ダンジョンの中のひと

ダンジョンの中のひと

探索者としてダンジョンを探索していたクレイが、ダンジョンの管理者からスカウトされてダンジョンを運営する側となり、その働く姿を描いたほのぼのファンタジー。「webアクション」で2020年6月19日から配信の作品。

正式名称
ダンジョンの中のひと
ふりがな
だんじょんのなかのひと
作者
ジャンル
ファンタジー
レーベル
アクションコミックス(双葉社)
巻数
既刊4巻
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あらすじ

探索者の父親がダンジョンに入って消息不明になってから3年。父親と同じ探索者になったクレイは父親の手がかりを捜すため、アントムルグの街にあるダンジョンを探索していた。アントムルグで所属しているシーフギルドでは、地下7階が未踏破という状況の中、クレイは単独で地下8階を踏破したものの手がかりは未だ見つかっていなかった。クレイは体力や回復薬にも余裕があるため、地下9階の探索を開始していると、モンスターとの戦闘中にダンジョンの管理人を名乗る少女・ベイルヘイラ・ラングダス(ベル)と出会う。ベルから尋常ではない強力な気配を感じたクレイは、ベルのあとについて居住区と呼ばれるダンジョンの壁の内部にある空間に入っていく。応接室のような場所に着いたクレイは、ベルからダンジョンや今の事情について説明され、さらにベルからダンジョンの運営を手伝ってほしいと依頼されるのだった。クレイはベルなら父親の情報を知っているのではないかと考え、負けたら手伝うという条件でベルに勝負を挑むが、結果は惨敗。約束どおりダンジョンの運営の手伝いを始めると、クレイはこれまでとは違った刺激的な日々を送ることとなり、自分を鍛えるためにも役立つと思い始める。

登場人物・キャラクター

クレイ

アントムルグの街にあるダンジョンの運営を手伝っている少女。幼い頃からすご腕の探索者である父親に鍛えられていたため、身体能力や戦闘能力は非常に高い。アントムルグのシーフギルドに所属し、3年前に消息不明となった父親の手がかりを捜してダンジョンを探索していた際に、ベイルヘイラ・ラングダス(ベル)からスカウトされる。ダンジョンの仕組みや運営に最初は戸惑っていたが、すぐにそれを受け入れてなじむ柔軟性を持ち、生真面目な性格もあり、与えられた仕事はなんでもこなす。また、自分を鍛えることを何よりも重視しており、モンスターとの交流やダンジョンの運営は自分にとっていい経験になると思っている。

ベイルヘイラ・ラングダス

アントムルグの街にあるダンジョンの管理人を務める少女。クレイからは「ベル」と呼ばれている。強力な魔法をあやつる魔法使いで、クレイの身体能力や戦闘能力に着目し、クレイをダンジョンを運営する仲間にスカウトする。今まで友達がいなかったため、クレイとは友達のような接し方をしている。穏やかで優しい性格ながら、優柔不断で物を捨てられない一面もある。そのため、倉庫は不要な物であふれている。

ランガド

アントムルグの街にあるダンジョンの運営を手伝っている男性。地下1階から地下4階を担当しており、宝箱の中身の補充や罠の修復などを指揮している。腕のいい鍛冶屋でもあり、ダンジョンで生産されるほとんどの武具を作っている。ぶっきらぼうで口は悪いが仲間思いな性格で、いっしょに働くクレイのことも信頼している。

書誌情報

ダンジョンの中のひと 4巻 双葉社〈アクションコミックス〉

第1巻

(2021-02-18発行、 978-4575855470)

第2巻

(2021-12-16発行、 978-4575856699)

第3巻

(2022-11-16発行、 978-4575857788)

第4巻

(2023-08-17発行、 978-4575858761)

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