概要・あらすじ
ある日、突然父親が家族を半年辞めるといって家を出て行ってしまった。それに続き兄も出て行き、残った母は家に愛人を連れ込む。鈴木るみ子は憤慨して家に鍵をかけて引きこもり、母を追い出して一人での生活を始める。やがてお金に困った彼女は自宅を用いてラブホテルの経営を始める。波乱の日々の中でるみこ子は奮闘する。
登場人物・キャラクター
鈴木 るみ子 (すずき るみこ)
中学2年生の13歳。父親がパリで買ってきたうさぎのぬいぐるみにうさこと名前をつけ、自分の妹として常に持ち歩いている。愛人を連れ込む母親を家から追い出し、生活費を稼ぐために自宅でラブホテルの経営を行う。ヘビースモーカー。
松田 (まつだ)
17歳の高校生。容姿端麗。父親は食品会社の社長でお金持ち。鈴木るみ子の兄・鈴木翔とは同級生で幼稚園時代から犬猿の仲。自分がるみ子の兄であることを匂わすような発言をする。バイセクシャル。
鈴木 翔 (すずき しょう)
17歳の高校生で鈴木るみ子の兄。父親が家を出て行った後、るみ子に自分が母親の浮気で出来た子供であることを告げて家を出ていく。松田とは犬猿の仲。
鈴木 文枝 (すずき ふみえ)
鈴木るみ子の母。樹真利子という名前で女優をやっている。料理は滅多にせず、たまに作るのも高級デリカをレンジで温めたもの。父親が家を出て行った後は愛人を家に連れ込んでいた。