概要・あらすじ
3年生の壮行試合が終わってから数カ月。1年生キャプテンの谷口タカオは倉田豊や半田といった新たな部員を加入させて、新チームの戦力アップに取り組んでいた。そして川北高校との練習試合中、肩に激痛を覚えた谷口タカオは病院に運ばれて治療を受けることになる。
その病院で、以前に怪我をして曲がらない指が手術すれば曲がるようになることを教えられる。しかし、失敗すれば二度と野球はできなくなるという。
現状維持か手術を受けるか、決断できない谷口タカオは答えの出ないまま思い悩むことになる。
登場人物・キャラクター
谷口タカオ (たにぐちたかお)
墨谷高校の2年生で野球部キャプテンを務める。指の怪我というハンデを背負いつつ、持ち前の努力と根性で克服し、その努力が認められて、異例ながら1年生でキャプテンに任命された。 また、曲がらなかった指も手術を受けて完治させることに成功した。2年生に進級した現在は、新しいチーム体制を構築するため奮闘することになる。どんなピンチな状況でも諦めず、常に希望を胸に進んでいく意思の強さが最大の長所。 勝利への意欲も非常に高く、そのための努力はまったく厭わないという努力家でもある。
倉橋 豊 (くらはし ゆたか)
『プレイボール2nd』の登場人物で谷口タカオの友人。1年生の時、少しだけ野球部に所属していた事はあったが、やる気のない野球部に見切りをつけて3日で退部していた。その後、谷口タカオの姿に魅かれて再び野球部に入部することになる。 思った事は口に出すタイプのため、周囲との衝突が絶えないものの、ひたすら自分の道を歩いていく。野球センスは抜群で、要所の判断も的確に行う。ポジションはキャッチャーで長打力もあり、攻守ともにチームの要になっている。
丸井 (まるい)
前墨谷二中キャプテンで谷口タカオの後輩。墨谷高校を受験したが惜しくも不合格で、現在は軟式野球部しかない朝日高校に通っている。いつの日か谷口タカオともう一度、一緒に野球をするために、密かに墨谷高校への編入を狙っている。
田所 (たどころ)
前墨谷高校野球部キャプテンで、現在は実家の田所電気商会に勤務している。現在は商店街の草野球チームに入っている。キャプテンに推薦した谷口タカオや野球部の面々を気にかけており、差し入れ片手に頻繁に野球部の応援に駆け付けてくる。
横井 (よこい)
墨谷高校の2年生で野球部所属。ポジションはセカンド兼レフト。両頬にある渦巻がチャームポイント。今年からレギュラーに昇格したとはいえ、野球の実力は比較的高い。特に安定した守備を誇っており、昇格させてくれた谷口タカオの信頼に応えている。
松川 (まつかわ)
墨谷高校の1年生で野球部所属。ポジションはピッチャー兼セカンド。長身から繰り出される重いストレートが最大の武器である期待の1年生ピッチャー。中学時代から倉橋豊とバッテリーを組んでいたこともあり、息もピッタリ合っている。 プレッシャーに弱い一面があるのが欠点。
山本
墨谷高校の3年生で野球部所属。ポジションはファースト。キャプテンの谷口タカオに絶対の信頼を寄せている良き先輩。以前はお調子者という雰囲気もあったが、現在は幾分落ち着いている、出っ歯が特徴のチームのムードメーカー的な存在。 打順は1番で相手の実力を計る役目を任されている。
中山 (なかやま)
墨谷高校の3年生で野球部所属。ポジションはサード兼レフト。負けん気が強くプライドが高い。また気分屋で調子に乗りやすいのも欠点である。強くなったチームを過信して努力を怠るようになり、それが原因で倉橋豊と衝突を繰り返してしまう。
太田 (おおた)
墨谷高校の3年生で野球部所属。ポジションはセンター。かなりの運動能力を誇る選手で、100メートルを11秒台で走り肩も強い。また走力を活かした守備範囲も広く、バットコントロールも上手い。 普段はクールで口数も少ないが、ここぞという時には、言いにくい事でもズバっと口にする。
イガラシ
現墨谷二中野球部のキャプテンで谷口タカオの後輩。体格は小柄ながら、ほぼ全てのポジションをこなすオールラウンドプレイヤー。田所たちの壮行試合では、谷口タカオを相手に一歩も引けを取らない試合展開を見せることで、改めてその実力の高さを証明している。