概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ラス
3人の竜騎士(ドラゴンナイツ)で構成されたドラゴン騎士団の1人で、竜帝リュクレオンに仕える火竜「炎」を従えた少年。趣味は魔物退治で、あまりにも魔物討伐にこだわるせいか寄り道が増えてしまい、たびたび旅路が脱線する。元々は西の大陸において「鋭い爪と牙を持つ魔獣」と呼ばれた凶魔獣であったが、リュクレオンが自らの血と半身を分け与えたことにより竜族となった。 そのせいか魔物からの影響を受けやすく、リュクレオンの血で作った「光竜の守り」と呼ばれる魔物除けのお守りを常に身に着けていなければならない。本名はラス・イリューザー。
ルーン
3人の竜騎士(ドラゴンナイツ)で構成されたドラゴン騎士団の1人で、竜帝リュクレオンに仕える水竜「河伯」を従えた青年。怪魚「ヴァラウー」を封じ込めたことで水竜の力を手に入れた。竜騎士の中ではもっとも生真面目な性格をしており、やたらと魔物討伐をしたがるラスや、お宝のことになると途端に目の色を変えるザッツにいつも振り回されている。 旅の最中もツッコミ役や進行役に回ることが多い。元々は恋人のティントレットやデルテと同じ「精霊の森」出身の精霊族であり、出自のせいか魔物の気に弱いという欠点がある。
ザッツ
3人の竜騎士(ドラゴンナイツ)で構成されたドラゴン騎士団の1人で、竜帝リュクレオンに仕える地竜「陸」を従えた青年。元盗賊であり、当初の目的を忘れてしまうほどに金目の物やお宝などに目がなく、竜騎士の中ではラスに次ぐトラブルメーカー。お宝が絡まない話に対してはひどく消極的ですぐに怠けたがるが、目的のもの以外は盗まないというポリシーを持っている。 過去に魔物に操られリュクレオンに刃を向けたことがあったが、自らの意思で跳ね除けたことで陸に認められ竜族となる。その際に顔に負った傷は消さずにそのままにしてある。
セシア
元々は魔王ナディルによって「ババ様」という名の人食い魔女に養女として預けられていた魔物の血を持つ気の強い少女で、風の魔法を使うことができる。ラスたちからナディルの首を奪い、竜帝リュクレオンの手引きにより竜都「ドラクーン」へ招き入れられた後は、竜城の新しい占い師として仕える。 竜城での戦いの後は自分をかばって倒れたクリューガーを生き返らせるために、死んだ者にも力を与えると言われている伝説の獣に会うため、北の果てにある「魔壮山」へと単身赴こうとする。しかし、結局は追いかけてきたラスと行動を共にすることになる。
リュクレオン
竜都「ドラクーン」を治める竜帝であり、存在するだけで魔物を寄せ付けないため、並みの魔物では竜城に入ることもかなわない。ラス、ルーン、ザッツらに魔王ナディルの討伐を命じた。場外へ抜け出す際には変身草でヒューという竜騎士に化けるが、側近たちにはその事実がすっかり露見している。
レイスリーネ
竜都「ドラクーン」に住まう、竜帝リュクレオンの妻である竜妃。魔王ナディルにさらわれた際、リュクレオンによって救出されたものの、竜妃の証である「竜の眼」を奪われてしまった。その際、生涯子を成せない呪いをかけられており、世継ぎを残すことができなくなった。セシアのことを信頼しており、ナディルに施された封印符を彼女に預ける。
ゾーマ
ババ様から解放されたセシアと行動を共にする、少年のような見た目の魔物。鳥と一対の魔物のため鳥無しでは移動することができない。セシアのことを誰よりも大事に思っており、彼女の本当の親を探す手伝いをしている。竜城での戦いの際、いつかラスを手伝うという約束の代わりに彼の力で鳥と一体になり、地に足をつけられるようになった。 その後、旅に出るラスの身代わりとして変身し、ラスに化けたまま竜城に残る。
ビアレス
魔王ナディルが率いる軍勢に所属する好戦的な魔物。竜帝リュクレオンによって竜都「ドラクーン」に匿われているセシアを奪還するために、錬金術師カールの助けを受けて竜城へと潜入する。だが、カールによって操られてしまったため、慕っていたセシアをも殺してしまいそうになるが、ゾーマの説得により最後に自我を取り戻した。
キチェル
ザッツの盗賊仲間。過去にザッツの全財産を奪ったことにより、彼が竜族になるきっかけを作った人間の少女。竜城での戦いを終えたザッツと共に、竜帝リュクレオンの命により集めていた「地図のかけら」が指し示すと言われている「三種の秘法」を手に入れるため、魔物に支配された東の大陸を目指す。
ナディル
西の大陸を統べる魔物の王。竜帝リュクレオンによって派遣されたラスたち3人の竜騎士(ドラゴンナイツ)によって討伐されたが、生首のままでも強大な力を持つため、風呂敷に包まれた状態でリュクレオンのもとへ持ち帰られることとなる。後に復活を果たし、本拠地である異界カイナルディアにおいてラスたちと対峙する。
書誌情報
ドラゴン騎士団 26巻 新書館〈Wings comics〉
第1巻
(1991-04-01発行、978-4403612541)
第2巻
(1991-11-01発行、978-4403612695)
第3巻
(1992-10-01発行、978-4403612893)
第4巻
(1993-04-01発行、978-4403613074)
第5巻
(1993-12-01発行、978-4403613388)
第6巻
(1994-08-01発行、978-4403613609)
第7巻
(1995-03-01発行、978-4403613791)
第8巻
(1995-08-01発行、978-4403613944)
第9巻
(1996-07-01発行、978-4403614200)
第10巻
(1996-12-01発行、978-4403614323)
第11巻
(1997-04-01発行、978-4403614590)
第12巻
(1997-10-01発行、978-4403614774)
第13巻
(1998-05-01発行、978-4403615009)
第14巻
(1998-10-01発行、978-4403615207)
第15巻
(1999-05-01発行、978-4403615405)
第16巻
(2000-02-01発行、978-4403615740)
第17巻
(2000-10-01発行、978-4403616044)
第18巻
(2001-10-01発行、978-4403616471)
第19巻
(2002-06-01発行、978-4403616747)
第20巻
(2003-06-01発行、978-4403617157)
第21巻
(2003-12-01発行、978-4403617362)
第22巻
(2004-06-01発行、978-4403617560)
第23巻
(2005-03-01発行、978-4403617843)
第24巻
(2005-09-01発行、978-4403618024)
第25巻
(2006-10-01発行、978-4403618444)
第26巻
(2007-08-01発行、978-4403618710)







