概要・あらすじ
吉川久美子は、東京国際空港、通称「ビッグウイング」の案内カウンターで働く、明るく元気な新人職員。お節介焼きで間が抜けているためにトラブルメーカーとして有名な久美子だったが、彼女の困っている人を放っておけない性格は多くの人を惹きつけていく。最初こそキャビンアテンダントを目指していた久美子は、やがて受付としての仕事に誇りを持っていくようになる。
今日も久美子はお客様のために奮闘していくのだった。
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登場人物・キャラクター
吉川 久美子 (よしかわ くみこ)
東京国際空港旅客ターミナルで働く新人の案内係。元々はキャビンアテンダント志望で航空会社スカイジャパンの面接を受けるも、落ちて現在の職場に就職する。乗客に愛を配ることをモットーとしており、常に笑顔で元気だが、困っている人を放っておけない性格であるため、自分の職務を超えてサービスをすることが多く、お節介焼き。 更には少し抜けたところもある。しかし、その明るい性格や他人思いなところから多くの人に慕われており、彼女のファンを自称する者も多い。
江頭 主任 (えがしら しゅにん)
吉川久美子の上司である女性。お節介焼きであり、しばしば自分の仕事を忘れてしまう久美子を厳しく指導している。しかし、全ての乗客に同等のサービスを提供するという、彼女なりの真心を持っており、久美子のことも認めている。
磯部 (いそべ)
航空会社スカイジャパンの社長。吉川久美子のことを非常に高く評価しており、彼女の最終面接に居合わせなかったため、久美子を採用し損ねてしまったことを後悔している。その後も久美子を自社に迎えようと画策している。
花山 (はなやま)
航空会社スカイジャパンの常務。吉川久美子を最終面接で落としてしまった張本人。久美子のことは、ただのお節介焼きで騒がしいだけの小娘と思い込んでいる。
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集団・組織
スカイジャパン
『ビッグウイング』に登場する企業。磯部が社長を務める、吉川久美子がキャビンアテンダントになるべく面接を受けた航空会社。最終面接時に磯部が不在であったため、久美子を落としてしまう。
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場所
ビッグウィング
ショッピングや食事など様々なテナントが入っており、毎日15万人もの人々が利用する東京国際空港の旅客ターミナルであり、吉川久美子の勤め先。彼女が担当するツアーデスクでは、施設の案内から鉄道のチケットの予約まで様々なサービスを提供している。羽田空港の旅客ターミナルの名称「ビッグバード」をモデルにしていると思われる。
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書誌情報
ビッグウイング 15巻 小学館〈ビッグコミックス〉
第8巻
(2002-09-01発行、978-4091855480)
第9巻
(2003-02-01発行、978-4091855497)
第10巻
(2003-07-01発行、978-4091855503)
第11巻
(2003-11-01発行、978-4091871213)
第12巻
(2004-05-01発行、978-4091871220)
第13巻
(2004-10-01発行、978-4091871237)
第14巻
(2005-01-01発行、978-4091871244)
第15巻
(2005-04-01発行、978-4091871251)
ビッグウイング : 東京国際空港物語 18巻 小学館〈ビッグコミックス〉
第16巻
(2005-07-01発行、978-4091871268)
第17巻
(2005-09-01発行、978-4091871275)
第18巻
(2005-11-01発行、978-4091871282)
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