ハジメルド物語

ハジメルド物語

原始時代が舞台のラブ・コメディ。竹本泉の初めての短編連載作品であり、現在の作風の原点とされている。「なかよしデラックス」1982年に連載された作品。

正式名称
ハジメルド物語
ふりがな
はじめるどものがたり
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

ある日、ラーは父親の族長から、望まない相手であるゴライアスとの結婚話を勧められる。密かにアルと交際中だったラーは結婚を断固拒否するが、ゴライアスはなかなかあきらめてくれない。一方で肝心のアルは、ラーの結婚話を聞いても今ひとつの反応を示すだけだった。

登場人物・キャラクター

ラー

族長の一人娘。動物好きで、自分の考えを相手にはっきりと伝える性格の持ち主だが、方向音痴。結婚相手は将来的に族長になるため、さまざまな条件を突き付けてアルを困らせながらも、頑張るよう奮い立たせている。少しわがままな一面もある。

アル

ラーと交際している男性。若くて半人前のため、族長にラーの花婿候補としてなかなか認められずにいる。基本的に感情的になることのない穏やかな性格だが、わがままな態度のラーに対しては一喝することもある。お人好しのため、つい厄介ごとに巻きこまれてしまう。

ゴライアス

ラーの花婿候補として、父親である族長が推薦している男性。村一番の力自慢で経済力もある。大らかでいつも笑顔だが、ラーからは無理難題を次々に押しつけられる。ラーへの想いは本物で、またあきらめも悪く、どれだけ罵られてもひたすら彼女を追い続ける。

族長 (ぞくちょう)

ラーの父親で、村の族長を務める男性。楽隠居するため、娘のラーに結婚話を勧めている。娘の気持ちよりも、経済力を最優先としているが、ラーに強く出られると弱い。一方で、いざという時には族長としての強さを見せることもある。

ラガシュ

ラーとは別の村の族長の妹。兄から村に迷い込んだアルと結婚するように言われ、あまり深く考えないまま村を出てアルに同行する。「うじゃ」と言うのが口癖。アルの妻だと名乗っているが、公認ではない。ラーの存在もまったく気にしていないマイペースな女性。

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