概要・あらすじ
異世界グラン・ロロでの戦いから2年。馬神弾はバトルスピリッツの後進育成に励みつつも、物足りない日々を過ごしていた。ある日、かつて共に戦った仲間である紫乃宮まゐが現れ、魔族から未来の地球の人間を救うために来て欲しいと頼まれる。
熱い戦いを求めて、馬神弾は紫乃宮まゐと共に未来の地球へと降り立つ。そこには、かつての仲間、クラッキー・レイの姿もあった。
登場人物・キャラクター
馬神 弾 (ばしん だん)
カードゲーム・バトルスピリッツにおいては殿堂入りを果たし、大会へは参加できなくなったが初心者の指導などを行っていた。グラン・ロロでの激闘が忘れられず、強敵との戦いを渇望している。このため、紫乃宮まゐの要請に答え、未来の地球での新たな戦いに進んで身を投じる。 6色のカードと新たなカードブレイヴを使いこなす。
紫乃宮 まゐ (しのみや まい)
馬神弾よりも先に現代から未来の地球へと召喚され、彼を新たな戦いへ誘う。人類軍の飛行艇・麗しのソフィア号ではオペレーターを担当し、馬神弾らを支える。紫と赤のカードを使う。 後に、麗しのソフィア号を離れ、魔族・バローネと行動を共にする。
硯 秀斗 (すずり ひでと)
馬神弾らと同様、現代から未来の地球へと召喚された。前線には出ず、単独で各地を廻り12宮Xレアの探索を行っている。
ゾルダー・グレイヴ (ぞるだーぐれいゔ)
元人類軍の長官で、現在は魔族に対抗するためのカードバトラーの養成にあたっている青年。カードバトラーとしての腕に加え、戦闘力も極めて高い。馬神弾らの召喚を決定した人物。
クラッキー・レイ (くらっきーれい)
現代から未来の地球へと召喚され、人類軍の飛行艇・麗しのソフィア号の艦長として活躍する。主に後方から馬神弾らを見守り、支える。
月光のバローネ (げっこうのばろーね)
ローマを支配する魔族の少年。カードバトラーとしての腕で彼に敵うものはおらず、強敵との戦いを渇望する。同じ境遇の馬神弾と出会い、ライバルとしてお互いを認め合う。
ギルファム
魔光殿で魔族を統べる女王。人間を憎悪しており、救世主として現れた馬神弾を捕えるよう全魔族に命令する。
ユース・グリンホルン (ゆーすぐりんほるん)
未来の地球の人間で、人類軍の飛行艇・麗しのソフィア号の操舵手。馬神弾に対しては反抗的だが、魔族により両親を失っており、魔族が出現するきっかけとなった「異界王事件」の当事者が馬神弾であるため。 まだまだ半人前だが、麗しのソフィア号での旅の中で少しずつ成長していく。
兵藤 剣蔵 (ひょうどう けんぞう)
馬神弾らと同様、現代から未来の地球へと召喚された。前線には出ず、人類軍の研究施設において地球滅亡を回避するための研究を続けている。同施設のドクター・ステラにいつもからかわれている。
魔族 (まぞく)
『バトルスピリッツ ブレイヴ』に登場する人とは異なる種族。地球と異世界グラン・ロロを融合させようとした異界王事件が阻止された後、地球に取り残されたグラン・ロロの住人たちの子孫。 未来の地球において、バトルスピリッツによりその領土を拡大し、人間以上の勢力を持つに至る。
暗闇のザジ (くらやみのざじ)
スロバキアを支配する魔族の少年。常に仮面で顔を隠しており、とらえどころのない性格でその本性を人には見せない。
その他キーワード
バトルスピリッツ
『バトルスピリッツ ブレイヴ』に登場する玩具。世界大会が開催されるほどの人気を誇るトレーディングカードゲーム。未来の地球においては、バトスピの勝者が敗者を従えることができる。手札を引き、コアと呼ばれるエネルギーを使ってカードに描かれたモンスターを召喚し、スピリット同士を戦わせる。 スピリットはカードバトラーを守る役目も負っており、自陣のスピリットがいない状態で攻撃されるとライフを奪われ、これがなくなると敗北となる。 カードには赤、白、紫、緑、黄色、青の属性があり、それぞれの特徴と得手不得手の関係が存在する。本作から新しい要素として、他のスピリットと融合することで強力な特殊能力を発揮する「ブレイヴ」が追加された。