されど罪人は竜と踊る 輪舞

されど罪人は竜と踊る 輪舞

浅井ラボ原作のライトノベル『されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragons』のコミカライズ作品。科学技術によって再現された魔法、咒式が一般化した世界で、ガユス・レヴィナ・ソレルとギギナ・ジャーディ・ドルク・メレイオス・アシュレイ・ブフが人類の敵対者である異貌のものどもと戦いを繰り広げるダークファンタジー。本作は原作者の浅井ラボによる完全監修で、設定を丁寧に解説して非常にわかりやすい内容となっている。また本作の4巻には浅井ラボ書き下ろしの短編『咒式士事務所連続殺椅子事件』が収録されている。「サンデーうぇぶり」にて2017年7月1日から2018年9月8日まで配信されていた作品。

正式名称
されど罪人は竜と踊る 輪舞
ふりがな
されどざいにんはりゅうとおどる りんぶ
原作者
浅井 ラボ
作者
ジャンル
ダークファンタジー
 
バトル
関連商品
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あらすじ

第1巻

ガユス・レヴィナ・ソレルギギナ・ジャーディ・ドルク・メレイオス・アシュレイ・ブフは、コンビを組んで人に仇なす異貌のものどもや犯罪者と戦う攻性咒式士。ある日、暴れる「竜」の討伐を依頼された二人は、竜の目撃された緩衝地区に向かう。しかしそこで彼等を待ち受けていたのは、通常の竜を超える力を持つ、準長命竜のエニンギルゥドだった。絶大なる力を持つエニンギルゥドに苦戦する二人だったが、力を合わせる事で討伐。無事にエリダナへと帰還する。しかし時を置かず、二人のもとに奇妙な咒式士連続殺人事件の知らせと、モルディーン・オージェス・ギュネイの護衛依頼が舞い込む。尊き身分のモルディーンの護衛依頼を訝しがりつつも、ガユスは旧友であるヘロデルの頼みで依頼を引き受ける。モルディーンと交流を深めつつ、護衛依頼をこなしていくガユスとギギナだったが、モルディーンと別れた直後、連続殺人事件の犯人であるニドヴォルクの襲撃を受ける。圧倒的な力を持つ謎の襲撃者に苦戦する二人は、咄嗟の機転で逃げの一手を選択。かろうじて窮地を脱する事に成功するのだった。

第2巻

ニドヴォルクから逃げるのに成功したガユス・レヴィナ・ソレルギギナ・ジャーディ・ドルク・メレイオス・アシュレイ・ブフは、護衛依頼を果たすため、その足のままモルディーン・オージェス・ギュネイのもとに向かう。教会でお茶会と称してラペトデス七都市同盟の要人と会合を行うモルディーンだったが、そこを暗殺者によって襲撃される。自爆すら厭わない暗殺者に苦戦するギギナとガユス、さらに手練れの暗殺者の攻撃で教会は火の海となってしまう。わずかな抜け道を利用して、かろうじてモルディーンを逃がす事に成功するが、そこでヘロデルが敵の攻撃にさらされてしまう。凄腕の狙撃手、ブレナンテに捕捉され、危機に陥った一行は、ヘロデルを助けるため一か八かの捨て身の作戦に打って出る。かろうじてブレナンテを倒す事に成功するガユスだったが、彼も同時に瀕死の重傷を負ってしまうのだった。死を覚悟したガユスだったが、幸いにも応急処置が間に合って助かる。無事だったヘロデルやモルディーンからも労いの言葉をもらうガユスだったが、事件の裏で起きていた恐るべき真実をモルディーンから聞かされるのだった。

