フリテンくん

フリテンくん

多数の4コマギャグ漫画を執筆する植田まさしの代表作の一つ。マージャンといたずらが大好きな会社員・フリテンや、スポーツ好きの山田をはじめ、さまざまな登場人物たちが騒動を巻き起こすナンセンス4コマ漫画。「90%笑える人は正常。30%しか笑えない人は異常。100%笑える人もまた異常。」をコンセプトに、基本的にナンセンスネタが多いが、時折反社会的なネタやお色気シーンも出てくる。また、競馬や麻雀などのギャンブルを中心に、野球やボクシング、相撲などのスポーツネタが多く盛り込まれているのも特徴となっている。竹書房「漫画ギャンブルパンチ」や「月刊近代麻雀」臨時創刊号などで1979年から連載の作品。1982年5月に第28回「文藝春秋漫画賞」を獲得した。1981年4月に劇場版アニメ化。フリテンを近田春夫が演じている。1990年にポニーキャニオンからオリジナルビデオアニメ化。フリテンをシャインズの杉村太郎が演じている。

正式名称
フリテンくん
ふりがな
ふりてんくん
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

フリテン

会社員の青年。歯医者の入口にラジオを仕掛けたり、意図的に誤った情報を流して、引っかかった人を遠巻きに眺めていたりと、筋金入りのイタズラ好き。麻雀や競馬をはじめとするギャンブルを好んでおり、麻雀では手品の本を参考にしたイカサマを駆使してなりふり構わず勝利を目指している。また、周囲の人々が上司の悪口を言い合う様子をひそかに録音して、それをネタに自分が有利になるように働きかけるなど、悪知恵にも長けている。

山田 (やまだ)

フリテンと同じ会社に勤務する男性。フリテンの上司にあたる。イケメンではないが女性から人気があり、首筋にキスマークがついていたこともあり、からかい半分で「プレイボーイ」と呼ばれている。スポーツが大好きで、野球やボクシング、ラグビーなど、さまざまな競技を自らプレイして楽しんでいる。野球では主にキャッチャーを務めている。走塁中に守備の選手を威圧してタッチを回避するなど、姑息な一面が目立つ。また、ボクシングの試合の際は、相手に自分のグローブを嚙まれてしまい、それを跳ねのけようと相手の顔を押さえつけて反則を取られたこともある。

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