チェイサーゲーム

チェイサーゲーム

松島幸太朗の代表作の一つ。原作・原案は、ゲーム会社「サイバーコネクトツー」の社長である松山洋が手掛け、松島幸太朗自身も「サイバーコネクトツー」に在籍している。平成時代を舞台に、福岡に実在するゲーム会社「サイバーコネクトツー」で3Dアニメーターを務める新堂龍也が、白石悠斗や魚川貴央たちの仲間と共に、よりよいゲーム開発を目指して奮闘する姿を描く、ゲーム制作ドラマ。納期やクオリティを巡る選択、自らの才能の限界を実感する若手たちの苦悩など、デザイナーが陥りがちなジレンマにフォーカスしている。また、クリエイターはかくあるべしというような、一種の解答例に近い要素が盛り込まれている点も大きな魅力となっている。KADOKAWA「ファミ通.com」で2018年12月17日より配信の作品。2022年9月にテレビ東京でテレビドラマ化し、新堂龍也を渡邊圭祐が演じている。

正式名称
チェイサーゲーム
ふりがな
ちぇいさーげーむ
原作者
松山 洋
漫画
ジャンル
ゲーム
レーベル
KADOKAWA Game Linkage
巻数
既刊11巻
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

新堂 龍也 (しんどう たつや)

ゲーム会社「サイバーコネクトツー」の開発室で、3Dアニメーターを務めている男性。年齢は30歳。入社9年目にしてシニアマネージャーに抜擢(ばってき)されるなど、会社からも期待を寄せられている。自分の仕事に誇りを抱いており、時に血気盛んな姿を見せることもあるが、基本的には温厚な性格の持ち主。つねに妥協を好まず、より優れたクオリティの作品に拘(こだわ)る努力家でもある。そのため、クオリティより納期を優先する会社の方針に反発したり、その影響で苦労を背負わされたりすることがある。現在はその面影はないが、少年時代は不良として恐れられていた。

鷹城 勇希 (たかしろ ゆうき)

大手ゲーム会社「プレインラック社」に勤務する男性。年齢は30歳。頭脳と手腕共に凄(すさ)まじい才能を有しており、プレインラック社が手掛けるスマートフォンゲームの企画から開発までを一人で担っている。新堂龍也とは幼なじみで、ゲーム会社「サイバーコネクトツー」で龍也と共に働いていたが、2010年にクオリティ向上のために先輩社員が組んでいたプログラムを無断でアップグレードしたことでトラブルが発生。その後もスタンドプレーを繰り返し、退職することとなる。そのため、龍也の周囲の人たちからは裏切者として憎まれている。

クレジット

原作

松山 洋

書誌情報

チェイサーゲーム 11巻 KADOKAWA Game Linkage

第1巻

(2019-09-13発行、 978-4047334267)

第2巻

(2019-09-13発行、 978-4047334274)

第3巻

(2020-02-07発行、 978-4047334649)

第4巻

(2020-07-06発行、 978-4047334847)

第5巻

(2020-11-30発行、 978-4047335189)

第6巻

(2021-06-28発行、 978-4047335530)

第7巻

(2022-01-18発行、 978-4047335776)

第8巻

(2024-01-30発行、 978-4047337121)

第9巻

(2024-01-30発行、 978-4047337138)

第10巻

(2024-04-23発行、 978-4047337282)

第11巻

(2024-09-26発行、 978-4047337503)

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