紫のベムたち

紫のベムたち

UFOで地球に飛来した宇宙人側の視点を軸にして、日本の童話をからめてギャグ調に展開するSFショート漫画。インベーダーと童話、そして兄弟愛という3つのテーマがテンポのいいストーリーにまとめられた実験的短編。「週刊少年チャンピオン」1970年2月18日号に掲載された作品で、手塚治虫漫画全集の『ザ・クレーター』第1巻に収録されている。

正式名称
紫のベムたち
作者
ジャンル
SF一般
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概要

過疎の村に住むカン太郎は、巨大なUFOで飛来してきた宇宙人と遭遇する。宇宙人の目的は地球侵略のために地球人の情報を収集することだった。それを知ったカン太郎の兄・隆ちゃんは、毎晩カン太郎に聞かせている昔話を利用して、宇宙人を撃退する作戦をたった一人で練り上げる。

登場人物・キャラクター

隆ちゃん

カン太郎の兄で、カン太郎がいじめられているとすぐに駆けつけて悪童たちをこらしめる役割を担う。家ではカン太郎のために昔話を聞かせてやるという弟思いで頼もしくやさしい性格の少年。

カン太郎

隆ちゃんの弟で少々知能に難がある。兄の隆ちゃんから聞かされる昔話が毎晩の楽しみ。いつも母親のいいつけを破って勝手に外に出ては、悪童たちにいじめられている。山に着陸した異性人と遭遇し、異常な体験をすることになる。

宇宙人

巨大な円盤型UFOで、異星から地球に飛来して来たインベーダー。身体は紫色のずんぐりとした2頭身、頭部に3本の角型突起があり、直立した状態で地面に手のひらが着くほどに腕が長い。この妖怪のような異様な姿は、雑誌掲載当時にヒットしていたTVアニメ『妖怪人間ベム』の影響を受けたものである。

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