エデンの檻

中学生の仙石アキラの乗る飛行機が故障により未開の島に不時着し、そこに潜む自然の脅威や人間同士の衝突に、仲間達と立ち向かっていくサバイバル漫画。残酷・性的な描写が頻繁に描かれるのも特徴。

正式名称
エデンの檻
作者
ジャンル
サバイバル
レーベル
講談社コミックス(講談社)
巻数
全21巻
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概要・あらすじ

仙石アキラは特に取り柄のない平凡な中学生。修学旅行先のグアムから日本への帰路、搭乗していた飛行機の故障により、未開の島に不時着してしまう。機外で1人目覚めた仙石アキラは絶滅した筈の巨大な鳥に襲われながらも同級生の真理谷四郎とCAの大森夏奈子を助け、幼馴染みの赤神りおんら、飛行機と他の生存者達を探すべく島を探索する。

一方、飛行機周辺で救出を待っていた多くの生存者達は集団パニックを起こし、暴徒と化してしまっていた。その結果、集団パニックから逃れた生存者達はそれぞれグループを作り、危険が蔓延る未開の島で生死を賭けたサバイバル生活を余儀なくされる事となる。

登場人物・キャラクター

仙石 アキラ (せんごく あきら)

中学生。151㎝50㎏。性格は助平でお調子者。悪戯好きのトラブルメーカー。バレーボール部所属だが3年間ずっと補欠。それに加え、成績は悪く低身長なため、常に強い劣等感を抱いている。しかし、記憶力や洞察力には優れており、精神も図太い。後に仲間達のリーダーとして皆を導く存在となる。 飛行機不時着後は機外で1人気絶しており、生存者の捜索をしていた際に巨大な鳥に襲われている真理谷四郎と大森夏奈子を発見し、助ける事になる。

赤神 りおん (あかがみ りおん)

中学生。155㎝。スリーサイズは上から90・56・88。仙石アキラとは幼馴染みで想いを寄せている。体操部のエース。加えて成績優秀、容姿端麗であるため、学校のアイドル的存在である。その弊害か、サバイバル生活の中で仲間が増えてくる内に、男性陣が彼女絡みのトラブルを引き起こす事がままある。 集団パニックが起こった際は、仮眠室に逃げ込み1人でずっと隠れていた。

真理谷 四郎 (まりや しろう)

中学生。146㎝38㎏。圧倒的な知識量を誇る、学年きっての秀才。反面、運動は苦手でカナヅチ。性格は冷静沈着で、時に冷酷な決断もするため、感情的な左治一馬とは衝突する事が多い。パソコンを持ち歩いており、無人島で得た様々な情報を纏めている。また、巨大生物達の知識を数多く有しており、解説役の面を持っている。 飛行機不時着後は、巨大な鳥に襲われ負傷していたが、仙石アキラに助けられ危機を脱する。

大森 夏奈子 (おおもり かなこ)

職業はCA。今回が初フライトになる新人。165㎝。スリーサイズは上から95・60・90。臆病でドジな性格。すぐ泣くので中学生よりも頼りないが、薬品の知識があったり、CAとして学んだ緊急時の救助対応で人を助ける事もある。飛行機不時着後は、巨大な鳥に襲われて捕食されそうになっていたが、仙石アキラに助けられ危機を脱する。

左治 一馬 (さじ かずま)

中学生。170㎝62㎏。色黒な不良で、性格は粗野。威圧的な態度を取るが、実際は仲間想いの人情家である。生き残った数人の仲間達とイカダを作り、未開の島を脱出しようと画策していた所、仙石アキラ達と再会する。大森夏奈子の事が気になっており、告白の機会を窺っている。同級生の宮内真夜とは空手道場の幼馴染みでよく負かされていた。 家庭環境が悪く、仲間達の中でかなり苦労している過去を持つ。

矢頼 光一 (やらい こういち)

『エデンの檻』の登場人物で、裏の主人公とされる。中学生。190㎝。暴力沙汰が絶えない問題児。異常な身体能力と頭脳、度胸を備えており、巨大生物を相手にしても怯む事無く立ち向かう。そんな能力を持つが故、飛行機不時着前の生活には退屈を感じていた。集団パニックが起こった際は、生徒に襲われていた操栖モトコを助け、その後未開の島の散策を始める。 そんな中再会した仙石アキラを気に入り、別行動ではあるが協力体制を結ぶ事になる。

