ハレルヤオーバードライブ!

ハレルヤオーバードライブ!

高田康太郎の代表作で、初の長期連載作品。舞台は軽音楽部が禁止された中高一貫の私立明狼学院で、バンドマンを目指す朝桜小雨が空次ハルと出会い、彼女が所属する金属理化学研究部(通称「メタりか」)のメンバーとなり、音楽と真摯に向き合ったり、恋愛模様を繰り広げたりする青春ラブストーリー。王道のボーイ・ミーツ・ガールで、主人公の小雨とヒロインのハルのバンド活動を中心にストーリーが展開され、小雨が所属する「ティアドライブ」をはじめとしたさまざまな高校生バンドが登場する。小学館「ゲッサン」2009年6月号別冊付録に前日譚『メタりか! Track:00 Heartbeat.』が掲載されたのち、『ハレルヤオーバードライブ!』にタイトルを改め、小学館「ゲッサン」2009年7月号から2015年10月号にかけて連載の作品。また「ゲッサン」2015年11月号には、本作の後日談にあたる番外編が『Bonus Track』として掲載されている。

正式名称
ハレルヤオーバードライブ!
ふりがな
はれるやおーばーどらいぶ
作者
ジャンル
バンド
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

朝桜 小雨 (あさくら こさめ)

明狼学院高等部に入学した男子。中学卒業時に好きな女の子に曲を送って告白するが、彼女はバンドマンに思いを寄せていたためにフラれた過去を持つ。その経験から高校ではかっこいいバンドマンとなり、彼女を見返そうと軽音楽部への入部を希望している。しかし高校には軽音楽部がないことを知り、絶望しているところで空次ハルと出会う。ハルが所属する金属理化学研究部(通称「メタりか」)はひそかに公開実験と称してバンド活動をしていた。その音楽はまさにヘビーメタルで、その演奏に感動した朝桜小雨はメタりかに入部を決意。また、ハルの楽しそうにドラムを叩く姿に、あこがれとともに恋心を抱くようになる。当初、ギターもボーカルも素人レベルだったが、人を惹きつける不思議なボーカルの才能を発揮するようになる。自らのバンド「ティアドライブ」ではボーカル&ギターを担当している。

空次 ハル (うつぎ はる)

明狼学院高等部に通う3年生の女子。金属理化学研究部の副部長を務めている。小柄で子供っぽい容姿のため、朝桜小雨からは中学生と間違われた。アニメ声優のようなかわいらしい声の持ち主で、少年のような口調で話す。空次ハル自身が命名した「メタルリカちゃん」をはじめとするバンドではドラムスを担当しており、ライブでは空を飛ぶように楽しそうに演奏していると、小雨から評されている。ドラムテクニックの高さは、プロのミュージシャンや業界人にも一目置かれるほど力強い。小雨の才能をいち早く見抜き、客席から小雨の歌を聴いてみたいと伝えて彼に勇気を与えた。

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