概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ルーシー 主人公
2本の角を持ち、第6感を扱える新人類ディクロニウスの1人。国立生態科学研究所から脱走したときに受けた頭部への衝撃が影響し、にゅうという別人格が生まれる。これ以降、普段は温和な性格のにゅうとして生活をす... 関連ページ:ルーシー
コウタ
由比ヶ浜の料亭楓荘に住む大学生の青年。北海道出身だが、進学のために由比ヶ浜へ引っ越してきた。国立生態科学研究所から脱出したルーシーを救出した人物で、彼女の持つ2本の角に対しても偏見を持たない。ルーシー... 関連ページ:コウタ
ナナ
ルーシーと同じディクロニウスの1人。小柄な体型にショートカットの髪型が特徴の少女。頭にはネクタイをカチューシャのように巻いている。国立生態科学研究所の室長・蔵間の命令でルーシーを殺しに由比ヶ浜へ向かうが、そもそもの性格は心優しい。幼いころから国立生態科学研究所で育ったため、金銭感覚に乏しい。
マリコ
5歳ながら最強のディクロニウスと言われている少女。蔵間の実の娘で、父親を強く愛する姿も見受けられる。戦闘能力は非常に高く、人間を見ると即座に殺してしまうほど好戦的。その危険な行動のため、体には5個の爆弾が埋め込まれ、すぐに起動できるように仕組まれた。髪は長めのおかっぱで、紫色のリボンを付けている。
蔵間
ルーシーをはじめとするディクロニウスを研究する国立生態科学研究所の室長。研究者という立場でありながら、研究対象のディクロニウスとして生まれた娘・マリコのことを思い、苦悩する。ルーシーと対峙した際に攻撃を受けて片腕を失った。髪は黒く、短めに整えられている。 また黒縁の眼鏡も特徴。
坂東
ルーシーを捕獲する命令を受けた警視庁特殊急襲部隊の隊員。狂暴な性格の男性で、戦闘技術にも長けているが、ルーシーに敗北する。その際、右腕は切断され、両目も潰されるが、瀕死のところをマユに救われた。その後... 関連ページ:坂東
マユ
母の再婚相手である義父から性的虐待を受け、家出した過去を持つ少女。由比ヶ浜のボートハウスで犬のわん太とともに暮らしていたが、コウタと知り合い楓荘に住み込むことになる。ルーシーとの戦闘に敗れた坂東の応急... 関連ページ:マユ
角沢
国立生態科学研究所の長官。老齢の男性で、骨格異常のため頭部は角が生えたような形状をしている。このことから自身をディクロニウスであると思い込む。頭部を隠すため、普段は白髪のカツラを装着。ルーシーの母親を強姦し、子供を産ませた過去を持つ。ルーシーの捕獲に成功するも、逆に殺されてしまう。
ユカ
鎌倉出身のコウタの従姉妹で、春から一緒の大学に通う予定になっている。ルーシーと同居することになったコウタを見張るために、楓荘で暮らしはじめた。コウタに思いを寄せており、一緒の大学へ行くために偏差値の高... 関連ページ:ユカ
能宗
国立生態科学研究所の研究員で、ディクロニウスのクローン製造プロジェクトのリーダー。マリコのクローンを4体作りあげ、さらに服従させることにも成功。ディクロニウスを人類を滅ぼす存在として考えていたが、マリコのクローンに命を助けられたことをきっかけに考えを改めるようになる。
集団・組織
国立生態科学研究所
『エンフェルリート』に登場する研究所。太平洋の孤島に建設された国家施設で、ルーシーらディクロニウスを隔離し調査・実験していた。施設内はディクロニウスが脱走しないように、多数の警察官が駐在しているほか、多彩な銃火器も配備されている。
場所
楓荘
『エルフェンリート』に登場する民宿。元々は料亭だった建物で、マユの実家が管理している。コウタは建物の掃除をすることを条件に、無償で寝泊まりしている。物語が進むに連れて、ルーシーをはじめユカやマユ、ナナが居候することになる。ほぼすべての部屋が和室で、趣きのある内装。
書誌情報
エルフェンリート 全12巻 〈ヤングジャンプコミックス〉 完結
第1巻
(2002年10月発行、 978-4088763583)
第2巻
(2002年12月発行、 978-4088763798)
第3巻
(2003年2月発行、 978-4088764061)
第4巻
(2003年5月発行、 978-4088764467)
第5巻
(2003年8月発行、 978-4088764771)
第6巻
(2003年11月発行、 978-4088765136)
第7巻
(2004年3月発行、 978-4088765792)
第8巻
(2004年7月発行、 978-4088766386)
第9巻
(2004年10月発行、 978-4088766966)
第10巻
(2005年3月発行、 978-4088767642)
第11巻
(2005年8月発行、 978-4088768380)
第12巻
(2005年11月発行、 978-4088768847)