第3巻

暗殺事件の犯人であるヘロデルは、最初から最後までモルディーン・オージェス・ギュネイに利用されて死亡。ガユス・レヴィナ・ソレルギギナ・ジャーディ・ドルク・メレイオス・アシュレイ・ブフの健闘も、すべてモルディーンの手の平の上の出来事だった。モルディーンを危険視したギギナは、彼に一刀を浴びせて警告とする。護衛依頼が終わり、日常に戻って来たガユスとギギナは、ニドヴォルクの調査報告を聞き、衝撃の真実を知る。敵が予想以上に強大だと知ったガユスは、対抗するため新たな切り札を編み出し、迎撃の準備を進める。また同時期にガユス、ギギナのもとに緊急の救援依頼が舞い込む。急いで向かうガユスとギギナだったが、それはジェノン・カル・ダリウスの罠だった。イェスパー・リヴェ・ラキベルドリト・リヴェ・ラキ、ジュノンの三人は、モルディーンに刃を向けた二人を危険視して排除へと動いたのだ。並の攻性咒式士を遥かに超える十二翼将に苦戦するガユスとギギナだったが、戦いが佳境に差し迫った頃、そこに新たな来訪者が現れる。

第4巻

戦いの場に現れたニドヴォルクの正体は竜で、ガユス・レヴィナ・ソレルギギナ・ジャーディ・ドルク・メレイオス・アシュレイ・ブフが倒したエニンギルゥドの妻だった。ガユスとギギナを仇として付け狙うニドヴォルクは、自分以外の人間に二人が殺されるのを厭い、姿を現したのだ。そして、それこそがモルディーン・オージェス・ギュネイの狙いであり、イェスパー・リヴェ・ラキベルドリト・リヴェ・ラキは本来の標的であるニドヴォルクを倒そうとする。しかし、圧倒的な力を持つニドヴォルクにイェスパーとベルドリトは敗れ去ってしまう。以前に戦った時よりもさらに強く、凶悪になったニドヴォルクを前に、ガユスは心を折られそうになる。しかし唯一無二の相棒の叱咤受けて、ガユスは再び立ち上がる。そしてガユスは己のすべてを懸けた一撃をニドヴォルクへと放つのだった。

登場人物・キャラクター

主人公

眼鏡をかけた赤毛の青年。ギギナ・ジャーディ・ドルク・メレイオス・アシュレイ・ブフとコンビを組み、「アシュレイ・ブフ&ソレル咒式事務所」を経営している。十二階梯の攻性咒式士で、犯罪者や異貌のものどもを狩... 関連ページ:ガユス・レヴィナ・ソレル

主人公

体格のいい銀髪の青年。ガユス・レヴィナ・ソレルとコンビを組み、「アシュレイ・ブフ&ソレル咒式事務所」を経営している。十三階梯の攻性咒式士で、犯罪者や異貌のものどもを狩って生活の糧を得ている。強敵との戦... 関連ページ:ギギナ・ジャーディ・ドルク・メレイオス・アシュレイ・ブフ

ガユス・レヴィナ・ソレルの恋人。尖った耳を持つアルリアン人と人間のハーフで、白金の髪と色白の肌が特徴的な美人。正義感が強く、情深い人間で、ガユスの事を本当に大切に思っており、咒式の力がない自分では戦場... 関連ページ:ジヴーニャ・ロレッツォ

エリダナ市庁舎で働く役人。非常に不自然な髪型をした中年男性。持ち歩いている櫛で髪をよくセットしており、ガユス・レヴィナ・ソレルにはカツラだと思われている。性格は保身第一のお役所人間で、公費を出し渋るか... 関連ページ:サザーラン

エリダナで咒式具屋「ロルカ屋」を営む店主。ヒゲを生やした初老の男性。豪快な性格で、かなり危ない橋を渡って商売をしているらしく、彼の店にはエリダナの街を1回半吹き飛ばせるほどの数の兵器が商品として並べら... 関連ページ:ロルカ

ポロック揚げ屋の店主。髪をオールバックにした面長な男性。アーゼルやガユス・レヴィナ・ソレルが常連でたびたび訪れているが、不景気で店の売れ行きはよくない。実は算盤のような物を使った占いが趣味で、「ホート... 関連ページ:ホートン

エリダナに住む新聞記者見習いの若い女性。そばかすがチャーミングな顔立ちで、スクープを求める、好奇心旺盛な性格をしている。ガユス・レヴィナ・ソレルを「不幸と事故を呼び寄せる確率だけは天才」と評しており、... 関連ページ:アーゼル

ツザン診療所を経営する闇医者。黒髪の女性。陰気な雰囲気を漂わせた医療咒式のスペシャリスト。腕は一流だが、かなり難のある性格をしており、患者に勝手に肉体改造手術をしようとする悪癖がある。また人間の内臓を... 関連ページ:ツザン・グラル・デュガソン