操栖 モトコ (くるす もとこ)

中学校の数学教師。158㎝。スリーサイズは上から76・57・85。責任感が強く不正は見逃さない性質だが、根が温厚なので生徒に対して強い口調で物言いが出来ない。そのため、独特のカリスマで生徒達に一目置かれている矢頼光一と生徒に軽く見られている自身を照らし合わせ、複雑な気持ちになっている。 集団パニックが起こった際、生徒に襲われていた所を矢頼光一に助けられ、後を追う形で付いていく事になる。

有田 幸平 (ありた こうへい)

中学生。184㎝70㎏。クラスで人気のイケメンで、バレーボール部のエース。仙石アキラとは幼馴染みの親友で、特徴的な癖毛をからかわれていた時に助けられ事がきっかけで仲良くなった。飛行機不時着の際に脳に障害を受け、それに加え集団パニックのストレスで心も壊れ始める。飛行機から脱出後はグループを作り、リーダーとして普段通り振る舞っていたが、徐々に人殺しも厭わない非情な性格に支配されてきてしまう。

佐久間 雪 (さくま ゆき)

中学生。156㎝。スリーサイズは上から82・58・84。クラスの委員長。性格は真面目で優しい、努力家。オカルトや古代遺跡に対して造詣が深いため、謎多き未開の島ではその知識が役に立つ事もある。集団パニックが起こった際、何とか飛行機から脱出。その後は有田幸平がリーダーを務めるグループの一員として島を探索する事になる。

山口 崇 (やまぐち たかし)

中学生。175㎝60㎏。学校の生徒会長。「学校」と呼ばれる、中学生の生存者達で構成されるグループのリーダーを務めている。同じグループの鈴木綾一とは親友。多少キツイ物言いが目立つが、彼なりに他人の事はしっかり考えているつもりで発言している。仙石アキラが居ない際はリーダーを代行する事もある。

鈴木 綾一 (すずき りょういち)

中学生。170㎝65㎏。鼻が大きいのが特徴。「学校」と呼ばれる、中学生の生存者達で構成されるグループの技術工作係をしている。女癖が悪く、特技は一目で女性のバストサイズを見分ける事。いつも仲間の女性陣を助平な視線で見ており、時にはその欲望を行動に移すこともある。その度に殴られたり叱責されているが、懲りる様子は無い。

石動ミイナの偽物 (いするぎみいなのにせもの)

金髪ツインテールの可愛らしい少女に女装した少年。職業は子役で年齢は10歳。132㎝。気が強く、1人称はオレ。女装している理由は、飛行機不時着前の機内で石動ミイナと出会い、自身と瓜二つの外見である事を面白がり着せ替えをして遊んでいて、少女の格好が気に入ったから。その見た目と狡賢い性格、石動ミイナの立場を利用してヤクザを味方につけ、狩野信造のグループと反目している。

狩野 信造 (かりの しんぞう)

肥満体の中年男性。年齢42歳。職業は刑事で、同僚からは「猪狩野」の通称で呼ばれている。一般乗客の大人達で構成されたグループのリーダー的存在であり、仙石アキラが困っている際も協力を惜しまない、非常に人が良い人物である。石動ミイナの偽物とヤクザのグループとは反目している。

大黒 レイ (おおぐろ れい)

大学生。163㎝。スリーサイズは上から92・58・90。褐色の肌と八重歯が特徴。趣味はコスプレ。自称は「城南大学のジャネット・ジャクソン」であり、中学生達に大人の女性である事をアピールしている。だが実際は見栄を張っているだけで、純情な性格の持ち主。大学生3人のメンバーで島を探索しており、その内の1人林西トオルに気が有るのだが、もう1人のメンバー河名コトミの彼氏である手前、想いを伝えられずにいる。

林西 トオル (りんざい とおる)

大学生。175㎝65㎏。大学生3人のメンバーで島を探索している。その途中巨大な熊に襲われ負った顔の傷痕を包帯で隠している。傷痕のせいで恋人の河名コトミは彼を見限っているが、素顔は傷痕が様になる程のイケメン。山の知識が深く、体格の良さも相まって肉体労働に関して一役買う事が多い。女性に優しいのは生来の性格によるものだが、中学生に優しくしている場面が多いため、大黒レイからロリコン疑惑を持たれている。

