概要・あらすじ
内向的で、無愛想で通っている美大生諏訪聖子は、木々の絵ばかり描いている。ある日、喫茶店で突然生沢亮に声をかけられる。年下でロックバンドに精を出す生沢亮と、クラシックが趣味の諏訪聖子は、世界が違いすぎるとためらうが、一緒に過ごす時間が次第に楽しく感じられるようになる。
登場人物・キャラクター
諏訪 聖子 (すわ しょうこ)
ロングヘアの女性。武蔵野芸術大学の2年生で絵画を学んでいる。人と騒ぐのが苦手で、同級生達とは距離を置いている。大学では木々の絵ばかり描いている。突然現れた2歳年下の生沢亮から告白される。趣味が違い過ぎると最初は無愛想だったが、戸惑いながらも一緒に過ごす時間が多くなる。
生沢 亮 (いくさわ りょう)
クシャクシャの髪をした男子。高校2年生。屈託がなく人付き合いも良い明るい性格。友人達とロックバンドを組み、女子のからもよく声をかけられている。喫茶店で諏訪聖子の目の前に突然現れて告白し、半ば強引に彼女を連れ出す。
石黒 (いしぐろ)
武蔵野芸術大学の男子学生で諏訪聖子の友人。女子の人気が高い。諏訪聖子に自分の描く絵のモデルになってほしいと頼む。
武岐 (むき)
眼鏡をかけた男子高校生。いつも煙草を咥えている。生沢亮のクラスメイトで、一緒にロックバンドを組んでいる。