啓示派教会の枢機卿長にして、ツェベルン龍皇国のオージェス選皇王代理を務める中年の男性。ツェベルン龍皇国にてさまざまな重要な役職に就いている重要人物で、人々の平和のため尽力している。穏和な雰囲気を漂わせ... 関連ページ:モルディーン・オージェス・ギュネイ

モルディーン・オージェス・ギュネイ麾下(きか)十二翼将の第九席の男性。ベルドリト・リヴェ・ラキの双子の兄で、二人合わせて「ラキ兄弟」の名で知れ渡っている。二卵性双生児ながら、見た目は弟とは似ても似つか... 関連ページ:イェスパー・リヴェ・ラキ

モルディーン・オージェス・ギュネイ麾下十二翼将の第十席の男性。イェスパー・リヴェ・ラキの双子の弟で、二人合わせて「ラキ兄弟」の名で知れ渡っている。二卵性双生児ながら、見た目は兄と違い、無邪気な少年のよ... 関連ページ:ベルドリト・リヴェ・ラキ

モルディーン・オージェス・ギュネイ麾下十二翼将の第十一席の男性。「千貌のジェノン」の異名を持つ変装の達人で、本来の姿は性別や年齢含めてすべて不明。ただし、ガユス・レヴィナ・ソレルはジェノン・カル・ダリ... 関連ページ:ジェノン・カル・ダリウス

モルディーン・オージェス・ギュネイ麾下十二翼将の第十二席の男性。黒い髪を肩まで伸ばしている。怜悧な雰囲気を持つ女忍者で、忍者一派「コウガ」をまとめる党首を務めている。モルディーンを護衛するためすぐ側に... 関連ページ:キュラソー・オプト・コウガ

モルディーン・オージェス・ギュネイの一級咒式秘書官を務める男性。精悍なたたずまいの青年で、ガユス・レヴィナ・ソレルとは学生時代からの悪友。シファカという婚約者がいたが、ラペトデス七都市同盟との戦争で死... 関連ページ:ヘロデル

光学系咒式を習熟している凄腕の狙撃手の男性。長髪で、冷静沈着な観測眼と精密射撃を可能とする技術を持った実力者。「射光のブレナンテ」の異名を持つ。高密度の光エネルギーを照射して敵を焼き尽くす光の弾丸「光... 関連ページ:ブレナンテ

エリダナで起きた咒式士連続殺人事件の犯人。黒い髪を長く伸ばした妙齢の女性で、奇妙なしゃべり方をする。ガユス・レヴィナ・ソレルとギギナ・ジャーディ・ドルク・メレイオス・アシュレイ・ブフを仇として探してお... 関連ページ:ニドヴォルク

グラシカ竜緩衝区で暴れていた準長命竜の黒竜。妻のニドヴォルクと共に穏健派の「賢龍派」と袂を分かった竜族の過激派で、人類と敵対しているためガユス・レヴィナ・ソレルとギギナ・ジャーディ・ドルク・メレイオス... 関連ページ:エニンギルゥド

エリダナ四大咒式士の一人。無精ひげを生やした男性で、色眼鏡をかけてくたびれた雰囲気を漂わせている。ガユス・レヴィナ・ソレルとギギナ・ジャーディ・ドルク・メレイオス・アシュレイ・ブフが、かつて所属してい... 関連ページ:ジオルグ・ダラハイド

「ジオルグ・ダラハイド咒式事務所」の副所長を務める褐色肌の女性。非常にシビアな性格をしている。楽観的なジオルグ・ダラハイドの言動には気苦労を感じており、たびたび苦言を呈している。ジオルグが行き倒れてい... 関連ページ:クエロ

集団・組織

十二翼将

モルディーン・オージェス・ギュネイの配下で、12人の精鋭集団。全員が「到達者」級以上の階梯で結成された攻性咒式士集団で、一人一人が一騎当千の猛者。実力と貢献に応じて席次が与えられている。また単純に戦闘... 関連ページ:十二翼将

クレジット

原作

浅井 ラボ

キャラクター原案

ざいん

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