ギルガメッシュ

ギルガメッシュ

円竜也がギルガメッシュとともに、超能力と超科学によって、影から人類を支配しているUFO族と戦う姿を描く。

正式名称
ギルガメッシュ
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
バトル
レーベル
竹書房文庫(竹書房)
巻数
全4巻完結
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概要・あらすじ

かつて神々にあたる宇宙人から文明をもたらされた人類であったが、UFO族の襲来により地球を支配されてしまう。陰から人類を支配するUFO族を倒すため、超能力者円竜也が宇宙人と人間のハーフであるギルガメッシュたちとともに戦う。

登場人物・キャラクター

円 竜也 (えん たつや)

中学2年生。インカの遺跡調査中に両親が事故で生存が絶望視されたため、姉の円紀世子とともにおじの達磨研究所へと向かった。ここで10人のギルガメッシュと出会う。達磨博士からはギルガメッシュ殺害を頼まれるが九郎だけしか果たせず、九郎殺しの負い目から達磨研究所を逃げ出せなくなる。 UFO族の襲撃を受けて超能力が覚醒。紀子の誕生と大きな敵の出現、さらに超能力でギルガメッシュを見返そうという気持ちから協力するようになる。だが、戦力しては期待されず、ギルガメッシュたちと別行動をとることになる。祖父である円鬼堂の下での修行を経て、戦う力を身につけた。円鬼堂がUFO族の襲撃で倒れた後、円鬼堂を襲名。 また、他の超能力者の力を増幅して放射できる中継増幅人間(アンプリファイアーマン)の力を自覚、超能力を束ねる存在となる。ギルガメッシュの超科学と手を組んでUFO族との戦いに向かう。

ギルガメッシュ

クローンマン(複製人間)。ペペルモコ教授が発掘した5000年前の男性宇宙人と女性地球人の間に生まれたハーフのミイラから、達磨博士のクローン技術で複製された。達磨博士は10人のギルガメッシュを複製。円紀世子に一人、UFO族に二人が殺されたが、富士山の地下基地で無数に複製された。 同時にまったく同じ外見のアンドロイド、ギルガメッシュも無数に制作されている。UFO族を自分たちの超科学だけで撃退しようとしており、円竜也を最初は小間使い、UFO族の戦いでは足手まといとして扱っていたが、円鬼堂となってからは協力を考えるようになる。 潜在的な超能力がある。

円 紀世子 (えん きよこ)

円竜也の姉。高校生。竜也とともに呼び出されたおじの研究所でギルガメッシュたちと出会う。力づくで自分を犯したギルガメッシュの九郎を殺害。ギルガメッシュたちの元から逃れられなくなる。ギルガメッシュは社会常識を知らないだけで、教育で変わると思っていた。九郎との間に子供ができ、娘の紀子を産んでいる。 UFO族の襲撃で死亡した後、残留思念となって竜也を支えた。

円 紀子 (えん のりこ)

ギルガメッシュと円紀世子との間に生まれた娘。生まれる前から強力な超能力者で、紀世子の体内から超能力を発揮していた。紀世子がUFO族に襲われて絶命したため、4ヶ月の未熟児として生誕。ギルガメッシュの地下研究所の保育器で育てられた。ほどなくギルガメッシュが開発した移動用の女性型ロボットで出歩くようになる。 叔父の円竜也がギルガメッシュから見限られた時、竜也と行動を共にした。

達磨 (だるま)

円竜也と円紀世子の母方のおじ。変わり者の生化学者で、丸顔の老人。ペペルモコ教授に持ちかけられた、ミイラのギルガメッシュからのクローン制作に成功し、10体のギルガメッシュを生み出した。竜也たちの両親が行方不明になった際には研究の邪魔になると言って、彼らと距離を置いていたが、半年も経って二人を研究所に呼んだ。 ギルガメッシュの殺害を竜也たちに依頼するが、詳しい理由を語る前にペペルモコによって絞殺された。

