齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定 ~やだこの生贄、人の話を聞いてくれない~

齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定 ~やだこの生贄、人の話を聞いてくれない~

ムロコウイチの代表作で、榎本快晴の小説『齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定』のコミカライズ作品。舞台は、魔王が率いる魔物によって世界中の人間が恐怖にさらされている世界。自分を生贄にしてでも、魔王をすら凌ぐ力を持つとされる草食ドラゴンに魔王討伐を願う幼い少女・レーコが、草食ドラゴンと共に魔王討伐のために奔走する姿を描いたコミカルファンタジー。草食ドラゴンは残虐な邪竜と噂されているが、実は争い事が苦手な草しか食べない小心者。一方のレーコは、草食ドラゴンのことを「邪竜レーヴェンディア」と勝手にカンちがいしているが、実は桁外れの魔力の持ち主。崇拝する草食ドラゴンのために暴走しがちなレーコと、彼女に振り回される草食ドラゴンのチグハグなやり取りが見どころとなっている。スクウェア・エニックス「月刊ガンガンJOKER」2018年2月号から2019年12月号まで連載。2022年7月から10月にかけて、テレビアニメ版『齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定』が中国のbilibiliで配信された。日本ではseason1 が2022年12月にABEMAで先行配信されたのち、2023年1月から3月にかけてTOKYO MXで放送。その後、season2が2024年10月から同じくTOKYO MXなどで放送。レーコを悠木碧、草食ドラゴンを大塚芳忠が演じている。

正式名称
齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定 ~やだこの生贄、人の話を聞いてくれない~
ふりがな
よわいごせんねんのそうしょくどらごん いわれなきじゃりゅうにんてい やだこのいけにえひとのはなしをきいてくれない
原作者
榎本 快晴
漫画
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
ファンタジー
レーベル
ガンガンコミックスJOKER(スクウェア・エニックス)
巻数
全5巻完結
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

レーコ

草食ドラゴンに魔王討伐の協力を得るための生贄として選ばれた少女。邪竜のすみかの近くにある村の村長が奴隷商人から買ったことで生贄にされたが、レーコ自身は生贄になることに不満はない。思い込みの激しい性格で、草食ドラゴンのことを「邪竜レーヴェンディア」とカンちがいして自分を食べるように何度もせまる。その後、草食ドラゴンの「魂の一部を食べた」というウソを真に受け、自分が邪竜の眷属となったと勝手に解釈。思い込みの激しさから秘めた魔力を覚醒させ、さまざまな魔法をあやつれるようになる。しかし魔力の制御は稚拙で、今は草食ドラゴンが邪竜であることを心のよりどころにして、奇跡的に安定している。だが、ひとつ間違えば制御不能となってレーコが邪竜に変貌するおそれがある。草食ドラゴンのことを崇拝しており、つねに草食ドラゴンのために行動しているが空回りすることが多い。

草食ドラゴン (そうしょくどらごん)

約5000年の時を生きている陸上型の竜。巨大な体軀で黒い鱗を持ち、周囲からは「邪竜レーヴェンディア」と呼ばれている。魔王軍の幹部で戦闘能力は魔王をすら凌ぐ力を持つと恐れられているが、実は草食で痛いことが大嫌いな穏やかな性格の持ち主。相手の強弱を見極める眼力に優れているため、できるだけ戦闘にならないように行動したり、面倒事を避けたりしながらひそかに人助けもしている。生贄のレーコが自分を食べるように何度もせまることに辟易し、希望に沿ったウソをついてレーコに納得してもらおうとするが、彼女が眷属になるという予想外の事態が起こる。その後、レーコが秘めた才能を覚醒させて強大な魔法を使えるようになったこともあり、彼女と共に魔王討伐の旅に出る。訪れた街で出会った守備隊長の女性・アリアンテからレーコの凶暴さを知り、彼女が正気を保てるように邪竜らしく振る舞う。

クレジット

原作

榎本 快晴

キャラクター原案

しゅがお

書誌情報

齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定 ~やだこの生贄、人の話を聞いてくれない~ 全5巻 スクウェア・エニックス〈ガンガンコミックスJOKER〉

第1巻

(2018-06-13発行、 978-4757557437)

第5巻

(2020-03-21発行、 978-4757565685)

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