聖船のラー

古代エジプトを舞台に、ヘリオポリスの空を行く聖船の主ラーとそのお付きたちの日常を、4コマ形式で描くギャグコメディ作品。エジプト神話をはじめ、古代エジプトの文化・生活を主な題材としている。「ゲッサン」2015年7月号より連載の作品。

正式名称
聖船のラー
ふりがな
せいせんのらー
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
ゲッサン少年サンデーコミックス(小学館)
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概要・あらすじ

古代エジプトの太陽神であるラーの仕事は、ヘリオポリスの空を行く聖船に乗り、自らの頭に乗った「太陽円盤」の光で世界を照らすこと。彼は日々の仕事をこなしながら、時にはラー神官団や他のエジプト神をトラブルに巻き込みつつ、ドタバタで愉快な日常を過ごしていく。

登場人物・キャラクター

ラー

古代エジプトで最高神として敬われている太陽神。ハヤブサの頭を持ち、頭上には世界を照らす大きな太陽円盤がある。アイデンティティでもあるこの太陽円盤を失くしてしてしまうと、記憶喪失になってしまう。ヘリオポリスの空を飛ぶことができる巨大な聖船に乗り、世界を明るく照らすのが主な仕事。わがままで天然なところがあり、トトをはじめとする他の神々や、ラー神官団の神官たちをよく振り回している。 ビールとハチミツパンが大好物。年老いているため、肩こりや老眼に悩まされている。

トト

ラーの側近を務めている、トキの姿をした知恵の神。相棒のヘジュウルの肩に乗っていることが多い。肩書きが大好きで、「神々の書記」「夜と月の神」「時の管理者」など複数の肩書きを持つ。王(ファラオ)が即位すると、「イシェドの葉」にその名を記し、押し花のようにして保管している。ワインには特別なこだわりがあるが、酒に弱い。 主にラーへのツッコミ役となっているが、天然な一面もある。魂(カー)がドバトの姿になっており、風邪をひいた際はこのドバトを分身として代理出勤させていた。

ヘジュウル

ラーの側近をしている、短髪の青年の姿をした知恵の神。トトの相棒で、彼を肩に乗せて登場することが多い。淡々と寡黙に仕事をこなすタイプで、トトが風邪で休んだ際は代わりに仕事をこなした。無口でクールな性格だが、風邪で寝込んだトトを心配して見舞いに行くなど、同僚思いのやさしい一面も持つ。

メルエンラー

貴族のパン工房でパン職人として働いていた、黒髪おかっぱ頭の青年。自称「ビッグになるエジプト人」。パンを焦がして親方に叱られたのをきっかけに、母親に怒られながらも転職を目指す。ネットの求人広告で見た神官募集に応募しラーとトトの面接を受け採用される。しかし下っ端扱いだったことに嫌気がさし、再び転職することになる。

アポピス

隙を見てラーを飲み込もうとする、黒い巨体に白い腹を持った闇と混沌の大蛇。たまにラーの頭を丸ごと飲み込んでしまうことがあり、それが日食につながっている。ラーを飲み込んだ時は、トトに呼び出された対アポピスの神であるセト神によって退治されている。

アヌビス

「墓守の神」や「墓所の守り神」などの肩書きを持つ冥府の神。黒犬の頭を持ち、手にはウアスという杖を持っている。墓所を墓荒しから守ってくれるため、人々から頼りにされている。しかし1人ではすべての墓荒しに対応できず、二頭の犬との連携プレーで取締りを強化しようとする。「ワンワン」と犬のように吠えるが、犬の気持ちは分からない。

ハピ

ナイル川の水源地に住む豊嬢の神。頭にパピルスを乗せた、太った男性の姿をしている。エンジンを噴かす椅子型の船に乗り、高スピードでヘリオポリスに向かいながらナイル川を下り、氾濫を起こす。年に一度のペースでナイル川を氾濫させており、これによって運ばれる養分を含んだ泥が痩せた土壌を蘇らせるため、他の神や人々に感謝されている。 ただしクヌムの機嫌が悪い時は氾濫を起こさないため、それが食糧危機の原因となることもある。

クヌム

ハピにナイル川の氾濫を命じる役割を持った、ナイル川を司る神。水平に伸びる角の生えた羊の頭を持つ。「メエエエエ」と羊の鳴き声を上げながら話す。ファラオが寄進を忘れていたために機嫌を損ね、ハピに氾濫を起こさせずにいた。これが深刻な食糧危機の原因となり人々を困らせるが、ハピに諭されたために考えを改め、氾濫を許可する。

集団・組織

ラー神官団

トトやヘジュウルとともに、ヘリオポリスで働いているラー専属の神官たち。主にラーの身の回りの世話をしている。メンバー全員が壁画風の坊主頭の男性で描かれ、常に横顔になっている。わがままなラーや天然なトトに何かと振り回されており、トラブルによって人数が減ることもある。

場所

ヘリオポリス

ラーが住んでいる巨大な宗教都市。「太陽の都市」とも呼ばれる。トトやヘジュウル、ラー神官団の勤務先でもある。宗教施設やピラミッドの建設を繰り返しているため、たびたび経済危機に陥っている。古代エジプトの中でもっとも大きな神殿があり、その最奥にラーが鎮座している。歴代ファラオが神殿の奥に向かって増築していったため、奥に行くほど天井が低くなっており、ラーにとって窮屈な状態になっている。

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