彼岸過迄

彼岸過迄

1992年12月から1994年2月にかけて「隔月刊マガジンビーボーイ」と同人誌に掲載された作品を1冊にまとめた読み切りボーイズラブ作品集。江戸時代から現代、奇病や記憶喪失をテーマにさまざまな人間関係が描かれる。表題エピソード「彼岸過迄」を含む、4つのエピソードが収録されている。

正式名称
彼岸過迄
作者
ジャンル
少年愛/BL
 
同性愛
 
江戸時代
レーベル
ビーボーイコミックス(ビブロス)
関連商品
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概要・あらすじ

享和2(1802)年の江戸。浮世絵師の鈴呂は、陰間茶屋で働く男娼・初音をモデルに絵を描く日々を送っていた。ある日鈴呂は、初音の初恋相手の特徴と一致する男性を街で偶然発見する。しかし彼は、初音が語っていた話とはまるで違う苦しい生活をしていた。(エピソード「彼岸過迄」)

登場人物・キャラクター

主人公

エピソード「彼岸過迄」に登場する。画家。男娼街にはそぐわない清潔な雰囲気の男性。主に浮世絵を描いて生活しており、特に初音をモデルにした絵は評判が高い。頻繁に陰間茶屋に通いながらも初音とは関係を持たず、... 関連ページ:鈴呂

主人公

エピソード「ブレックファスト」に登場する。「人喰い症候群」が発症した男子高校生。古代の人喰い人種の遺伝子を受け継ぐ存在であったため背中に赤い斑点が発生し、「人を食べたい」という思いのあまり普通の食事が... 関連ページ:守谷

主人公

エピソード「指輪物語」に登場する。高校で英語教師を務める男性。以前交際していた教え子の望月朔也を今も想いながら、別の男子生徒都倉とも関係を持っている。自分の部屋で朔也と都倉、どちらが落としたかわからな... 関連ページ:先生

主人公

エピソード「Honey β」に登場する。突如記憶喪失になった青年。身体の感覚に任せて登校し、ソメイのことを自分の恋人であると認識するが、ソメイには肯定とも否定ともつかない態度をとられてしまう。ソメイに... 関連ページ:ヨシノ

エピソード「彼岸過迄」に登場する。陰間茶屋で男娼として働く少年。長い髪を1つに結い、かんざしを挿した中性的な雰囲気の人物。陰間茶屋にはもう5年ほど勤めている。元は武家の出だったが、父親が亡くなり家が没... 関連ページ:初音

初音の兄

エピソード「彼岸過迄」に登場する。初音の兄で、現在は街の用心棒をしている男性。一家が没落し初音と生き別れてからは、武家の面目も捨て職を転々としながら初音の行方を探していた。現在の自分は初音に合わせる顔がないと考えており、再会を勧める鈴呂の意見をかたくなに拒む。

麟平

エピソード「ブレックファスト」に登場する。守谷と同じ高校のバスケットボール部に所属する、後輩の男子生徒。守谷が「人喰い症候群」に発症したことを知らず家に泊まりにいきたいとねだるが、断られてなお守谷を心配し家にやってくる。守谷のそばを離れないという強い意志を見せており、何かを悟っているようにも思える。

望月 朔也

エピソード「指輪物語」に登場する。先生の教え子の男子生徒。以前先生と交際していたが、自分から振る形で別れた。現在は都倉と交際しており、彼を熱心に愛しているが、都倉の不義には感づき始めている。先生と過去に交際していたことは、都倉には秘密にしている。

都倉

エピソード「指輪物語」に登場する。先生の教え子の男子生徒。望月朔也と交際しながら先生とも関係を持っており、先生の自宅から朔也に電話をかけるほどの図太い神経を持った人物。朔也とお揃いの王冠の指輪をしており、アイルランドの慣習にちなみ指輪を逆さにはめている。

エピソード「Honey β」に登場する。ヨシノの友人とも恋人ともつかない青年。口元にほくろがあるのが特徴。記憶喪失になったヨシノに「頭では忘れていても、体が憶えているはず」と語りかけ「自分たちは恋人で... 関連ページ:ソメイ

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