふれるプレイが身上で、「ガッツマン高橋」の異名を持つ。

斉藤 輪大 (さいとう りんだい)

主人公のあすなろとは第三野球部のチームメイトで、長身で手足が長いことからファーストを任されている。お寺の住職の息子で、普段はおとなしいが怒ると驚異的な能力を発揮する。

田村 達郎 (たむら たつろう)

元々は桜高校のテニス部員だったが、後に主人公のあすなろと第三野球部のチームメイトとなる。スイッチヒッターで、左右両打席とも同じバットの握りで打つテニス打法でヒットを量産する。ナルシストで大の女好き。

桜高校 (さくらこうこう)

『名門!第三野球部』に登場する架空の高校。プッシュバントを使った戦法でその名を轟かす高校野球界の名門校。主人公のあすなろらがこの学校の野球部に所属している。

第三野球部 (だいさんやきゅうぶ)

『名門!第三野球部』に登場する、桜高校野球部の三軍の通称。主人公のあすなろは当初ここに籍を置き、やがてチームメイトとともに一軍へと昇格する。

クレジット

原作

チーフディレクター

福富博

脚本

総作画監督

金沢比呂司

音楽

本間勇輔

アニメーション制作

スタジオコメット

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