ペペルモコ

達磨博士の助手。サングラスをかけた、跳ねて丸まった髪と鬚が特徴的な鷲鼻の男。元々は考古学者でギルガメッシュのミイラを発掘し、達磨博士にクローン制作を依頼した。ギルガメッシュが作り出す発明を企業に売って儲ける計画を進める。それに気付いた達磨博士に毒を盛っていたが、竜也たちに秘密を漏らされたため直接首を締めて殺害した。 実はUFO族の一員で、ギルガメッシュのデータと発明を手に入れるために潜入していた。

円 鬼堂 (えん きどう)

円竜也と円紀世子の祖父。どこかの山奥で修行をしていたという修験者。UFO族との戦いで、指導的立場にいたらしい。さまざまな超能力を駆使してUFO族と戦ったが、里を急襲されて死亡。残留思念は円鬼堂となった竜也を支えている。

木村 圭子 (きむら けいこ)

ギルガメッシュたちと出合った達磨教授の研究所がUFO族に襲われるようになって町に戻った円竜也の中学校のガールフレンド。活発なショートカットの普通の少女。竜也とは別のクラスだったが、UFO族のキメラに姿をコピーされたことから騒動に巻き込まれ、竜也が催眠術で記憶を操作した影響でガールフレンドになった。

三郎太 (さぶろうた)

円鬼堂の弟子で、生まれたときから山奥で修行を続けている少年。前歯が2本出ていて、真ん中で分けた長い髪で目が隠れている。生意気な小僧だが、円竜也が修行をした際に、最初の1ヶ月ほど、指導役をしていた。竜也が円鬼堂になってからは、仲間として行動している。

霊子 (れいこ)

円鬼堂の弟子で、白く長い髪の少女。盲目で声も出せないが、精神感応に優れ、念動力も使う。円竜也のサポートをするようになる。

結城 (ゆうき)

頭髪はないが、鬚は豊かな老人。広大な屋敷で暮らしている。日本の政財界を裏から操る黒幕の一人。UFO族と繋がっており、そのサポートを受けて現在の地位を手に入れた。ギルガメッシュからも支援を要請されて断ったため、厳しい脅迫を受けている。UFO族が屋敷の地下にいる。まだUFO族との戦いは時期尚早と考える円鬼堂の指示で、結城の身を守るために円竜也は犬の散歩係、霊子は養子として屋敷に入り込んだ。

その他キーワード

UFO族 (ゆーふぉーぞく)

『ギルガメッシュ』の敵の一族を指す用語。有史以前に地球にやってきて、原住民である地球人類を支配しようとした宇宙人の集団。超科学と超能力を駆使する。先行して地球人類の文明を開発させていた少数宇宙人の神々及び地球人類の抵抗を制圧したが、UFO族も大打撃を受けたため、文明が退化した地球人類が収奪できるほど復興するのを待ちながら歴史の影に潜伏。 現在は陰から人類を支配している。中心基地はバミューダにある海底ピラミッドで、そのほかにも基地が世界各地にある。UFOは監視用の機械。

神々 (かみがみ)

『ギルガメッシュ』に登場する用語。有史以前に地球に来訪し、原住民である地球人類と共存を図った少数の宇宙人一族。超科学と超能力を駆使する。後から来た地球の支配を目論んだ宇宙人であるUFO族に、地球人類とともに対抗したが敗退。地球人類との混血が進んでおり、各地に潜伏してUFO族との戦いを続けている。

書誌情報

ギルガメッシュ 全4巻 竹書房〈竹書房文庫〉 完結

第1巻 クローン人間

(1996年4月発行、 978-4812400937)

第2巻 キメラ・新創世紀

(1996年4月発行、 978-4812400944)

第3巻 時の彼方より

(1996年4月発行、 978-4812400951)

第4巻 限りなき終章

(1996年4月発行、 978-4812400968)

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