河名 コトミ (かわな ことみ)

大学生。大学生3人のメンバーで島を探索している。おとなしい雰囲気の少々天然な女性。だが大黒レイ曰く、学校では複数の男性と関係を持っていたらしく、我儘で身勝手な本性を隠し持っている。サバイバル生活で汚れていく自身に女性としての価値が無くなっていく様な焦りと苛立ちを感じ、仙石アキラに肉体関係を迫って来る。

宮内 真夜 (みやうち まや)

中学生。160㎝。スリーサイズは上から80・58・84。鋭い目つきをしている、がさつで男勝りな性格。実家が空手道場をしている、空手2段の実力者。その腕前は巨大生物と素手で戦い、時には勝利してしまう程。だが、虫が苦手で、未開の島に生息する巨大な虫に対しては空手2段も無力と化す。 左治一馬とは幼馴染みで、家庭環境の事も深く知っている。

神楽 真実 (かぐら まみ)

女子高生。141㎝。スリーサイズは上から87・56・85。実家の神社で巫女を務めており、予知能力を持っている。通称「千里眼のマミ」。性格はおとなしく、マネージャーの中山恭子の指示に従っている。予知能力により自身が近々死ぬと分かり絶望していたが、仙石アキラ達が運命に抗うように戦う姿を見て再起する。

中山 恭子 (なかやま きょうこ)

神楽真実のマネージャー。神楽真実の予知能力を大々的に宣伝しているが、その能力は全く信じていない。しかしそのカリスマを利用出来る所ではしっかりと利用し、神楽真実を慕う生存者数人でグループを作って行動している。ボクシングの心得があり、男性も軽くあしらえる程度には強い。

瀬川 咲 (せがわ さき)

中学生。157㎝。スリーサイズは上から82・56・83。資産家の令嬢。親友の茂野(しげの)、松本(まつもと)と共に未開の島を散策していたが、矢頼光一、操栖モトコと再会し、以降付いていく事になる。矢頼光一に対して、お互いの勘違いにより生じた因縁を一方的に抱えている。

森田 真 (もりた まこと)

中学生。156㎝。あだ名は映画研究部を略してエイケンなのだと思われる。目が隠れるほど長い前髪が特徴。趣味は撮影と盗撮。その趣味のお陰で、学校生活での男子からの信頼度は高かった。特に助平の仙石アキラとは親友である。飛行機内で起きた集団パニックの際、その様子を記録に残すためカメラを設置した後、顔馴染みの常磐あやを連れて飛行機から脱出した。 その後は何人かの生存者を伴い、島を探索している。

常磐 あや (ときわ あや)

中学生。159㎝。スリーサイズは上から78・56・82。陸上部所属。無表情で仲間の女性陣の中でも特に羞恥心が薄い。そのため、動きやすさを重視しスカートを脱いでブルマで動き回ったりする。先端の鋭い木の棒を武器として携帯している。飛行機内で起きた集団パニックの際、顔馴染みの森田真に連れられ脱出した。 その後は何人かの生存者を伴い、島を探索している。

石動 ミイナ (いするぎ みいな)

森田真のグループと行動を共にしている、石動財閥の1人娘。黒髪ツインテールの可愛らしい少女。131㎝。無口だが、いざ口を開くと物凄く言葉遣いが悪い。飛行機不時着の際に記憶喪失になり、島に来るまでの記憶を失っている。スケッチブックを携帯しており、中には絶滅した筈の巨大生物達が描かれている。 時折、仙石アキラ達に巨大生物打倒の手掛かりに繋がる発言をする等、謎の多い人物である。

小見山 正剛 (こみやま せいごう)

森田真のグループと行動を共にしている、元・市役所職員の僧侶。といってもその思考回路は破戒僧的なものであり、元々、援助交際を繰り返して逮捕され、更生のため、寺院に入れられた。自他ともに認めるロリコンであり、高校生以上は守備範囲外。しかし、中学生達に対しては、観察するだけで決して手は出していない。 植物に詳しかったり、仙石アキラが悩んでいる際には説法で答える等、経験豊富な頼れる大人でもある。

五十嵐 英夫 (いがらし ひでお)

