概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
綿貫 忍 (わたぬき しのぶ)
売れない漫画家の女性。旧姓は佐々木。初登場時の年齢は39歳で、橘千秋と出会った日に40歳を迎える。若い頃、連載が決まった機に「ササキシノブ」から「ささき蜜柑」にペンネームを変えてデビューしたが、うまくいかずに長らくアシスタントとして活動している。家族は一回り年上の夫・綿貫洋平と、中学生の息子・綿貫悠太がいる。義父の死をきっかけに洋平の実家に引っ越したあと、漫画家をあきらめてふつうの主婦になることを決意するが、唯一の単行本「地獄のホットケーキ」が電子書籍化されて大ヒットしていることを知る。その出版社から120ページの描き下ろしを依頼され、漫画家の活動を再開。これをきっかけに、アシスタントとして千秋を雇うことになる。
橘 千秋 (たちばな ちあき)
綿貫忍のアシスタントとして雇われることになった青年。年齢は22歳。漫画家志望の美少年で、爽やかな雰囲気を漂わせたイケメン。有名漫画家のアシスタント経験があるが、まだデビューはしておらず、個人での活動はイラスト投稿サイトに絵や漫画を投稿する程度。小学5年生の時に浮気が原因で両親が離婚した過去を持ち、その後は母親との二人暮らしで、忍の家に不定期に通うことになる。実は忍の夫・綿貫洋平の浮気相手だった女性の一人息子。