アムロと僕

アムロと僕

『機動戦士ガンダム』が大好きな、小学2年生のオサムが主人公。ある日、兄のガンプラで遊んでいたオサムの前に、アニメの主人公アムロ・レイが現れる。ガンダム芸人の若井おさむの少年時代を題材にした自伝的漫画。巻末には、アムロ役の声優、古谷徹と、若井おさむの対談が収録されている。角川書店「ガンダムエース」2021年2月号~9月号に掲載された作品。全一巻。

正式名称
アムロと僕
ふりがな
あむろとぼく
漫画
ジャンル
ロボット
 
日常
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概要・あらすじ

1981年の京都市。小学2年生の少年オサムは、初めてガンダムと出会う。オサムの兄が、アニメ『機動戦士ガンダム』のプラモデルを買って帰ってきたのだ。箱に描かれたガンダムを見たオサムは、すっかりガンダムに魅せられてしまう。その後、世の中は空前のガンプラブームを迎えるが、オサムはお小遣いを貰っていなかったため、プラモデルを買うことはできなかった。そんなある日、家に帰ると母も兄もいなかった。一人ぼっちのオサムは、こっそりと兄のガンプラを借り、ガンダムとザクの闘いを妄想して遊び始める。すると、しばらくして背後から何者かに声をかけられた。びっくりして振り返ると、そこにはアムロ・レイが立っていた。『機動戦士ガンダム』の主人公が、アニメそのままの姿で現れたのだ。「オサムと同じく自分もいつも一人だ」と、やさしく声をかけるアムロ。その言葉にオサムは感激した。そこに母が帰宅。急いで玄関に向かったオサムは、「アムロが家に来てる」と、母の手を引いて部屋に戻る。しかし、そこにアムロの姿はなかった。母にウソつき扱いされたオサムだったが、アムロの言葉を思い出し、一人喜びに浸るのだった。

登場人物・キャラクター

オサム

京都市に住む少年。初登場時は小学2年生。兄が買って帰った『機動戦士ガンダム』のプラモデルで、初めてガンダムと出会い、虜になる。以後、度々アニメの主人公アムロ・レイが、目の前に現れるようになり、アムロに励まされて生きていく。お小遣いを貰っていないため、ガンプラが買えず、キャラ消し(キャラクター消しゴム)や、おばあちゃんの手作りガンダム(やっこさんの折り紙)が主な遊び道具。ストーリーを担当する、ガンダム芸人の若井おさむの幼少時がモデル。

アムロ・レイ

テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の主人公。ガンダムのパイロット。小学2年生のオサムの前に、アニメそのままの姿で現れる。アニメの名場面を再現することが多い。

オサムの兄 (おさむのあに)

オサムの兄。口が悪く暴力的な性格をしている。ガンダムのプラモデルを購入し、オサムがガンダム好きになるきっかけをつくる。中学入学後は不良になり、プラモデルの万引き事件を起こす。

おばあちゃん

オサムの祖母。ショートカットと丸メガネが特徴で、やさしい性格をしている。「ガチャガチャ」のためのお金(20円)を、毎日オサムにあげる。ガンプラが買えないオサムのために、手作りのガンダム(やっこさんの折り紙に「ガンダム」と文字を書いたもの)をあげたこともある。

クレジット

ストーリー

若井おさむ

原案

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