森田真のグループと行動を共にしている、日本有数の大企業・小日本印刷の専務。関西弁で喋る。高慢なリアリストで、中学生達からはあまり良く思われていない。しかし、発狂してしまう者も少なくないサバイバル生活の状況で自我を保っている、意外としっかりした精神の持ち主である。石動財閥や記憶喪失前の石動ミイナを知っている。

錦織 隆 (にしきおり たかし)

仙石アキラとは全く真逆の性質を持つ。職業は自称医師。見た目はおとなしそうに見えるが、心は歪んでおり、人が苦しむ姿を見て喜ぶ冷酷な人物である。自身が居るグループの生存者達が謎の病気に掛かり次々と倒れる中、治療して欲しければ奴隷になれと嘯き、以降グループの全権を握っている。未開の島脱出の糸口となりそうな建造物の探索を奴隷達にさせており、最終的には1人で脱出しようと目論んでいる。

九重 右弦 (ここのえ うげん)

中学校理科教師。優秀な人物だが、性格はぶっきらぼうで、危険な発明をして度々騒動を巻き起こす。それに加えポルノ好きでヘビースモーカーという、教師らしからぬ人物。だが実際は生徒の事をよく観察しており、問題児の仙石アキラや矢頼光一の能力を見抜き、見守っていた。島では錦織隆の居るグループと行動していたが、彼が全権を握った際、奴隷になる事に反抗し、手製の檻に投獄されてしまう。

社 大吾 (やしろ だいご)

口調が荒っぽく、見た目も乱暴そうでヤクザに見えるが、職業は作家。錦織隆の奴隷になるのを拒み、武藤順一と共にグループを抜け出してきた。その後遭遇した仙石アキラのグループと一悶着あるも、錦織隆の所業や居場所を教え、協力してくれるようになる。ナイフやソーラー充電式の携帯電話を所持しており、知識も豊富なため、頼りになる人物である。

武藤 順一 (むとう じゅんいち)

職業は自称、接骨医。冴えない見た目で、気弱な性格。血を見るのは大の苦手だが、医師なので応急処置は上手い。息子が居たがすでに亡くなっており、それが原因でトラウマを抱えている。その性格とトラウマが原因で、同じ自称医師である錦織隆の横暴を止める事が出来ず、だからと言って錦織隆の奴隷になる事も納得出来なかったため、社大吾と共にグループを抜け出してきた。

ハデス

仮面を着けた謎の中学生。冷静沈着に会話するが、その胸中には狂気を秘めている。島の無法状態を見て、以前のオレとは違う、皆を殺して頂点に立つと発言する等、鬱屈した過去を持っている事が見て取れる。仙石アキラに対して異常なまでの敵対心を抱いており、肉体的、精神的に追い詰めようとしてくる。またその悪意は仙石アキラのみならず、島の生存者達に向く事もある。 名前の由来はギリシャ神話に登場する冥府の王ハデス。

書誌情報

エデンのEDEN 全21巻 講談社〈講談社コミックス〉 完結

第1巻

(2009年2月17日発行、 978-4063841060)

第2巻

(2009年4月17日発行、 978-4063841312)

第3巻

(2009年7月17日発行、 978-4063841664)

第4巻

(2009年9月17日発行、 978-4063841909)

第5巻

(2009年12月17日発行、 978-4063842265)

第6巻

(2010年2月17日発行、 978-4063842531)

第7巻

(2010年5月17日発行、 978-4063843026)

第8巻

(2010年7月16日発行、 978-4063843330)

第9巻

(2010年9月17日発行、 978-4063843651)

第10巻

(2010年12月17日発行、 978-4063844207)

第11巻

(2011年2月17日発行、 978-4063844474)

第12巻

(2011年5月17日発行、 978-4063844900)

第13巻

(2011年7月15日発行、 978-4063845211)

第14巻

(2011年10月17日発行、 978-4063845686)

第15巻

(2011年12月16日発行、 978-4063846027)

第16巻

(2012年3月16日発行、 978-4063846454)

第17巻

(2012年5月17日発行、 978-4063846744)

第18巻

(2012年8月17日発行、 978-4063847215)

第19巻

(2012年10月17日発行、 978-4063847512)

第20巻

(2012年12月17日発行、 978-4063847840)

第21巻

(2013年2月15日発行、 978-4063848236)

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