概要・あらすじ
東の星の武将オダ・ノブナガは、西の星の娘ジャンヌ・カグヤ・ダルクと出会ったことから、大イクサヨロイのザ・フールを獲得。強大な力を手にしたことから、内紛や近隣の武将に打ち勝ち、勢力を拡大していく。
そしてオダ・ノブナガは、やがて宇宙全体を巻き込んだ戦いに飛び込み、己の数奇な宿命を知る。
登場人物・キャラクター
オダ・ノブナガ (おだのぶなが)
モデルは織田信長。東の星のオワリ国オダ家の嫡男だが、その破天荒な性格から「うつけ者」と呼ばれ、父や家臣団から疎まれていた。しかしザ・フールの力を手にし、隣国のタケダ・シンゲンと奮戦するうちに、当主となって国内の地盤を確立。 アーサー率いる西の星の勢力と激戦を繰り広げていく。
レオナルド・ダ・ヴィンチ (れおなるどだゔぃんち)
モデルはルネッサンス期に活躍した同名の芸術家。西の星の科学者にして芸術家。ザ・フールの開発者でもある。ジャンヌの能力に興味を持ち、ともにザ・フールを積んだ降下ユニットを強奪。東の星へ着陸してザ・フールをノブナガへ捧げる。 この件から、母国からは追われる身となり、西の星の勢力とオダ家が戦う発端にもなっている。
アーサー
西の星を治める絶対的な王。幾多の英雄たちとの同盟により、奇跡的に西の星の統一を成し遂げる。以降は伝説の古代技術の復興を推進し、世界全体の秩序を取り戻そうと、王道を進む。
ジャンヌ・カグヤ・ダルク (じゃんぬかぐやだるく)
モデルはジャンヌ・ダルク。西の星のドンレミ村生まれの少女。不思議な夢を見る力「天啓」により、世界を救う王の出現を予見、それを確かめるため、ダ・ヴィンチとともに東の星へ向かう。 そこで出会ったノブナガこそが夢で見た王と見込み、彼に身を寄せてともに戦う。オダ家内では出自が露見しないよう男装し、モリ・ランマル(モデルは森蘭丸)を名乗る。
アケチ・ミツヒデ (あけちみつひで)
モデルは明智光秀。ノブナガの親友にして、オダ家に仕える軍略家。緻密な計算をもとに物事を取りはからう理知的な人物だが、その一方で、目的を果たすためにはノブナガの脅威となる者を暗殺したり、必要とあらばノブナガにも計略を仕掛けたりと、冷酷な面もある。
タケダ・シンゲン (たけだしんげん)
モデルは武田信玄。オダ家に隣するカイ国タケダ家の当主で、東の星の統一を目指し、オダ家へ侵攻する。希代の軍略家ながら、大イクサヨロイ風臨火斬を駆り、自ら先陣を切って戦う猛将でもある。
場所
東の星 (ひがしのほし)
『ノブナガ・ザ・フール』に登場する惑星。西の星とは双子星の関係にある。技術レベルは西の星よりも低く、戦いの規模こそ小さいものの、オワリ国やカイ国といった無数の小国が乱立し、勢力を争っている。 しかし、わずかな西の星との交易でイクサヨロイが伝来したことから、戦いの様式も変わりつつある。
西の星 (にしのほし)
『ノブナガ・ザ・フール』に登場する惑星。東の星とは双子星の関係にある。ルネサンスと呼ばれる古代文明の復活により、急激な技術発展を遂げる。しかし宇宙船やイクサヨロイの開発にともない、戦火も拡大していき、大規模な戦争が勃発。 そのなかで台頭したアーサーにより、戦乱はひとまず収束される。
その他キーワード
イクサヨロイ
『ノブナガ・ザ・フール』に登場する鎧型機動兵器。ダ・ヴィンチをはじめとする西の星の科学者により、失われた古代文明の技術をもとに開発された。サイズによって大中小に区分され、特に大将格が搭乗する大型機は大イクサヨロイと呼ばれる。 大イクサヨロイは神器と呼ばれる装身具を装着することにより、特殊能力を得ることができる。
ザ・フール (ざふーる)
『ノブナガ・ザ・フール』に登場する鎧型機動兵器大イクサヨロイの1つ。ダ・ヴィンチの最高傑作で、当初は西の星の将に献上される予定だったが、起動できる者がおらず、長らく搭乗者不在であった。 しかし、ノブナガとの接触により起動を果たし、彼の専用機となる。